理想のM【自分語りと分類分け】
理想のMがどこを探してもいない
と幼い私は思ったことがある。
有識者の分類理論がある。
私はこの有識者の言う崇拝型のSMには強いあこがれがあった。
いわゆる、一般的にSMから来る方がイメージするような世界観のD/sかと思われます。
ボトムは三つ指ついて、トップに意見をせず、ただ主の言うことだけを聞く。
そんな感じのカッチリした主従関係をイメージしていただければ。
主が死ねと言ったら死ぬのか、という古典的な問いがある。
主が死ねと言ったら死ぬのなんて当たり前すぎるのに、何を今更議論しているんだろう?
と思っていたほどだ(ああ幼い幼い)。
そうして色んなMさんと出会ってお話ししたりプレイしたり深い関係を築いてみたりしたが
理想のMさんはいなかったし、理想に近いMさんもいなかった。
それは、S側に魅力がなかったからと断言できる(今だからね)。
ただ、幼い私は何をトチ狂ったのか こう思ってしまった。
理想のMがいないなら、
私こそが理想のMになればいい(錯乱)。
そして実行に移した。
そして、うまくいったし、うまくいかなかった。
この辺の話は長くなるので、省略するが(おい)
この経験は私のSMライフにおいて大きな財産となり、今の私を作っている。
中には、尊敬型と崇拝型そのものを行き来できる人もいる。
相手によって、縁側にも神殿にもなれる人。
有識者のこの発言は、きっとこう言うことを言っているわけではないのだろうが、私はこのSとM以外でも結構 いろんなところを行き来してきた(行き来した経験があるだけで出来るという意味ではない)。
そのため、いざ自分を分類に当てはめようとすると、
「出来る自分」と「なりたい自分」と「他者からの自分」がこんがらがり、「本当の自分」がわからなくなる。
でも、今この答えがわかってしまったら、人生の迷路を愉しめなくなるのでもう少しだけ、迷路を味わってみようと思う。
過去語りゆえ、あまり結論らしいことが書けず、着地が少し不格好になってはしまったが、皆様のSMライフに少しでも参考になれば幸いだ。
余談であるがボトムとして活動していた中で
なぜか「元ご主人様で、Mかもしれないと気付いた」っていう自己紹介文を使っている時が一番S女性から興味をもってもらえた気がする。
M男性の皆様、参考にしてもらってもいいですよ(おい)
