【砂防ダム】なぜ必要?見えない場所で守られている、私たちの暮らし⛰️🌳
こんにちは☀️桑原組 採用担当です🌱
山あいの川沿いなどで見かける、コンクリートでできた構造物…。
実は、私たちの暮らしを支える大切な役割を担っています。
今回は、地域の安全を守る「砂防堰堤(さぼうえんてい)」について、実際の工事現場の様子とともにご紹介します✨
砂防ダムってなに?

砂防堰堤(さぼうえんてい)は、一般に「砂防ダム」とも呼ばれ、山や谷から流れ出る土砂や水の勢いを抑えるための構造物です。
大雨が降ると、土砂や石が水と一緒に一気に流れ出し、下流の川や住宅に影響を与えることがあります。
砂防堰堤は、そうした土砂を一度受け止めることで、水の流れをゆるやかにし、被害を防ぐ役割を担っています。
自然の流れを無理に止めるのではなく、自然と共存しながら、地域の安全を支えているのが砂防ダムです。
今回の現場の砂防ダム工事について

説明をしている様子
今回の現場では、土砂災害を防ぐための不透過型砂防堰堤が築かれています。
この構造は、水や土砂を完全にせき止めるのではなく、土砂を溜めながら、水の流れをコントロールするのが特徴です⛰️💧
現場には、もともと水が流れ込む谷が2か所あり、それぞれに対応するかたちで2つの砂防堰堤が設けられています。
工事ではまず、地面を掘削して基礎をつくります。
しかし、掘ったままにしておくと、法面が崩れてしまうおそれがあります。
そこで行われているのがかご工です。
籠の中に人の顔ほどの大きさの石を詰め、斜面を保護することで、安全に工事を進められるようにしています🪨
こうした下準備を経て、型枠を設置し、コンクリートを打設します。
工程を一つひとつ確認しながら、砂防堰堤が形づくられていきます。
コンクリートを守る工夫

砂防堰堤づくりで欠かせないのが、 コンクリートの品質管理です。
特に冬場は、気温の影響を受けやすく、慎重な対応が求められます🤲
この現場で使われているのが、緩衝材として知られる「プチプチ」を改良した気泡緩衝材シートです。
このシートを使ってコンクリートを保温・保湿し、 急激な温度変化から守ることで、品質の安定につながっています。
私たちの身近な素材が、現場では品質を支える大切な役割を果たしています💪✨
仕上がりと効率を両立する工夫

もうひとつの特徴が、残存型枠です。
一般的な工事では、木製の型枠を組み、コンクリートが固まったあとに取り外します。
一方、残存型枠は、あらかじめ工場で徹底的に品質管理されたコンクリート製の型枠を使用します。
型枠そのものが構造物の一部となるため、工期の短縮や仕上がりの安定につながります。
人の目に触れる部分には、石の柄が施されており、景観にも配慮されています👀✨
こうした工夫によって、安全性と耐久性の高い砂防堰堤がつくられています。
おわりに
今回は、砂防堰堤が果たす役割と、実際の工事現場で行われている取り組みの一部をご紹介しました。
現場ではこのように、多くの工夫を重ねながら、品質と安全を大切にした施工が行われています。
工事の様子は、動画でもご紹介しています🎥
文章だけでは伝えきれない現場のスケールや空気感を、映像でも感じていただけたら幸いです😊
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