芋出し画像

䞍登校はなぜ増えおいる背景ず回埩のステップ

皆さん、今日も日お疲れ様です共育LIBRARYずいうブログを運営しおいるりょヌやん、元教垫です。

最近の教育界では、「䞍登校」ずいうワヌドが圓たり前のものずしお浞透するようになりたした。

文郚科孊省が発衚しおいるデヌタでは、毎幎、䞍登校の子どもは増え続けおいたす。

幎床の調査では、前幎床から䞇人増えた䞇人。幎前ず比べるず、小孊生は.倍、䞭孊生は.倍に増えおいたす。そしお、これからも、その数は増え続けおいくでしょう。

なぜ、ここたで䞍登校の数が加速しおきおいるのでしょうか。

筆者は元小孊校教垫です。幎前は、人芏暡の孊校でも、孊幎平均の䞍登校児の数は、.人ずいった状態でした。

それが、幎、幎ず経぀内に、毎幎、どの孊幎を受け持っおも、䞍登校の子どもが人以䞊はいるずいう状況に出䌚い続けおいたす。孊校党䜓から芋た、孊幎平均でいえば.人皋床になっおいる印象です。

䞍登校は、孊校だけの力で解決に導くこずが、非垞に劎力を芁する問題でもありたす。孊校、家庭、瀟䌚犏祉サヌビス、医療などの連携ず、適切な支揎を埗お、回埩するこずができるのです。぀たり、回埩できる方法は存圚するずいうこずです。

䞍登校に぀いお様々孊んでいく䞭で、以䞊の䞍登校を回埩しおきたドクタヌや、自分の孊玚だけでなく、孊幎、孊校䞭の䞍登校児を、たった人を陀いお、人以䞊埩掻させ続けおいる珟圹教垫などから、様々な知芋を埗おきたした。

そこで、この蚘事では、その䞍登校回埩に必芁なステップを少しでも䌝えおいくこずができればず思いたす。

䞍登校支揎は、党おの子どもに共通する「倧切な考え方」や「接し方」が存圚したすので、ぜひ、最埌たで読んでもらえるずうれしいです。


䞍登校が増えおきおいる時代背景

䞍登校が増加しおいる背景は、ずおも耇雑です。「承認欲求の時代」「家庭の孀立」「情報化瀟䌚」ずいう぀の芖点で解説しおいきたす。

🟧承認欲求の時代

戊埌、日本囜憲法を基に、日本ずいう囜が誕生したした。今の日本は、ただ、生たれお幎ほどしか経っおいない囜家です。しかし、その短い間に、治安が敎い、むンフラが敎備され、経枈も豊かになり、安党で、豊かな囜家ぞず急成長したした。

その代わりに、近幎は、「クオリティ・オブ・ラむフ」や「ラむフ・ワヌク・バランス」が重芖され、ブラック䌁業などの、劎働に偏り過ぎおいた瀟䌚䜓質を修正する䞖の流れになっおきおいたす。

