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䜏宅ロヌンの事前審査に萜ちた。もう家は買えない珟圹䞍動産営業マンが「次の銀行」を探すたで


「䜏宅ロヌンの事前審査、ダメでした」

この結果を聞くず、「自分は䜏宅ロヌンを組めないんだ」「もう家を買うのは難しいのかな」ず思っおしたう人もいるず思いたす。

でも実際の珟堎では、䞀぀の銀行から「吊決」ずいう回答が来おも、それだけで䜏宅賌入を終わらせるこずはありたせん。

だからずいっお、「じゃあ次の銀行に出しおみたしょう」ず、手圓たり次第に審査を出すわけでもありたせん。

私がたずやるのは、萜ちた銀行に連絡するこずです。

なぜこの結果になったのか。

そこをできる限り確認しおから、次の銀行を考えたす。

そもそも、最初の銀行はどうやっお遞んでいるのか

䜏宅ロヌンの盞談を受けたずき、たず確認するのは䞖垯幎収です。

幎収が分からなければ、どのくらいの借入額を怜蚎できそうなのか、倧枠すら䜜れないからです。

察面であれば、お客様カヌドに幎収や勀務先、幎霢などを曞いおいただきたす。ご倫婊で賌入する堎合は、それぞれの勀務状況や雇甚圢態も確認したす。

そのほか、自動車ロヌンやショッピングロヌンなど、珟圚ほかに借入があるか。あるなら月々いくら返枈しおいるか、ずいったこずも確認したす。

最初から䜕十項目も现かく聞くわけではありたせん。このくらいの情報から、たず䜏宅ロヌンの審査で倧きな懞念がありそうかを芋おいたす。

特に問題がなさそうであれば、ネットから申蟌みができ、比范的早く回答が出る金融機関で事前審査を進めるこずがありたす。

ここでの目的は、その銀行を最終的に䜿うず決めるこずではありたせん。

たず䜏宅ロヌンの承認を䞀぀取っお、物件を「賌入できる状態」に早く持っおいくためです。

気になる物件が芋぀かっおから事前審査を始めるず、その数日の間に別の人から申蟌みが入っおしたうこずがありたす。だから私は、家が決たる前から事前審査を勧めるこずがありたす。

䞀方で、最初から䜏宅ロヌン䞊の懞念が芋えおいる堎合は話が倉わりたす。

個人事業䞻だったり、勀続幎数が短かったり、氞䜏暩がなかったり。

こうした条件が分かっおいるのに、「回答が早いから」ずいう理由だけで銀行を遞んでもあたり意味がありたせん。

その堎合は最初から、その条件でも取り組める可胜性がある金融機関を探したす。

䜏宅ロヌンは、誰に察しおも同じ銀行ぞ出せばいいわけではありたせん。

問題がなさそうなのに「吊決」。ここからが倧事

䞖垯幎収も問題なさそう。勀続幎数も短くない。聞いおいる範囲では倧きな借入もない。

それなのに、事前審査が吊決になるこずがありたす。

こういうずき、すぐに別の銀行ぞ審査を出すこずはしたせん。

たず、審査をした金融機関の担圓者ぞ連絡したす。

「個信ですか」

「過去の支払いの遅れですか」

「ほかに借入がありたした」

「ご䞻人ず奥様、どちらかに原因がありそうですか」

かなり具䜓的に聞きたす。

もちろん、金融機関が審査の吊決理由をすべお教えおくれるわけではありたせん。個人信甚情報に関わるこずでもあり、明確な回答をもらえないこずもありたす。

担圓者によっおは、かなりやんわりずした回答になるこずもありたす。

それでも䌚話を続けおいるず、原因を考えるヒントが出おくるこずがありたす。

䟋えば、

「うちでは難しいですが、この条件なら別の金融機関では盞談できるかもしれたせん」

ずいう話が出るこずもありたす。

こちらからするず、それも倧きなヒントです。その金融機関なら取り組める可胜性があるずいうこずは、今回ネックになっおいるのはこの蟺りかもしれない、ずある皋床逆算できるこずがあるからです。

銀行から答えを教えおもらうずいうより、銀行ずの䌚話から原因の候補を少しず぀絞っおいく。

実際には、そんな䜜業をしおいたす。

「借入はありたせん」ず聞いおいおも、埌から出おくるこずがある

銀行ぞのヒアリングで、個人信甚情報や既存借入の可胜性が芋えおきたら、お客様にももう䞀床確認したす。

初察面のお客様に、いきなり過去の支払い状況たで现かく聞くのは難しいものです。

そしお、お客様自身が「借入」ず認識しおいないケヌスもありたす。

䟋えば、リボ払い、キャッシング、医療ロヌン。

最初は「借入はありたせん」ず聞いおいおも、具䜓的に確認しおいくず、こうした支払いが出おくるこずがありたす。

䜕かを隠しおいたずいうより、本人の䞭では䜏宅ロヌン審査に関係する「借入」ずいう認識がなかった、ずいうこずもありたす。

だから私は、最初から疑うように现かく聞くのではなく、審査結果ず銀行からの話を芋ながら、必芁なずころをもう䞀段深く確認しおいきたす。

原因が芋えおも、すぐ次の審査には出さない

ある皋床、吊決になった原因の候補が芋えおきた。

ここでようやく次の銀行を考えたす。

ただ、それでもいきなり審査を出すわけではありたせん。先に金融機関ぞ盞談したす。

䟋えば、

「別の銀行では、既存借入が理由ず思われる圢で吊決になっおいたす。珟圚の借入がこれくらいで、幎収がこれくらいです。この条件でも埡行では取り組める可胜性がありたすか」

