🔑【おすすめ屋】冬を見つめる
今日はどのようなご気分で?
お好みのものがありましたら良いのですけれど。
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本日の品揃えは
「冬を見つめる」でございます
=4=
庭を眺める
さようでございますか。
えぇ、本当にいろいろなことがありますね。
わたしからしたら、ひと様はどなたも立派に見えますが、そんな立派に見える人にもね。ご本人にとってみればいろいろあるのでしょうね。そのように想像しても良いのだろうと思います。
ほんと、そう思います。
はい。それでしたら、少し落ち着いた感じのものはいかがでしょう。
そうですね。わたしのところの品揃えとしては、あまり多くはないのですが。
こちらでございます。
時間かけずに読んでいただけます。短いものです。
ゆっくり朗読するような速さで読むのもおもしろいかもしれません。
そうなのでございます。
ある日庭を眺めておりましてね。
えぇ、庭に来る鳥を毎日のように。
あぁ、ほんとうにそうでございますね。言われてみれば、夏はそのような気分になりにくいです。確かにそうですねぇ。ギラギラとしている光の下、のんびり構えて想いをめぐらす気持ちには…なりにくいですねぇ。冬を眺めるのでしょうか。
冬には鳥も食べるものに苦労するものなのですか。詳しくはないのですけれど、なんだか庭に来る鳥を眺めるのは楽しいですね。
その日も庭に来た鳥を眺めておりましてね。
はい。そのときのことを、ですか。詳しく。…えぇと、そうでございますね。目では庭の鳥をただ見ているのです。目に映っています。それを肚のあたりでもぞもぞと。なんでしょうね。肚で感じるということがあるのでしょうか。肚で感じたことを頭で言葉にしているような感じ、というのでございましょうか。
はて。言葉にする感覚とはどのようなものなのでしょう。

=5=
野に咲く星を わたしのものに
季節が少しすすみます。
こちらは写真も数枚交えまして。どこにでもある写真でございます。日常です。散歩で見た花です。その中のひとつにオオイヌノフグリがあります。これがわたしの幼い日の記憶にはっきりと残っておりまして。それを少ない言葉で。
オオイヌノフグリ、大好きなのです。あははは。名前の由来を知っていると、おかしく聞こえるかもしれませんね。そうですね。可笑しい。ふふふ。
野の小さなお花、かわいいですよね。
わたし、野のすみれも大好きでございまして。
若い頃、勤め先の敷地の片隅に紫色のかわいい野のすみれを見かけてしまって。可愛くて可愛くて、思い切って偉い人に直接「あちらのすみれをいただいてもよろしいですか」と談判に行ったことがあります。その偉い人にとってみれば「なんのはなしですか」でございましょう。でも、とてもお優しい人でしたから「もちろん。どうぞ」とおっしゃって。そのすみれを、実家の庭に植えました。

=6=
春を待つ
さようでございますか?
もう1本ということでしたら、こちらでございます。
上の2本と続けて読むのにちょうどよろしいかと。季節が少しずつすすんでまいります。
春はぴかぴかしていて、眩しいですね。
麦の葉が伸びて一面の緑になります。陽光と春の風でぴかぴかと揺れます。気持ちのいいものでございます。柿の木の新芽はご存じですか。幹は黒っぽくごつごつとしているのが柿の木なのです。そこから出てくる新芽はぴかぴかの黄緑色で可愛いのですよ。
冬から春への移ろいは、いろいろと動いていくような感覚がございますね。

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いかがでしたか?
今回の品揃えは
「冬を見つめる」でございました
またいつか
いらしたときには
別の品をご用意いたします
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どうぞ
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