【後編:センス悪い家にしたいなら、絶対に採用しないで!】ポーターズペイント編
はじめに
大手企業による自社製品の広告。
そして広告収入を得るメディア。
印象操作による洗脳。
家は明るい程良い。
天井は高ければ高いほど良い。
壁はビニールクロス一択。
これが全て大手建材メーカーとメディアよる嘘だとしたら…
皆さんがこの記事を読む頃には
もしかしたら私は消されてるかもしれません…
詳しくは前編をご覧下さい!
前編では、ポーターズペイントとの出会いと、ビニールクロスの知られざる真実についてお伝えしました。
「なるほど、ポーターズペイントにする理由はわかった。でも、どの色にしたの?そして誰が塗るの?」
後編ではその答えをすべてお伝えします。
前編で登場した我が家の最強ニオイセンサー・little-kyuが、いよいよ本格的に動き出します。
それでは、いってみましょう!

よいこのおやくそく!
シェルグレイを選ぶまで
ポーターズペイントを使うと決めたはいいものの、次に待ち受けていたのが色選びという名の沼でした。
こだわり派の私でも色彩感覚が優れてるのは確実に女性。ここは妻の意見をもらいながら選定していきます。
ポーターズペイントのカラーバリエーションは膨大です。
グレー系だけでも、ブルー寄り、ベージュ寄り、カーキ寄り……と、一口に「グレー」といっても全然違う表情を持っている。
ポーターズペイントという企業は生み出してきた色それぞれに対して我が子の様に愛着をもっているとの事で、その全てに名前が付いているくらいです。
どうしよー!わかんない!
アンミカさん、助けて〜!!
最初は「グレー系でまとめたい」というざっくりとした方向性だけがありました。
我が家のコンセプトはモダン7・ナチュラル3。
クールになり過ぎず、かといって温かみに寄りすぎない、絶妙なバランスを求めていました。
ブルー寄りのグレーは、スタイリッシュでかっこいい。でも少し冷たい印象になりそう。
ベージュ寄りのグレーは、温かみがあって自然素材との相性も良さそう。でも少し地味になるかも。
カーキ寄りのグレーは、個性的でおしゃれ。でも飽きるかも……。
こうして私と妻は延々と色見本とにらめっこを続けるわけです。
決め手になったのは、実際にサンプルを壁に貼って光の当たり方を確認したときのことでした。
シェルグレイは、光の角度によって表情がまるで変わるんです。
日中の自然光の下では柔らかくニュートラルな印象、夕方の斜光が当たると少し温かみを帯びて、照明の下ではぐっと落ち着いた深みが出る。
そしてあのざらっとした独特のテクスチャー。
ビニールクロスのツルっとした均一な表面とは全く違う、手で触れたくなるような凹凸感。これはサンプルを実際に触ってみないとわからない感覚でした。
「あ、これだ。」
たぶん家づくりにおける「これだ」の瞬間って、論理じゃなくて感覚なんだと思います。スペックや数値じゃなく、なんか体がそっちを向く感じ。
そう。お腹が空いた時のすき家のように。気づいたら入店してますよね?