成長やお金を埗るために、劎働や成果に泚目し過ぎおきたこずの反動で、生きがいや心の満足床を重芖する䟡倀芳が優䜍になっおきおいるのでしょう。

瀟䌚党䜓がそうなっおいるずいうこずは、孊校も、家庭も、同じように圱響を受けおいるずいうこずです。

より、心の満足床や、承認、愛ずいったこずにりェむトを眮くようになり、そこが満たされなかった堎合は、埓来以䞊に、粟神的なダメヌゞを受けるようになっおきおいたす。

そのような時代背景も、䞍登校増加の䞀因になっおいるず思いたす。

🟧家庭の孀立

珟代は、人ず人ずの぀ながりがずおも垌薄になっおいるこずをひしひしず感じたす。

孊校ず家庭が、和気あいあいず぀ながっおいた、か぀おの日本の教育システムが分断しおきおいるこずは孊校珟堎にいるず劂実に感じられたす。

保護者ずも必芁最䜎限の機䌚でしか぀ながりがありたせんし、「孊校倖で起こったこずは、家庭内で察凊しおください」ずいうスタンスになっおいる孊校も倚いです。

しかし、今たで䜕でもかんでも孊校に頌り、教垫ずいう人材が朰れおいっおしたうずいう結果に぀ながっおしたっおいる以䞊、仕方のないこずでもありたす。

たた、地域の行事も枛り、家庭同士が共同で参加するむベントも枛っおいたす。地域党䜓で぀の共同䜓ずいう感芚が薄れ、隣人ずの亀流もほずんどなく、誰も頌る人がいないずいう家庭が増えおいたす。

だからこそ、「自分の家庭の問題は自分で解決しなければならない」ず感じおしたう家庭が増え、よりストレス、負担を抱えるようになっおしたっおいるのでしょう。

家庭内で問題が起きおしたっおも、解決策も分からず、誰からも支揎もなく、さらに悪化するずいう悪埪環に陥っおいく。そのような背景があるこずは、䞍登校増加の倧きな芁因であるはずです。

🟧情報化瀟䌚

スマヌトフォンずいう革呜的なツヌルが浞透したこずにより、倧抵の嚯楜は、そこから埗るこずができるようになりたした。珟実䞖界で人ず぀ながっおいなくおも、SNSずいう゜ヌシャルネットワヌク䞊で、人ず぀ながるこずができるようになったのも、その぀です。

珟代の子どもは、䞖に生たれたずきから、呚囲で倚くの人がスマホを䜿っおいたす。地域の方々や二䞖垯で子どもを教育するずいう䜓勢が少なくなっおいる今は、芪だけで子どもを育おるストレスに耐えるこずに限界があるこずも倚いです。

だから、芪が育児䞭もスマホに倢䞭になり、ストレスを発散させたり、子どもにスマホを䞎えるこずによっお「静かになる時間」を䜜ったりせざるを埗ない郚分がどうしおも出おきおしたいたす。

そのような状況で育぀子どもは、圓然ながら、人ず぀ながる力は匱く、埓来に比べ、瀟䌚性を十分に備えおいない人間に育っおいきたす。

人は、他者ず぀ながるこずによっおストレスを緩和させおいける䞀面をもっおいたす。その力が匱いずいうこずは、どうしおもストレス耐性が匱くなっおしたいたす。だから、心の゚ネルギヌがすぐに切れおしたうのです。

加えお、孊校に行かなくおも、䟿利な情報ツヌルで、気をたぎらわすこずができたす。そうやっお情報ツヌルに䟝存し、さらに瀟䌚ず分断される悪埪環に陥っおしたいたす。

䞍登校のメカニズム

䞍登校の原因には、䞻に぀の因子が関係するず蚀われおいたす。それが、「子䟛因子」「家庭因子」「孊校因子」です。これらは、どれか぀あれば䞍登校になるずいったものではなく、耇雑に絡み合っおいるものです。順々に説明しおいきたす。

🟧子䟛因子

子䟛因子ずは、子ども自身の特性䞊、䞍登校になっおしたう堎合の原因芁玠を指したす。

䟋えば、「孊校にいるだけで、息が苊しい」ず感じる子どもです。別に人間関係に困っおいるわけでもなく、家庭が支揎しおくれないわけでもない。ただ、孊校ずいうシステムにいるこずに、息苊しさや気持ち悪さを感じおしたうのです。

おそらく、「みんなず䞀緒にこずをする」「ルヌルは守るもの」「決められたスケゞュヌル通りに動かなくおはいけない」ずいった、孊校の様々な芁玠を混ぜ合わせた雰囲気そのものが、本人の特性ず盞いれないものであるのかもしれたせん。

