🏕️フェスに出店するだけだったのに~売る前に自分たちで欲しがる物販ブース、開店します~
しれです👧
今回はフェスのお話しなので、
『フェス最高ー‼️』な気分になって読んでね🎸

「ピック作ろう」から、すべてがおかしくなった
ことの始まりは、ほんの小さな話だった。
👧「フェスに出るならさ、記念のギターピックとか作ったら面白くない?」
😸「いいにゃ!」
🐻❄️「いいね」
ここまではよかった。
非常に平和だった。
ギターピックである。
小さい。
薄い。
場所も取らない。
話も広がらないはずだった。
ところが翌日。
😸「しれ姉さん」
👧「なに?」
😸「ピック、キーホルダーにしたにゃ」
👧「おお、いいじゃん」
🐻❄️「あとタンブラー」
👧「……あと?」
😸「コースター」
🐻❄️「スマホストラップ」
😸「ホログラムステッカー」
🐻❄️「PVCフィギュア」
😸「トートバッグ」
👧「待て待て待て待て。」

昨日まで、
ピック1枚だったよね?
🎸第一の事件「ピックが増殖しました」
テーブルの上を見る。
ピック。
ピック。
ピック。
キーホルダーになったピック。
違うデザインのピック。
飾られているピック。
😸「選べるにゃ✨」
👧「増えすぎだろ。」
🐻❄️「選択肢は大切です」
👧「急に通販会社の人みたいになるな。」




ここで今回の始まりになった「フェスのおみやげ」の流れを見せる。
🥤第二の事件「タンブラーが魔法を使い始める」
🐻❄️「これは普通のタンブラーではありません」
👧「もう嫌な予感しかしない。」
冷たい飲み物を入れる。
すると――
✨✨✨
ロゴと波紋が、
ぶわぁぁぁぁん。
😸「出たにゃーーー!!」
🐻❄️「おおー」

👧「待って。なんで飲み物入れただけでフェス始まるの。」
😸「もう一回やるにゃ!」
👧「飲みなさい。」
😸「見るにゃ!」
👧「飲むの!」
😸「見るにゃ!」
👧「水分補給をエンタメにするな。」

💿第三の事件「コースターなのに誰もコップを置かない」
次に出てきたのは、
レコード型アクリルコースター。
ゴールド。
パープル。
ブルー。

👧「これはいいね。飲み物置こう」
😸「ダメにゃ!!」
👧「コースターだよ?」
🐻❄️「傷つく」
👧「コースターだよ??」
😸「飾るにゃ」
🐻❄️「眺める」
😸「光に透かすにゃ」
👧「誰かコップ置いてよ💦」
こうして我が店では、
コースターを守るために別のコースターが必要になりました。
本末転倒部門、優勝。

レコード型アクリルコースター3種
🧸第四の事件「本人が本人を販売しています」
そして問題の商品が現れた。

ミニPVCフィギュアチャーム。
しれネコ。
しろくま。
しれ姉さん。
👧「かわいい!」
😸「…………」
しれネコがフィギュアを見る。
フィギュアもしれネコを見る。
😸「…………。」
👧「どうした?」
😸「しれより、しれっぽいにゃ。」
👧「哲学始めたの💦」
🐻❄️「ぼくもいる」
🐻❄️本体。
🐻❄️フィギュア。
🐻❄️「…………。」
👧「しろくままで考え込まないでー。」
😸「これ売ったら、しれネコは何%もらえるにゃ?」
👧「肖像権を主張し始めた!!」

📱第五の事件「スマホよりストラップが重装備」
続いてスマホストラップ。
オレンジ。
水色。
パープル。
3人をイメージしたビーズに、小さなピック。
👧「これは普通にかわいい」
😸「スマホにつけるにゃ!」
装着。
さらにチャーム。
さらにパス。
さらにピック。
さらにフィギュア。
👧「待て。」
🐻❄️「まだ付く」
👧「付けるな。」
最終的に、
スマホ本体より付属品の方が大きくなった。
😸「完璧にゃ✨」
👧「電話どこ。」
😸「…………」
🐻❄️「たぶん中」
👧「発掘しないと電話できないスマホ作るな。」