こうして我が家の壁は、シェルグレイ・ストーンペイントコースに決まりました。
娘がポーターズペイントを選んだ話
さて、先ほどご紹介したlittle-kyuの登場です。
彼女にはいくつか特殊能力があります。
4歳にして逆上がりを体得。
5歳で妻の走力を超え、
6歳で自転車を乗り回す。
最強のフィジカルモンスター(すべて実話)
麦茶のブランドの変化にも気づくほど研ぎ澄まされたその味覚は北海道増毛町が生んだ世界的スター・三國シェフに匹敵。
そしてニオイに異常なほど敏感なんです。
その能力がいかほどのものか、象徴的なエピソードをひとつ。
以前、義父が新車を購入した際のこと。
車に乗り込んだlittle-kyuが開口一番、「このニオイ、イヤ。」と一言。
その後しばらく義父の車を頑なに拒否し続け、娘の保育園の送迎時だけ義母の車に乗り換えるという事態になりました。
…新車のニオイがイヤで祖父の車を封印させた女、それがlittle-kyuです。
私はとんでもないものをこの世に生み出してしまったのかもしれない…(そんな君が大好きだよ)
そんな彼女を連れて、ポーターズペイントのセルフペイント講習に参加しました。
妻も一緒に、家族総出です。

講習では実際にポーターズペイントを塗る体験ができます。
私が内心ドキドキしていたのは、塗ることよりもlittle-kyuの反応でした。
あのニオイセンサーが「無理」と言ったら、全部白紙に戻る可能性があったからです。
ところが。
実際にペイントを塗り始めたlittle-kyuは、くんくんとニオイを確認して、こう言いました。
「全然平気。」
たったの一言。でもこの一言が、私にとって最後のGOサインでした。
シックハウスやVOCを心配して壁材を調べ、ポーターズペイントに辿り着いて、シェルグレイを選んで。
そのすべての判断を、娘の「全然平気」が静かに肯定してくれた瞬間でした。
全日本美少女グランプリ・ツインテール部門・はにかみ笑顔大賞受賞。その審美眼と嗅覚は、家づくりの場でも遺憾なく発揮されたのでした。
セルフペイントへの挑戦
講習に参加して、実際にペイントを塗ってみて気づいたことがあります。
塗ること自体は、そんなに難しくない。
ポーターズペイントのストーンペイントコースは、専用の刷毛を使って壁に塗り広げていくスタイルです。
ランダムに刷毛を動かしてあえてムラを作り出す。
コツはいるものの、講習を受ければ素人でも十分に扱えるレベル。
little-kyuも妻も楽しそうに塗っていました。
問題は養生です。
講習で教わったのですが、「仕上がりの8割は養生で決まる」という言葉があるくらい、養生は超重要工程。
コンセントや窓枠、床など、塗料がついてはいけない部分をすべてマスキングテープや養生シートで保護する作業です。
これが地味に時間がかかる。
「左手はそえるだけ」的な、山王工業高校との激闘を制する為の大切な仕事です。養生をなめたら痛い目を見る。
そしてもうひとつの現実、費用の問題。
プロに頼むと約200万円。セルフなら半額程度。その差、約80〜100万円。
……100万円ですよ。100万円。
キッチンに鬼課金した私でも、さすがにこの数字は無視できません。
「セルフでやれば100万円浮く」と考えると、さすがにこの労働、引き受けざるを得ないか…
しかし何より、家族で一緒に塗る体験への期待。
新居の壁を、妻と、little-kyuと、三人で塗る。
完成した後に「この壁、私たちで塗ったんだよね」と話せる記憶は、プロに頼んだら絶対に手に入らないものです。
100万円では買えない価値が、そこにはある気がしています。
というわけで、私kyuは現在セルフペイントに挑戦しようと思っています。
……たぶん。おそらく。きっと。
正直に言うと、ちょっとビビっています。
あなた、言い出しっぺでしょ?
身長1番高いでしょ?
体力あるでしょ?
みんなでやろ〜!!(助けて)
でもまあ、失敗しても自分で補修できるのがポーターズペイントの良いところ。
そして何より、成功しても失敗しても全部ネタになる。 施主の特権です。
「なんだかオラ、なんかワクワクすっぞ!」状態で、引き渡しの日を待っています。
まとめ
後編を3つのポイントで振り返ります。
① 色選びは「論理」より「感覚」で決まる。
グレー系からブルー寄り、ベージュ寄り、カーキ寄りと迷いに迷った末に選んだシェルグレイ。光の当たり方で表情が変わるあの瞬間、体がそっちを向きました。
② 最後の決め手は、娘の「全然平気」だった。
あらゆるニオイを封印してきたlittle-kyuが認めた。それ以上の品質保証は、どんなスペック表にも載っていません。
③ セルフペイントは、お金では買えない体験でもある。
約100万円近い差額も魅力ですが、家族三人で新居の壁を塗る記憶は、プロに頼んでは絶対に手に入らないもの。ビビりながらも、前に進みます。
おわりに
前編・後編と長くなりましたが、ここまで読んでくださってありがとうございます。
ポーターズペイントを選んだ理由、少しでも伝わっていたら嬉しいです。
そして引き渡し後、セルフペイントに挑戦した際にはその様子もしっかりレポートします。成功しても失敗しても、全力でお届けする所存です。
次回は外壁の話。
家の「顔」とも言える外壁選び。素材・色・メンテナンス性、全部気になりますよね。
私も気になりすぎて、かなり深掘りしました。
外から見た我が家がどんな表情になるのか、是非フォローしてお待ち下さい!次回もお楽しみに!!
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