このような子どもは、小孊幎生の段階で䞍登校になっおしたう堎合がありたす。

たた、発達に凞凹を抱えおいたり、䞍安傟向が匷かったりず、特性䞊、孊校ずいうシステム自䜓にストレスを感じおしたい、䞍登校になっおしたうずいう子どももいたす。

🟧家庭因子

䞍登校は「心の゚ネルギヌ䞍足で起こる」ずいう䞻匵をしおいるドクタヌがいたす。「家庭が子どもの充電基地」ずいう圹割を担っおいる以䞊、家庭がうたく機胜しないこずが芁因ずなり、䞍登校になっおしたうケヌスが確かにありたす。

これが、「家庭因子」による䞍登校です。

家庭内で、子どもが肩身の狭い思いをしおいる。耒められるこずなく、吊定されるこずが倚い。逆に、家族に䜕らかの介護を芁する人がいお、子どもながらに人のケアをする毎日であるなどの理由から、家庭で゚ネルギヌのチャヌゞをしおくれる人がいないのです。

䞍登校児にずっお、孊校ぞ行くこずを「戊いの地ぞ行く」ず衚珟する方々がいたす。勉匷に集䞭力を䜿う。人間関係で気を遣う。集団生掻䞊のルヌルを意識する。それだけ、孊校ずいう堎所は、゚ネルギヌを消耗する堎所だずいうこずです。

だからこそ、「孊校から垰ったら、リラックスしお、゚ネルギヌをチャヌゞし、次の日も登校できるように力を蓄える」ずいう堎に、家庭がなっおいる必芁がありたす。

しかし、昚今のどの家庭も忙しい、様々抱えおいる状況では、それを実珟できない家庭が増え、結果、䞍登校が増えおいるずいう結果に぀ながっおいるのだず思いたす。これが、家庭因子の芁玠です。

🟧孊校因子

「孊校因子」は䞻に「孊習」ず「人間関係」の぀の芁玠を瀺しおいたす。

孊習に぀いおいくこずができない。その結果、呚囲ず比べたり、党䜓の堎で恥ずかしい思いをするなどの傷぀き䜓隓があり、䞍登校の芁因になっおしたうずいうケヌスが぀。

もう぀は、先生ずの人間関係、友達ずの人間関係がうたくいかないずいう芁玠です。「この人ずは合わない」ずいうものもあるでしょうし、「人間関係の耇雑さに疲れた」ずいうものもあるでしょう。そしお、「いじめ」も倖せない重倧な芁玠ずなっおいたす。

家庭での䞍登校回埩のアプロヌチ

䞍登校を回埩するためには、家庭の協力が必須です。䞀番の肝ずいっおいいでしょう。

もし、芪自身が、「うちの子どもを䞍登校から埩掻させるためには、どうすればよいのだろう。できるこずは䜕でもしたい。」ずいう「䞻䜓的に問題解決をしよう」ずいう姿勢になっおいるのならば、䞍登校は、ほが解決したす。

䞍登校回埩のためには、次のステップが必芁です。

▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢

①䞍登校に぀いおの捉え方をリフレヌミングする
②自信の氎を満たすための「コンプリメント」を日回以䞊行う
③コンプリメントの蚘録を毎日぀ける

▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢

❶䞍登校に぀いおの捉え方をリフレヌミングする

䞍登校ぱネルギヌ䞍足で起こり埗るずいうこずを、前に説明したした。その゚ネルギヌを、ここでは「自信の氎」ず衚珟したす。

これは、『䞍登校は日分の働きかけで解決する』ずいう本を曞いた、森田盎暹ドクタヌが呜名した蚀葉です。゚ネルギヌずは、すなわち、自信の量であるず解釈しおいるのです。

子どもの自信をリカバリヌしようずしおいるのに、「䞍登校になっおしたうなんお、私の育お方が悪かったのか」「䞖間からどのように思われおいるのだろう」「もう二床ず孊校には行けないのではないか」ず芪が捉えおいおは、心からの支揎を子どもに行うこずが難しくなりたす。

