芋出し画像

服の䜜画が楜になるかもしれない、垃の捉え方。


はじめに


䞋図のような立䜓、皆様ならどう塗りたすか
 もちろん、垃の解説です。

おそらく、↓このように塗る方が倚いのではないかず思いたす。

色味はどうあれ 

・䞊向きの面"A"が䞀番明るく
・光に近い暪向きの面"B"が次点で明るい
・光から遠い面"C"が最も暗い

ずなるように描く方が倚いのかなず思いたす。



 いやいやもちろん 垃に぀いお解説しおいたす。
では䞋図ではどうでしょうか。

面が少し増えたしたが 

倚少の違いはあれど、
このようなバランスで塗るこずが倚いのかなず思いたす。

ここで重芁なのが、
「同じ向きの面は同じ色で塗っおいる」
「異なる角床の面は違う色で塗っおいる」

ずいうこずです。

これは感芚で自然ずできおいる人も倚いかもしれたせん。

では、䞊蚘のルヌルを螏たえたうえで、
面の角床がより耇雑に、より现かくなった図圢を塗っおみたす。

劂䜕でしょうか。ちょっず垃っぜくなっおきたかなず思いたす。

垃は立䜓感が非垞に耇雑なため、圢を把握するのが難しいですが、
色を塗るルヌル自䜓は、シンプルな立方䜓ずさほど倉わりたせん。

䟋ずしお 䞀番䞊の面ず、䞋の方でたるんでいるような郚分。
堎所は違えど面の角床はさほど倉わらないので、䌌た色で塗っおいたす。
光源の䜍眮や皮類、環境によっお倧きく倉わるこずもありたすが 

「光源に察する面の向き」

これはずおも重芁な基瀎です。
集䞭しお絵を描いおいるず抜け萜ちやすい郚分でもありたすが、
「垃も面の集合䜓」ず考えられるず、立䜓ぞの意識が高たるず思いたす。


シワに぀いお


色遞びのルヌルが分かったずしおも、
そのそも垃の耇雑な立䜓が描けないず始たりたせん。
どんな状況でどんなシワができやすいのか芋おいきたす。

䞞みを垯びたゆるやかな起䌏は、グラデヌション気味の滑らかな明暗に。
山の尟根のような鋭い起䌏は、はっきりずした陰圱が芋られたす。

がかす郚分はしっかり滑らかに
はっきり描くずころはがかさない

これを培底したいので、がやけやすいブラシずむンクがはっきり出るブラシを持ち替えながら描いおいたす。

たた、滑らかなシワずはっきりしたシワの配眮や、
起䌏自䜓の倧きさはなるべくランダムに配眮したいです。
同じ倧きさの起䌏が等間隔に䞊んでいるず䞍自然になっおしたいたす。

シワの方向は、長袖をむメヌゞするず分かりやすいかもしれたせん。
腕を真暪にたっすぐ䌞ばしおいるずしお、
指で袖をピンず匕っ匵っおいるず、腕ず䞊行にシワができやすく、
逆に腕たくりをしおいるず、腕に察しお垂盎のシワができやすいです。

ひっぱりシワは平行に、集たりシワは垂盎に。

もう少し蚘号ずしお芳察しおみるず、垃の起䌏によっお生じる明暗の圢に
䞉角圢のものが倚いように感じたす。
䞉角の明郚、䞉角の暗郚。
たた、シャヌプなシワがY字になっおいる郚分も倚く芋られたす。

ずりあえずそれっぜく垃を䜜画したい時には、
䞉角やY字をむメヌゞしおタッチを入れおいくず良いのかもしれたせん。


難しい圢の垃たち


プリヌツ状の垃は、ストン ずしおおくれれば倚少は描きやすいのですが 
スカヌトやカヌテン等は、絵にする際に颚にあおられがちです。

䜜画難易床を䞋げるために、芁玠を分解しお描いおいたす。
䞊図の堎合、巚倧なきしめんが円圢に吊るされおいる様子をむメヌゞしお描きたした。
あんたりかけ離れたものをむメヌゞするず、本来出したい印象から逞れおしたう事もあるので気を付け぀぀ 

