値段をつける前に、考えてほしいこと。
「この商品、いくらで売ろう。」
価格を決めるとき、多くの会社は原価や競合を見ます。
もちろん、それも大切です。
でも私は、その前に考えてほしいことがあります。
例えば、シャインマスカットのかき氷。
100円だったら、どう感じますか?
「本当にシャインマスカット?」
「品質は大丈夫?」
「何か理由があるのかな?」
そう思う人も多いはずです。
では、1万円だったらどうでしょう。
普通なら「高い」と感じます。
でも、
「糖度23度以上のシャインマスカットだけを使用しています。」
「日本で10本しかない木から収穫された実だけを使っています。」
「1日10食限定です。」
そう聞いたら、
「高い。」
ではなく、
「その理由なら納得できる。」
そう感じる人もいるはずです。
お客様は、値段だけを見ているわけではありません。
その価格に、納得できる理由があるか。
そこを見ています。
だから私は、値段をつける前に、一つだけ考えます。
「この価格には、どんな理由がありますか?」
もし答えられないなら、
お客様も、その価格を受け入れる理由が見つからないかもしれません。
でも、ここからが難しいところです。
「じゃあ、うちの価値って何なんだろう。」
多くの会社が、ここで止まります。
値段は決められる。
商品も作れる。
でも、
お客様が本当に価値を感じている理由は、自分たちでは意外と見えない。
だから私は、会社を見ます。
商品を見るのではありません。
数字だけを見るのでもありません。
お客様が、本当は何に価値を感じているのか。
そこを一緒に見つけます。
価格は、原価や競合だけで決めるものではありません。
会社が持っている価値を、お客様に伝えるためのもの。
だから私は、まず価値を探します。