だから、「䞍登校」ずいう状態を別の芖点で捉え盎すのです。

そもそも、䞍登校になるずいうこずは「幞運」なこずかもしれたせん。䞍登校になる子どもは、そうなるであろう因子をもっおいたす。それは、本人の特性であったり、家庭環境であったりです。

ずいうこずは、今䞍登校にならなければ、い぀か、たた別の圢で衚出するこずになっおいた可胜性が高いのです。

もし、それが、瀟䌚人になっおからだずするず、「う぀病」「パニック障害」「ひきこもり」などの症状ずしお珟れ、瀟䌚埩垰が難しくなっおしたうかもしれたせん。

だからこそ、埩掻するチャンスが高い、ただ、時間的猶予が蚱される孊生のうちに䞍登校になるずいうこずは、子どもの残りの人生の「生き方」を考える䞊で、ずおも重芁なこずなのです。

森田氏も「䞍登校になっおたで、芪に『自分を助けおほしい』ず蚎えおくれる。こんな芪孝行な子どもはいないよ。」ずいった内容を、盞談にきた芪埡さんに䌝えおいるそうです。

䞍登校になる子どもずいうのは、「自分の心を衚出するこずができる玠盎な子ども」であり、芪に「゚ネルギヌが足りない、自信が足りないこずを教えおくれる芪切な子ども」なのです。

たず、そのように捉え盎すこずで、「䞍登校」を受け入れ、正面から向き合うこずができたす。するず、逊育者である倧人の䞭に、行動する勇気が生たれおくるはずです。

❷自信の氎を満たすための「コンプリメント」を日回行う

「コンプリメント」は英語でいう耒め蚀葉のこずを衚したす。この䞍登校回埩においおのコンプリメンずは、「自信を䞎える蚀葉」ず考えおもらえば倧方間違いないずいえたす。

人の心の䞭には、コップがあるずむメヌゞしおみおください。その心の䞭には、自信の氎がたたるようになっおいたす。

䜕らかの原因で、そのコップに穎が空いおいる状態であったり、日垞の倖の䞖界で生掻するこずに、たくさんの自信の氎を消費するようになっおいたら、自信の氎は、枛っおきおいるはずです。

家庭で、誰かから、自信の氎を日垞的に泚いでもらっおいなければ、その氎は枯枇しおいるかもしれないのです。

だからこそ、自信の氎を再び泚ぐコンプリメントが必芁になりたす。このコンプリメントのポむントは以䞋の぀です。

▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢

◆「行動気持ち」を䌝える掗濯物をたたんでくれおうれしいよ。など
◆「の力があるね」ずいう蚀葉を加えるず高床な自信の氎になる人助けの力があるね。など
◆「䞖界䞀幞せな芪」になっお蚀葉を発する

▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢

ずにかく、「あなたの行動、存圚がうれしい」ずいうこず、「あなたには胜力がある」ずいうこずを日回以䞊䌝え続けるのです。

それは、どんな小さいこずでも構いたせん。

䟋えば、「足音が聞こえた」こずもコンプリメントにするこずができたす。「さっき足音が聞こえた。あなたがこの家にちゃんず存圚しおいるず感じおられお、うれしかった。」ずいった具合にです。

これを迷いのある匱々しい蚀葉で蚀っおいおも、自信の氎にはなりえたせん。だからこそ、意を決しお、「䞖界䞀幞せな芪」だずいう蚭定にマむンドセットし、堂々ず、心から、コンプリメントを発するのです。

これを続けるこずで、子どもは、「自分の存圚自䜓に䟡倀があるんだ」「自分は人に喜ばれる存圚なんだ」「自分には力があるんだ」ずいう自信を埗おいくこずになりたす。

そしお、コップに氎がたたり、それが溢れるタむミングで、突然、孊校に行き出すのです。

もちろん、それは、子どもによっお個人差がありたす。しかし、ある日突然、「明日から孊校に行くから」ず宣蚀し、そのたた、䞍登校に戻るこずもなく、倖の䞖界で掻動し続けるずいうケヌスが数倚く存圚したす。

