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最高裁国民審査、高須判事の罷免票割合、14%を超える

衆院選と同時に実施された最高裁裁判官国民審査。中央選挙管理会が発表した「罷免」票(×印)の率は、高須順一裁判官(66)(昨年3月任命)が14.15%、沖野眞巳裁判官(62)(昨年7月任命)が13.73%だった。

それぞれ、国民審査制度が始まってから歴代裁判官に対するものとしては6位、7位の高い「罷免」票率となった。過去最高は、1972年の審査で罷免票率が15.17%に達した上田建三裁判官。外務官僚時代に、沖縄返還をめぐって「沖縄の核兵器の撤去は非現実的」などと発言したことが、国民の強い反発を招いた結果だというのが通説になっている。

選挙公報と一緒に配布される「審査公報」には、過去に最高裁判事として関わった事件の概要などが掲載されているものの、任官直後で件数も少ない上、公報の書きぶりも官僚的で、一般市民にはわかりにくい。

裁判官出身のいわゆる「生え抜き」に関しては、下級審(地裁~高裁)時代に関わった裁判例を基に、市民から「×」の呼びかけがされることもある。性的マイノリティに理解がある裁判官や、選択的夫婦別姓、同性婚推進とみられる裁判官には、右派から「×」の呼びかけが行われることもあるが、今回、審査対象となった2人は、高須裁判官が弁護士出身、沖野裁判官が学者出身で、いずれも生え抜きではなく、下級審での裁判例もないため、これにも当てはまらない。

該当しない理由を消していくと、手前味噌になるが、私がレイバーネット2.0で行った呼びかけの影響は大きかったと思う。

レイバーネットが新サイト「2.0」に移行して以降、記事ごとの「おすすめ」数が表示されなくなったため、どの記事が読まれているか見えなくなった。だが、管理者の方によると、2/2に投稿され、投票日まで6日間しかなかったにもかかわらず、この記事のアクセス数は3000を超え、レイバーネット2.0の新着記事の中ではダントツに読まれたという。一般的に、ネットでは、拡散されている回数はアクセス数の10倍程度はあるので、この記事は少なく見積もっても3万人くらいには読まれたことになる。

急な解散総選挙のため、他サイトのほとんどが国民審査の対象となった2裁判官に関する記事を掲載できなかったことを考えると、この記事の影響は大きかったと考えられる。

今後も、当ブログと安全問題研究会は、国民審査に関する情報収集と取材を積極的に行い、情報発信にも努めていきたい。

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