ずいった圢です。

そこで「この条件なら怜蚎できたす」ずなれば、事前審査を進める。

反察に、「その条件だずうちでも難しいです」ずいうこずであれば、わざわざ審査を出す必芁はありたせん。

䜏宅ロヌンを扱っおいる金融機関はたくさんありたす。郜垂銀行、地方銀行、ネット銀行、信甚金庫など、それぞれ商品も違えば、審査の芋方や取り扱える条件も同じではありたせん。

だから倧切なのは、

審査を出す銀行を増やすこずではなく、審査に出す前に銀行を絞るこず。

私はこの順番で考えおいたす。

「かなり厳しい」ず思った䜏宅ロヌンが通ったこずは、䞀床や二床ではない

これたで䜏宅ロヌンの盞談を受けおきお、正盎、最初に条件を聞いたずきに「これはかなり難しいな」ず思ったこずは䜕床もありたす。

それでも、その条件だけで「無理です」ずは決めず、取り組める可胜性のある金融機関がないかを探しおきたした。

䟋えば、個人事業䞻のお客様。

所埗は玄500䞇円、売䞊は玄1,000䞇円。さらに月5䞇円ほどの自動車ロヌンがあり、垌望しおいた䜏宅ロヌンは所埗に察しお玄14倍でした。

数字だけを芋れば、かなり厳しい条件です。

簡単に進んだ案件ではありたせんでしたが、金融機関ぞの確認を重ね、最終的には垌望額で承認になりたした。

ほかにもありたす。

個人信甚情報に「異動」の情報が耇数登録されおいたお客様。

氞䜏暩を申請しおいる途䞭だった倖囜籍のお客様。

ご倫婊ずもに氞䜏暩を持っおいなかったお客様。

同性パヌトナヌのお二人で、䞀方は垰化しお日本囜籍を取埗しおいたしたが、もう䞀方は氞䜏暩を持っおいなかったケヌス。

どれも、最初からすんなり䜏宅ロヌンを組めたわけではありたせん。

金融機関ぞ盞談しお、「この条件では取り扱えたせん」ず蚀われたこずも䜕床もありたす。

それでも、信甚金庫、地方銀行、ネット銀行など、それぞれに条件を䌝えお確認しおいくず、取り組める可胜性のある金融機関が芋぀かるこずがありたす。

そしお最終的に䜏宅ロヌンを組めたケヌスを、実際に䜕床も経隓しおきたした。

もちろん、ここに曞いた事䟋ず同じ条件なら䜏宅ロヌンが通る、ずいう意味ではありたせん。

同じ「個人事業䞻」でも、所埗、売䞊、事業幎数、既存借入などは違いたす。

同じ「氞䜏暩なし」でも、圚留資栌や配偶者の状況、自己資金などによっお条件は倉わりたす。

個人信甚情報に぀いおも、登録されおいる内容や時期は人によっお違いたす。

だから、

「個人事業䞻だから無理」

「氞䜏暩がないから無理」

「䞀床吊決されたから無理」

ず、条件を䞀぀芋ただけで結論を出すこずはしたくありたせん。

その人の状況を敎理しお、その条件でも盞談できる金融機関がないかを䞀぀ず぀確認する。

かなり地道で、時間のかかる䜜業です。

それでも、䞀぀の銀行の答えだけで䜏宅賌入を諊めおしたう前に、確認しおみる䟡倀はあるず思っおいたす。

もちろん、探せば必ず通るわけではない

ここは誀解しおほしくありたせん。

金融機関をたくさん知っおいれば、どんな人でも䜏宅ロヌンを通せるわけではありたせん。

珟時点では、取り組める金融機関がかなり限られる条件もありたす。

信甚情報の内容によっおは、今すぐ別の金融機関ぞ申し蟌むより、たず状況を確認した方がいいこずもありたす。既存借入を敎理した方がいいケヌスもあれば、時間を眮いた方がいいケヌスもありたす。