❞コンプリメントの蚘録を぀ける

コンプリメントの蚘録を぀けるのは、䞻に、芪偎の支揎です。

日回以䞊のコンプリメントを繰り返しおいおも、䜕も倉化が珟れなければ、モチベヌションを維持できなくなるかもしれたせん。

そこで、蚘録を぀け、「コンプリメントをどれだけ蓄積しおきおいるか」を芋える化するのです。加えお、毎日日の終わりにその日のコンプリメントを曞いおいるず、自然ず振り返りをするようになりたす。

「今日のコンプリメントはどうだったのか」「このコンプリメントは響いた気がするから応甚できる」「このコンプリメントは䞍自然だったから、次は改善しよう」ずいった具合に、蚘録を぀けるこずによっお、工倫するようになり始めたす。

人は、「前進」や「成長」を感じるこずができない堎合、䞍安になっおしたいたす。この蚘録ノヌトがあれば、迷いが生じたずきに、ノヌトを芋返し、「蓄積前進」ず捉えるこずで、心の支えずなっおくれるでしょう。

孊校での䞍登校のアプロヌチ

孊校から䞍登校児ぞアプロヌチをしようずなるず、様々なこずを配慮し、環境を敎えおいく必芁がありたす。ここでは、「本人の気持ち」「適床な登校刺激」「目暙ずスケゞュヌリング」「孊校の䜓制」「孊習面瀟䌚性のサポヌト」ずいった芳点から解説しおいきたす。

❶本人の気持ち支揎が最優先

本人に党く孊校に行く気がない状態では、いくら支揎をしおも、「登校するためにしよう」ずいう芖点になるこずはありたせん。だからこそ、「孊校に行きたい」ず思わせるこずが、たず、倧前提の支揎になりたす。

䞍登校になる子どもは、「孊校に傷぀き䜓隓をもっおいる」「孊校ずいうシステムを無意味に感じおいる」「勉匷する必芁性を感じおいない」ずいった特城をもっおいる堎合がありたす。

公立の小孊校が、完党に盞い容れないのだったら、フリヌスクヌルでもいいでしょう。「こちらの方がいい」ずいう前向きな姿勢で、他の教育機関を遞択しおいるのだったら、もちろん、それでOKです。

「どこにも行きたくない」「䜕もしたくない」ずいった状況は、やはり気持ちの面の支揎を芁したす。孊校で起こっおいる出来事、クラスの友達の面癜゚ピ゜ヌドずいった、孊校の楜しい䞀面を語るこずや、瀟䌚で働くこずの面癜さ、未来の蚭蚈などを、その子どもの性栌やニヌズに合わせお、少しず぀語るこずも必芁かず思いたす。

たずは、その子どもの興味関心をもっおいる分野から距離を近づけ、少しず぀、楜しく未来ある話を入れおいくのです。時には、䞀緒にゲヌムをやりながらこのようなこずを語っおもいいでしょう。

可胜ならば、このような孊校からの支揎ず同時䞊行で、「コンプリメント」ずいった、家庭からの支揎も行っおいけるこずがベストです。そもそも「孊校に行きたいず思っおはいるが、行動に移せない」ずいう状態の子どもであれば、孊校ず家庭のダブルアプロヌチを連携すれば、かなりの効果を埗られるはずです。

❷適床な登校刺激を行う

最もNGな登校刺激は、本人芖点になっおいない支揎です。孊校の郜合、芪の郜合を抌し付けおいる堎合は、むしろ、登校刺激はしない方がよいでしょう。

あくたで、「本人がこのように望んでいるから、登校刺激をする」ずいうスタンスでなければ、孊校、教垫の自己満足になっおしたいたす。

そのこずが分かっおいれば、登校刺激は、過床なプレッシャヌを䞎えるものにはならないはずです。雑談をしながら、その子が奜きな話題に぀いお話しながら、笑い、楜しい時間を共有し、ふずしたずきに、孊校の情報を面癜おかしく話す。基本は「楜しく」です。

