怖くて避けていたCodexを使ったら、ゲーム開発の世界が変わった
どうも、久我レイジです。
先日、Codexが作業を途中で止めました。
ゲーム開発の準備を進めていたときのことです。
画面を見た瞬間、僕は焦りました。何か壊したのか。途中まで進めて、変な状態になっていないか。
でも、実際は違いました。
Codexは問題が起きそうな場所で無理に進まず、そこで止まっていたんです。何ができて、何ができなかったのかも説明してくれました。
僕が何となく怖がっていたAIエージェントは、勝手に暴走する存在ではありませんでした。
少なくとも、この1週間で僕が見たCodexはそうでした。
何が怖いのか、自分でも分かっていなかった

僕は普段からChatGPTをかなり使っています。
note記事の構成を考えたり、企画を相談したり、ゲームのアイデアを広げてもらったり。AIそのものを避けていたわけではありません。
それでも、パソコンの中にあるファイルを確認し、実際の作業まで進めるAIエージェントには抵抗がありました。
大切なものを消されたらどうしよう。自分が分からないまま進んだら、あとで戻せるのか。
はっきりした理由があったわけではありません。
知らないから怖かった。
たぶん、それが一番近いと思います。
僕はProject Aliveで、メタバースドラマ『クロスロード』を3年半かけて作ってきました。時間をかけて積み上げたものほど、簡単には触りたくありません。
新しいものは好きなのに、制作環境のことになると意外と臆病です。
分からない世界が、近くなった

今回、ゲーム開発を始めたことで、Codexを本格的に使うようになりました。
最初から大きな作業を任せたわけではありません。今どこを見ているのか確認してもらい、何かを変える前には説明を求め、終わったら作業内容を報告してもらう。
かなり慎重に進めました。
実際に使ってみると、何でも察してくれる魔法の道具ではありませんでした。こちらの指示が曖昧なら、うまく進まない。違う場所を開いていれば、作業もできない。
正直、面倒だと感じる場面もあります。
でも、僕が範囲を決めれば、その中で動く。確認を求めれば、そこで止まる。
任せることと、丸投げすることは違う。
それが分かってから、怖さは以前より薄れていきました。
僕はプログラマーではありません。
ゲーム開発で知らない言葉がいくつも出てくると、以前なら自分には難しい世界だと思っていたはずです。
Codexを使ったからといって、僕が急に何でもできるようになったわけではありません。
それでも、目的を伝え、説明を受けながら確認することで、先へ進めるようになりました。
自分には入れないと思っていた世界が、完全な別世界ではなくなった。
僕にとっては、それがかなり大きかったです。
僕が本当に欲しかった時間

Codexを使って一番変わったのは、作業の速さではありません。
考える時間が増えたことです。
本業から帰宅したあと、創作に使える時間は限られています。細かな確認や設定だけで夜が終われば、肝心の「どんなゲームにしたいのか」まで考えられません。
僕が作りたいのは、ただ遊べるゲームではありません。
Project Aliveで作ってきた物語や空気を、別の形でも残せる場所です。メタバースドラマを一度見て終わる作品ではなく、触れたり、歩いたり、長く育てたりできるものにしたい。
Codexに作業の一部を任せることで、僕はそこを考える時間に戻れるようになりました。
AIに仕事を奪われた感覚はありません。
自分が抱え込んでいた作業を、ようやく手放せるようになった感覚に近いです。
任せるほど、判断は簡単ではなくなる

便利だと感じる一方で、別の怖さもあります。
Codexの提案を見ていると、自分では思いつかなかった方法が次々に出てきます。面白いし、助かる。でも、ときどき自分が考えたのか、AIの案に引っ張られているのか分からなくなる瞬間もあります。
説明がきれいで、正しそうに見えるからこそ、そのまま受け入れたくなる。
何を作るのか。その案は本当に面白いのか。Project Aliveらしさが残っているのか。
そこまでAIに渡すつもりはありません。
ただ、本当に自分で決められているのかと聞かれると、怪しいところもあります。
作業を任せられるようになったぶん、何を選ぶかは前より重くなった気がしています。
Codexを使い始めて、まだ1週間です。
今夜もたぶん、分からないことに何度か止まります。
それでも以前のように、分からないという理由だけで画面を閉じることは減りました。
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