人は、知っている世界の中でしか未来は描けない
今朝、世界を飛び回っている女性のお話を聞く機会がありました。
今はラスベガスにいて、なんと上空約4キロからスカイダイビングをしたそうです。
ラスベガス。
スカイダイビング。
上空4キロ。
今の私の日常からすると、もう別世界(笑)
最初は「すごいなぁ」と思いながら聞いていたのですが、話を聞くうちに、自分の中の“当たり前”が少しずつ動いていくような感覚がありました。
その方は、世界のいろいろな場所へ行っているからこそ、
「日本って、本当にすごいんだよ」
と話していました。
日本にいると、私たちは日本の丁寧さや便利さを、つい普通だと思ってしまうことがあります。
たとえば、私の住む富山の白エビ。
白エビのお刺身は、小さなエビの殻を一尾ずつ丁寧にむいて作られています。
そんな細やかな仕事も、海外に出てみると、
「日本人って、ここまで丁寧な仕事をしているんだ」
と、より強く感じるのだそうです。
安全であること。
時間通りに物事が進むこと。
細やかな気配りがあること。
食べ物や商品が丁寧に扱われていること。
日本では日常の中にあることが、外から見ると、とてもすごいことなのかもしれません。
外に出てみるからこそ、
今いる場所の良さが見える。
そんなことを感じました。
そして、もう一つ印象に残った話があります。
海外にお子さんと行ったとき、欲しいものがあったけれど、値段を見たお子さんが、
「高いから、いらない」
と言ったそうです。
物価の違いや、今は円安の影響もあって、海外に行くと、何を買っても「高い!」と感じることがあります。
その言葉を聞いたとき、その女性は、
「これからの子どもたちに、こんなふうに諦めさせる日本にしたくない」
と思ったそうです。
私はこの話が、とても心に残りました。
もちろん、「高いからやめておこう」というのも一つの選択です。
でも、本当は欲しいのに。
本当はやってみたいのに。
本当は行ってみたいのに。
最初から、
「無理だから」
「高いから」
「私には関係ないから」
と諦めることが当たり前になってしまったら、少し寂しいですよね。
世界を見ているからこそ、日本の良さにも気づくし、日本の今の状況にも気づく。
ただ海外に行っているという話ではなく、
いろいろな世界を見ることで、見えるものが増えていくんだなぁ
と感じました。
人は、自分がこれまでに見たり、聞いたり、経験してきたことをもとに物事をイメージしています。
だから、知らない世界は想像することさえ難しい。
誰かの話を聞いたり、自分とは違う経験に触れたりすることで、
「そんな世界もあるんだ」
「そんな考え方もあるんだ」
「そんな生き方もあるんだ」
と、初めて自分の中に新しい選択肢が増えていくのだと思います。
だからこそ、
何を見るか。
何を聞くか。
誰と話すか。
誰と一緒にいるか。
どんな環境に身を置くか。
これは、自分が思っている以上に大きいことなのかもしれません。
今までと同じ場所、同じ人、同じ情報の中にいれば、どうしても自分の知っている範囲の中で未来を考えます。
でも、自分とは違う世界を見ている人と話すだけで、
「そこまで自由に考えていいんだ」
と、自分の中の枠がふっと広がることがある。
もちろん、同じことをする必要はありません。
私も今すぐラスベガスへ行って、上空4キロから飛ぶわけではありません(笑)
でも、
「そんな世界がある」
と知っただけでも、自分の世界は少し広がっています。
私はずっと、
「私の人生、まだまだこんなもんじゃない」
と思っています。
だからこそ、これからも自分とは違う世界を見ている人の話を聞きたい。
知らない場所を見たい。
知らない価値観に触れたい。
そして、まだ知らない自分にも出会ってみたい。
誰と出会い、
どんな環境に身を置くかで、
人生の見え方はきっと変わる。
今朝のお話を聞きながら、
「もっといろんな世界を見てみたいな」
そんな気持ちが、また少し大きくなりました。
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