その子どもが、教垫ず話す・䌚うこずを楜しみに思っおくれなければ、「うちの子が䌚いたくないず蚀っおいたす。」ず保護者から蚀われるこずになりかねたせん。

そしお、これは孊校偎の取り決めにも巊右されたすが、ずっず家にこもりきりの堎合は、時には倖に連れ出しおみおもよいでしょう。公園たで散歩する。コンビニげ買い物ぞ行く。そのようなちょっずした倖出でOKです。

そうやっお、倖の䞖界瀟䌚に察する䞍安を軜枛しおいくのです。䞭には、孊玚の子どもたちに頌んで、たたたたコンビニに居合わせた蚭定で、お互いに挚拶を亀わすずいったこずをやっおいる教垫もいたす。

孊校ぞの䞍安、教垫ぞの䞍安、友達ぞの䞍安、そのような䞍安を、情報提䟛や「実際に䌚っおみお倧䞈倫そうだ」ず思う経隓から、埐々に軜枛させおいくのです。

❞目暙蚭定ずスケゞュヌリング

段々ず孊校ぞ行くこずに心が傟き始めおきたら、目暙を蚭定しおおくこずは、ずおも倧切です。「〇月たでに教宀で授業を受けるこずができるようにする」「〇月たでに日䞭教宀にいる日を週日぀くる」ずいった具䜓的な数を入れた目暙です。

これらの目暙は、本人の気持ち支揎があるからこそ、意味をもちたす。䞍登校から回埩した先に、実珟したい未来があるからこそ、意欲的になるのです。誰かの匷制ではなく、です。

そしお、圓然、目暙は本人に決めさせたす。もちろん、過去に䞍登校児が回埩したステップなどの参考䟋を出しながらです。前䟋を元に、本人に考えおもらいたす。目暙は、自己決定し、合意を埗たものでなければ䜜甚しないからです。

目暙が決たったら、達成たでのスモヌルステップを䞀緒に考えたす。「〇月たでに、孊校の敷地内に歩入る」「〇月に保健宀登校をする」「〇月に教宀で時間授業を受ける」ずいった具合にです。

スモヌルステップずなる目暙は、達成しやすそうなものにするこずです。「歩入る」「時間受ける」などは、「たったそれだけならできそうだ」ず心の負担を軜くするこずができたすし、それ以䞊のこずを成し遂げた堎合は、倧人偎も倧いに耒めるこずができるからです。

そしお、「無理をさせないスケゞュヌル」を倧人が意識するこずも重芁です。もし、孊校に来るこずができるようになっおも、週日来おいおは、突然、たた゚ネルギヌ切れになり、長期に䌑んでしたうずいうこずになりかねたせん。

倧事なのは、「疲れる前に䌑む」こずです。ですので、慣れおきおも、「週日は䌑んでよい」「疲れおいるずきは、さらにもう日䌑んでもよい」ず事前に話しおおき、「゚ネルギヌチャヌゞのために䌑める」ずいう心の安心材料をもたせおおく方が、結果的に゚ネルギヌ量をそこたで消費せずに枈みたす。䞍安ぞの゚ネルギヌが軜枛されるからです。

❹孊校の䜓制を敎える

䞍登校児ぞこのような支揎を行っおいるずいう情報は、孊校党䜓に共有しおおく必芁がありたす。

その䞊で、保健宀登校や盞談宀登校、そしお、自習をしおいるずきに、時々芋に行っおもらう先生など、孊校にある資源を垞に䜿える状態に敎えおおくのです。

その子どもの境遇や、今、前向きに取り組んでいるこずを先生方が分かっおいれば、「少しでも、その子どもの心の負担を軜くしよう」、「孊校に来およかったず思えるようにしよう」ず動いおくれるはずです。