だから、

「䜏宅ロヌンに萜ちおも絶察倧䞈倫」

ずは蚀えたせん。

でも、

「䞀぀萜ちたから、もう無理」でもありたせん。

ここは分けお考えおほしいず思っおいたす。

「䜏宅ロヌンは難しい」ず蚀われたら、別の䞍動産䌚瀟に盞談しおもいい

もう䞀぀、家を買う偎の人に知っおおいおほしいこずがありたす。

䜏宅ロヌンで提案される銀行は、担圓する営業マンによっお違いたす。

䜏宅ロヌンの商品や条件は垞に倉わっおいたすし、金融機関によっお審査の芋方や取り扱える条件も違いたす。

普段からどのくらい銀行の担圓者ずやり取りをしおいるか。これたでどんな䜏宅ロヌンの盞談を経隓しおきたか。難しい案件で、どこたで金融機関を探したこずがあるか。

そうした経隓によっお、営業マンの頭の䞭にある「次に盞談する銀行」は倉わりたす。

䞀般的によく䜿われる金融機関ぞ確認しお難しければ、そこで「䜏宅ロヌンは厳しいですね」ず刀断する営業マンもいるず思いたす。

それが間違っおいるずいう話ではありたせん。本圓に難しいケヌスもありたす。

ただ、その営業マンが知らない金融機関や、普段あたり取匕をしおいない金融機関なら盞談できる可胜性が残っおいるこずもありたす。

だから、もし䞀぀の䞍動産䌚瀟で、

「この条件では䜏宅ロヌンは難しいず思いたす」

ず蚀われたずしおも、それだけで家を買うこずたで諊める必芁はありたせん。

別の䞍動産䌚瀟や、䜏宅ロヌンに詳しい担圓者ぞもう䞀床盞談しおみる。

それも䞀぀の方法です。

もちろん、盞談先を倉えれば必ず承認になるわけではありたせん。

それでも、「䞀぀の銀行の吊決」ず同じように、䞀人の営業マンの芋立おだけを䜏宅賌入党䜓の結論にする必芁もないず私は思っおいたす。

銀行遞びは「人」だけで決たらない

䜏宅ロヌンは、借りる人の幎収や勀務先だけを芋おいるわけではありたせん。

賌入する物件によっおも、䜿える金融機関が倉わるこずがありたす。

物件の条件によっおは取り扱いができない金融機関もありたす。

反察に、ZEHや長期優良䜏宅など、䞀定の䜏宅性胜を満たすこずで、商品によっおは金利優遇を受けられるこずもありたす。

さらに、䜏宅ロヌンの商品や金利もずっず同じではありたせん。融資を実行する月によっお金利が倉わるこずもありたすし、期間限定のキャンペヌンが行われるこずもありたす。

私は普段から金融機関の担圓者ずやり取りをしおいたすが、䜏宅ロヌンの情報は垞に動いおいたす。

半幎前に条件が良かった銀行が、今も䞀番いいずは限りたせん。

だから銀行を考えるずきは、

その人に合うか。
その物件に䜿えるか。
実際に借りる時期の条件はどうか。

この3぀を芋おいたす。

最初に承認になった銀行を、そのたた䜿うずは限らない

最初の事前審査で承認になったからずいっお、必ずその銀行で䜏宅ロヌンを組むわけではありたせん。

最初の事前審査は、たず「賌入できる状態」を䜜るために利甚しおいるこずもあるからです。

物件が決たったら、そのお客様が利甚できる金融機関を改めお比范したす。

私がたず芋るのは金利です。

䜏宅ロヌンは数千䞇円を長期間借りるものなので、金利差は無芖できたせん。

そのうえで金利が同皋床なら、団信の保障内容を比范したす。

ほかにも、ペアロヌンを䜿いたい、倫婊どちらかの保障を厚くしたい、倉動ず固定を組み合わせたい、長い期間で借りたい、ずいった垌望によっお遞ぶ銀行は倉わりたす。

絊䞎振蟌口座の倉曎による優遇や、繰䞊返枈時の手数料なども比范材料になりたす。

぀たり、「金利が䜎い銀行を探す」こず自䜓は間違っおいたせん。

ただ、その前に「自分の条件で利甚できる銀行はどこなのか」を考える必芁がありたす。

利甚できる金融機関を絞ったうえで、金利、団信、借り方などを比范する。

この順番です。

䞀぀の「吊決」を、家を買えないずいう答えにしないでほしい

䜏宅ロヌンの事前審査に萜ちるず、䞍安になるず思いたす。

特に、理由が分からないたた「吊決」ずだけ蚀われれば、「自分には䜏宅ロヌンは無理なんだ」ず思っおしたうかもしれたせん。

でも、珟堎ではそこで終わりではありたせん。

なぜ吊決になったのか。

銀行から聞ける範囲で原因を探す。

必芁ならお客様にも、もう䞀床詳しく話を聞く。

その条件なら、どの金融機関で取り組める可胜性があるのかを探す。

そしお、審査に出す前に金融機関ぞ盞談する。

䞀぀ず぀やっおいきたす。

それでも難しいこずはありたす。探せば必ず通るずも蚀えたせん。

でも、他の䞍動産䌚瀟や金融機関で「䜏宅ロヌンは難しい」ず蚀われたずしおも、その䞀蚀だけで家を買うこずたで諊めおほしくありたせん。

銀行を倉えおみる。

盞談する営業マンを倉えおみる。

それでもう䞀床、可胜性がないか確認しおみる。

䜏宅ロヌンに萜ちたら、次の銀行を探す前に、たず「なぜだったのか」を探す。

䞀぀の銀行の「吊決」も、䞀人の営業マンの「難しい」も、䜏宅賌入そのものの答えずは限りたせん。

そこから次の遞択肢が芋えおくるこずがありたす。

いいなず思ったら応揎しよう