働く環境を工夫する人間ほど失敗する理由
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仕事に集中するためにガチで椅子を検討してきた。
向かったのはオフィスチェアの専門店「ワーカホリック」。名前からして分かる通り、仕事に狂う者たちが扉を開く店だ。

ここではチェアコンシェルジュと呼ばれるプロフェッショナルが、付きっきりで2時間の接客をしてくれる。有料で3,300円だが、破格どころか店にとっては赤字の金額だろう。
僕は数年前に、仕事の環境を整えるために奮発してセイルチェアを購入していた。

ただ、ヘッドレストがなくて首がどうにも落ち着かない。椅子のせいではないけれど慢性的に首・肩・腰を痛めていて2週間に1回は整体に通っている。どうにかならないもんか……と常日頃思っていたわけである。
これだけ聞くとワーカホリックで最適な椅子選びをするのは必然に思えるだろうが、その存在を知ってから1年以上は足を運ぶ気にならなかった。堀元さんに「飯田さんも一緒に椅子を買いに行きますか?」と誘われたものの、その時は結局断り、彼だけがワーカホリックを訪れていた。

何せ本気のオフィスチェアは高い。20万円を超えるのもザラだ。こちとら仕事に集中して金を稼ぐために椅子を買おうとしているのに、金がないと良い椅子は買えない。富める者のみがさらに富む世の中である。
が、新しく事務所を借りることになったのと、おかげさまでメンバーシップの購読者が増えてきたこともあり、今はお金をかけてでも仕事環境を整えるモードに入っている。時は来た。ついに心の底から仕事中毒者になれる日が来たのだ。
ナメられるわけにはいかない
コンシェルジュからは事前に現在の仕事環境を尋ねられた。といっても難しい話ではなくデスクの高さや奥行きを聞かれる程度だ。とはいえナメられるわけにはいかない。こちとら血と涙と汗のにじんだ札束を握りしめてさらなる労働地獄の入り口に立とうとしているのだ。自分の全てをぶつけて、相手にも全力で応えてもらわねば。
ということで、詳細をまとめた資料を作って提出した。

側面の模式図も作って寸法を入れた。

使っている機材も全部書いた。

どんなもんじゃい!と言いたいが、実際は情報をまとめて資料を作れと AI に指示しただけだ。まぁいい。本気度が伝わりさえすればいい。
さてお手並み拝見…と思って来店の日を迎えると、僕のデスク環境が再現されていた。噂には聞いていたが、プロの接客の洗礼を早速浴びせられた。
そこから2時間、プロのコンシェルジュサービスをこれでもかと堪能することになったのだが、一連の流れは上記の動画を見てもらうのが分かりやすいだろう。
僕が本記事で伝えたいのは、己の反省だ。仕事の効率改善に意欲があり、さまざまなツールやガジェットを調べるのが好き。そういった人間が陥る罠があったのだ。
有料部分ではどのような観点で椅子を選んだのか、そのポイントを説明しつつ最終的に決めた製品も金額も紹介する。狂ったように働きたいあなたの参考になるはずだ。
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