保健宀の先生、様子を芋おくれる先生の芪切な様子を芋お、たた぀、孊校に察する䞍安材料が枛りたす。そしお、時には、子どもたちにお願いをしお、ばったり䌚っお蚀葉を亀わしたり、挚拶に来おもらったりず、「安心できる友達がたくさんいる」ず認識しおもらうのです。もちろん、本人が友達に䌚うこずを拒絶しおいたら、ただこの段階ではありたせん。

そのような、い぀でも枩かく芋れくれる先生がいるずいう人的環境、本人が䞀人で過ごすこずができる堎所もあるずいった物的環境を敎えた䞊で、孊校ぞ登校させおいきたす。

❺孊習面瀟䌚性のサポヌト

長らく孊校を䌑んでいた堎合は、孊習の遅れが出おいるこずがありたす。この郚分を䜕のカバヌもしなければ、たた、䞍登校に逆戻りずいうこずもあり埗たす。

本人が、「呚囲ず別の課題をやっおいおも気にしない」ずいうこずであれば、その子の習熟課題に合った内容を、取り組たせればよいでしょう。党䜓が他のこずをやっおいたずしおも、です。

逆に、「呚囲ず同じこずをやりたい」ずいうこずであれば、予習が必芁になりたす。前日の晩に、内容の予習必芁な既習事項のおさらいをした䞊で、授業に取り組たせるのです。

児童の家庭で協力者がいれば、その人でよいず思いたすが、いなければ、無理のない範囲で、教垫が教えるずいう遞択肢も぀の手段ずなりたす。

そのような様々な諞条件を含めお、本人ず盞談しお決めるこずが倧切です。

たた、「雑談が苊手」ずいう児童の瀟䌚性をサポヌトする必芁がありたす。そもそも、自閉傟向がある子どもは雑談が苊手ですし、長らく孊校に来おいなければ、話題に぀いおいくこずも難しいでしょう。

雑談が最も必芁ずされるずきは、絊食です。

「党員前を向いお食べる」「同じ班の子どもに、話題を振るようにお願いしおおく」「教垫が間に入りながら過ごす」など、様々な手段を甚意しおおき、その子どもの特性・性栌ず、呚囲の様子を芋お、刀断しおいく必芁がありたす。

そのような日垞生掻面をサポヌトしおいき぀぀、たたに、教垫ず䞀察䞀で話す時間が蚭けられおいるず、さらに、安心しお孊校生掻を送るこずができるでしょう。

掻甚できる瀟䌚的資源

䞍登校ぞの支揎方法が分かったずしおも、孊校、家庭がどれだけ協力䜓制を぀くるこずができるかは、それぞれの家庭や孊校事情によりたす。協力が埗られなくおも、瀟䌚的資源を頌るこずで、支揎䜓制を匷化できたす。

ここでは、䞍登校支揎で掻甚できる資源を簡単に䌝えおいきたす。

◆スクヌルカりンセラヌ◆

珟代は、各孊校にスクヌルカりンセラヌがいるようになっおいたす。担任の先生に盞談しずらくずも、クラスに盎接関わりのない第䞉者のカりンセラヌになら話せるずいうこずがあるからです。

「自分の悩みを聞いおくれる人がいる」ずいうこずが䜕よりも支えになりたす。自分の心の䞭に溜たっおいる、䞍安、焊り、憀りなどの負の感情を吐き出す盞手がいるこずによっお、粟神の安定をはかれたす。

そこから、「本圓はどうしおいきたいのか」ずいう未来に぀いお話すチャンスが生たれるはずです。

スクヌルカりンセラヌは、孊校に問い合わせれば、お願いするこずができるはずですので、䞀床、ご自身の孊校に聞いおみおください。

◆県垂の教育機関◆

子どもが通孊しおいる孊校ず連携がうたくできなくおも、県や垂の教育盞談窓口を掻甚するこずは可胜です。

「子どもの発達の凞凹に぀いお盞談したい」「自分の子どもが孊校でいじめにあっおいるかもしれない」ずいった、孊校に盞談しにくい内容を䌝える窓口がありたす。そこから、盞談内容によっお、心理怜査を行う斜蚭を玹介されたり、孊校に調査をする「子ども応揎委員䌚」「カりンセラヌ」などの倖郚の職員が動いおくれたりするのです。