🪩第六の事件「ステッカーが光りすぎる」
ホログラムステッカー。
フェス照明が当たると――
ギラッ!!
😸「うおおおおお!」
角度を変える。
ギラッ!!
🐻❄️「おおおおお」
また変える。
ギラッ!!
👧「二人とも商品紹介して。」
ギラッ!!
😸「今忙しいにゃ!」
👧「何に!?」
ギラッ!!
🐻❄️「虹を探してる」
👧「仕事しなさい💦」

👜そして、トートバッグが来た
ここで私は気づいた。

👧「あれ?」
😸「にゃ?」
👧「これ全部どうやって持って帰るの?」
沈黙。
😸「…………。」
🐻❄️「…………。」
翌日。
トートバッグが完成していた。
👧「解決方法が商品開発なのよ。」
😸「YORIMICHI TOUR 2026にゃ✨」
👧「しかもツアー始まってる。」
🐻❄️「2026」
👧「そこは見れば分かる。」

そして当日。
ここまで作った。
店も作った。
看板も作った。
商品も並べた。
完璧である。
たぶん。

電球が灯る。
フェスの音が聞こえる。
商品がキラキラ並んでいる。
しれ姉さん、しれネコ、しろくま。
三人で店頭へ。
👧「よし!」
🐻❄️「いよいよですね」
😸「開店にゃーーー!!」
…………。
3秒後。
😸「しれ姉さん」
👧「なに?」
😸「タンブラー欲しいにゃ。」
👧「店員。」
🐻❄️「ぼくコースター」
👧「店員。」
😸「フィギュアも」
👧「店員!!」
🐻❄️「トートも」
👧「君たち客になってる場合じゃないぞ!!」
しばらくして。
🐻❄️「しれ姉さん」
👧「今度は何。」
🐻❄️「売れました」
👧「えっ!!」
ついに!!
記念すべき第一号!!
👧「誰!?」
🐻❄️「ぼく」

👧「…………。」
😸「しれネコも買ったにゃ」
👧「…………。」
😸「売上2件にゃ✨」
👧「身内しか買ってなーい!!」
それでも。
夕方になるころには、
タンブラーを持って歩く人。
バッグにチャームをつけた人。
キラキラ光るステッカーを見せ合う人。
コースターを選ぶ人。
少しずつ、
YORIMICHI CLUBのグッズが会場へ散らばっていった。
👧「なんか……いいね。」
😸「にゃ。」
🐻❄️「今日が終わっても、持って帰れるね」
ほんの少しだけ、
三人で黙って眺めた。
音楽は終わる。
フェスも終わる。
だけど、
今日笑ったことまで終わるわけじゃない。
バッグについた小さなチャーム。
家で使うタンブラー。
机の上のコースター。
そんなものを見るたび、
「あの日、楽しかったな」
って思い出せたらいい。
👧「……作ってよかったね。」
😸「にゃ。」
🐻❄️「うん。」
ちょっとだけ、いい空気になった。
そのとき。
😸「しれ姉さん。」
👧「ん?」
😸「重大な問題に気づいたにゃ。」
👧「なに?」
😸「…………。」
「しれネコたち、自分の店で買いすぎて帰りの電車代ないにゃ。」
…………。
🐻❄️「ぼくも」
👧「…………。」
遠くでアンコールが聞こえた。
私は財布を見た。
二人を見た。
もう一度財布を見た。
そして思った。
余韻より先に、現金を持って帰りたい。
😸「歩いて帰るにゃ?」
👧「何キロあると思ってんだ。」
🐻❄️「トートはいっぱいあります」
👧「トートでは帰れません。」
こうして、
YORIMICHI CLUB初めてのフェス出店は、
大盛況のうちに幕を閉じ――
る予定だったが、
最後に三人でやった仕事は、
「帰りの交通費を計算する」
だった。

――作って、寄り道して、また作る。
😸「次なに作るにゃ?」
👧「まず帰ろ。」
🐻❄️「プリン?」
👧「増やさないでー。」

YORIMICHI CLUB、たぶん次回へ続く。
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ワンラビさんいつもありがとー🌈
グッズはここで作らせてもらったにゃよ😸
ここに参加していまーす🐱
のせきれなかった商品も置くね!




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