【アジア競技大会2026】クラッシュ。青と緑の道着で投げ合う!寝技はありません。
柔道のように道着をつかんで投げるのに、投げた瞬間、試合が終わることがあります。押さえ込みも、寝技もありません。
青と緑の道着を着た選手が、立ったまま相手を投げ合う。そんな意外な格闘技が、ウズベキスタン発祥の「クラッシュ」です。
名前だけでは想像しにくいですが、相手の上着や帯をつかみ、立った状態から投げ技で競う伝統的な格闘技です。寝技も、絞め技も、関節技もありません。
柔道を知っている人ほど、「ここから押さえ込まないんだ」と違いに気づきそうですね。
目指すのは、相手を鮮やかに投げてポイントを得ること。投げ技は、相手をどのように倒したかによって評価されます。相手を背中から大きく投げ、投げた側が立ったまま着地するなど、規定の条件を満たした場合は「ハラル」と呼ばれる一本となり、その時点で勝負が決まります。一方、投げた側も倒れるなど、一本の条件を満たさない場合は、評価に応じた得点が与えられます。
つまり、単に相手を倒せばよいわけではありません。投げの勢いだけでなく、相手の着き方や投げた側の姿勢などが判定に関わるところに、技の奥深さがあります。
スポーツ用品に関わる私が気になるのは、やっぱり道着です。
「ヤクタク」と呼ばれる上着は、先に呼ばれた選手が青、後に呼ばれた選手が緑。好きな色を選んでいるわけではないんですね。どちらも赤い帯と白いズボンを着用し、裸足で戦います。
色の組み合わせを知ると、競技名を聞く前に「あ、クラッシュだ」と気づけそうです。
もう一つ見てみたいのが、試合前後の礼。右手を左胸に当てて、相手に敬意を示します。投げ合う激しさだけでなく、その土地の文化まで見えてくるのが、アジア大会らしい面白さだと感じます。
観戦するなら、豪快な投げ技の少し前にも注目したいです。
上着を引く、押す、足を踏み替える。組み合っている時間は、ただ力比べをしているのではなく、相手のバランスを崩すための駆け引きが続いています。
「今、どうして投げられたの?」
そんな一瞬を、もう一度見たくなりそうです。寝技がないと知っているだけでも、視線を向けるところが変わりますね。
日本からも、大吉賢選手や友利ルイ選手らが出場予定です。会場は名古屋市港区の愛知県武道館で、競技は9月27日〜29日に行われる予定です。
青と緑の道着が組み合い、一瞬で形勢が変わる。
初めて見るクラッシュは、まず「どちらが、どう投げるのか」を楽しんでみたいです✨
参考・出典
• 日本オリンピック委員会(JOC)「クラッシュ」競技・ルール紹介
• 国際クラッシュ協会(IKA)道着の規定
• 国際クラッシュ協会(IKA)競技規則・礼の規定
• TBS NEWS DIG クラッシュ日本代表の紹介
• CBC NEWS 競技日程・会場案内
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