そのような盞談窓口は、孊校で配付されるたよりの䞭に入っおいる可胜性が高いので、盞談の心理的ハヌドルは比范的䜎いず思いたす。

◆心療内科◆

メンタルクリニックを掻甚するこずも倧切です。子どもの心理状態をみおもらうこずで、実は、発達障害の特性をもっおいるが故に、二次障害ずしお䞍登校になっおいるず刀明するこずもありたす。

たた、子どものこずを心配しお、芪自身が心理的に負担を抱えおいるケヌスも少なくありたせん。

ドクタヌからの指瀺があるこずや、いざずなればドクタヌに盞談できるずいった状況は、心理的な負荷を軜くしおくれたす。

◆フリヌスクヌル◆

そもそも、孊校ずいうシステムが合わないずいう堎合は、このような資源を掻甚するこずも䞀぀です。

「公立孊校は合わないけれど、人ずは接したいし、成長もしたいから、別の孊校に行く。」このような刀断がベタヌです。それは、䞻䜓的な理由を芋おずれるからです。

芪が心配になっお、フリヌスクヌルに通わせ、そのたたそこが居堎所になるずいうケヌスもありたす。ただ、やはり、子どもの意芋はしっかりず聞き、「この先の人生をどう生きたいのか」を話し合った䞊で、決めるこずが倧切だず思いたす。

◆䞍登校支揎センタヌ◆

党囜芏暡に展開されおいる䞀般瀟団法人の組織です。日本最倧芏暡の臚床デヌタを保有し、䞍登校に関しお専門的な支揎スキルをもっおいる倧人が具䜓的なサポヌトを提䟛しおくれたす。

カりンセリング、孊業支揎、発達支揎など、あらゆる䞍登校の皮類に察する支揎が充実しおいたす。医療機関に぀なげる圹目も果たしおくれたすので、たずは行っおみお、悩みを盞談しおみるずいいず思いたす。

䞍登校に限らず、地域には、様々な瀟䌚犏祉サヌビスが存圚したす。今回あげた機関に盞談をしお、掻甚できる資源を教えおもらうこずもできるので、たずは、䞀歩を螏み出しおもらえればず思いたす。

たずめ

アルフレッド・アドラヌの考えを基にしたアドラヌ心理孊は、別名で「勇気の心理孊」ず呌ばれたす。

人は勇気があれば困難を克服しようず、努力や孊習、協調など「有益」な行動を遞択し、勇気が欠乏するず、困難から逃げ出しお、より安易な道、他者ぞの攻撃や他者のせいにする蚀い蚳、さらには人間関係や困難からの逃避など、「無益」な行動を遞択する。

その勇気を生み出すのは、「自分には胜力がある」「自分には䟡倀がある」ず思えた経隓なのです。

だからこそ、子どもの些现な行動に感謝し、自己有甚感を䞎えるこずが倧切です。「〇〇の力があるね」ず声を掛け、その子どもに本来ある力を信じるのです。

長所に泚目し、信頌を瀺し、貢献に感謝し、努力や進歩に泚目する。そしお、喜び、悲しみを共有し、ただ、ただ、寄り添う。

䞊蚘のような、心構えで、接するこずが倧切であるこずが、より広たっおいけばよいなず思いたす。

子どもは、自身に起こる問題を解決する達人です。その子どもが、本来もっおいる「生きる力」を、信じ抜いおほしい。そう、思っおいたす。

この蚘事が「よかった」「ためになった」ず思われた方は、「スキ」や「フォロヌ」をしおくださるずうれしいです。

長文になっおしたいたしたが、最埌たで読んでくださりありがずうございたした

いいなず思ったら応揎しよう