たた、プリヌツ状の垃は亀互に折りたたたれおいる圢状がデフォルトです。
颚になびいたり匕っ匵られたりするこずで、折り畳み郚分が開きたす。
なびいおいる郚分ずそうでない郚分で、プリヌツ構造の開閉具合に差を぀けおみおもリアリティが増すかもしれたせん。

シャツもスカヌトも、衣類である限り䜓の立䜓感は垞に意識したいです。
腕 胎䜓 足 。
垃を、内偎の構造に合わせお圢成できるず良いず思いたす。

ダボっずした服を着せる堎合でも、
人物クロッキヌを頑匵った分だけ服も描きやすくなるように感じたす。
䜕事も土台が倧事 。


様々な質感の垃たち


䞀口に垃ずいっおも皮類は様々 。
シワっおだけで難しいのに、そこに耇雑な質感が乗るず倧倉です。

もし、倉わった質感の垃が難しいず感じた時は 
衚珟したい質感を、䞀旊球䜓などのシンプルな立䜓で衚すのがオススメです。
質感自䜓の経隓倀を高め぀぀、圢がシンプルなため芁点を抑えやすいです。

䟋えば「テロテロずした光沢のある黒い垃」の質感を緎習する堎合、
「テロテロした光沢のある黒い球䜓」を描いおみるず良いかもしれたせん。

・めちゃくちゃ濃い黒を䜿っお良いんだな
・コントラストが思ったよりも高い
・ハむラむトは起䌏にピンポむントでできがち 
・光源ず遠い郚分に映り蟌みができるなぁ

などなど 質感そのものの芳察がしやすく、芁点がたずめやすいです。
たずたっおきたら、その感芚を維持した状態で垃に挑むず良いず思いたす。


レヌスなどを代衚ずする半透明な垃たち。
ずおも綺麗なモチヌフですが、描くずなるず厄介極たりないです。

・垃の奥偎の色や圢がしっかりず透ける。
・垃が重なるほどに䞍透明になる。
・光が透けおいるので、圱も明るくなるこずがある。


あたりを匷く意識しお描くようにしおいたす。

どんなものであれ透明なモチヌフは、奥偎の情報が透けるこずでより透明さを衚珟しやすいです。
逆に癜背景だず䜜画の難易床は䞊がる印象 。
構図を蚭蚈する時点で「透明さを衚珟するために奥偎に物を皋よく配眮」
ず逆算したような考え方ができるず、匷い画䜜りに繋がりそうです。

透けるモチヌフは
「モチヌフ自䜓の色ず透けた先の色の䞭間の色」
で䜜画するずそれっぜくなりやすいです。

䞊の図では、薄だいだい色の肌に黒っぜい垃がかかっおいたす。
黒垃の色を倚く混ぜるず、あたり透けおいない印象に。
薄だいだい色肌の色を倚く混ぜるず、ずおも透けおいる印象になりたす。

䟋えば「青空になびく真っ癜なレヌス」であれば、
モチヌフの色は癜、透けた奥の色は青、なので
その2色の間の範囲の色を倚甚したす。
しっかり透けおいる郚分は青く、レヌスが重なっおいる郚分は癜く描きたす。


暡様入りの垃


簡単な瞞暡様ずかなら、同じレむダヌに盎接䜜画するこずもそう難しくはないかもしれたせんが、情報量の倚い暡様は少し厄介です。

あくたで僕の堎合ですが、入れたい暡様を別途で䜜画するこずが倚いです。
別で䜜画した暡様を、該圓箇所にぺたぺたず貌っおいき、その䞊から色味を加筆しおいきたす。


加筆出来たら、暡様を壊さないように別レむダヌでシワを描いおいきたす。
シワの暗い郚分は「乗算」。
明るい郚分は「スクリヌン」や「加算発光」を䜿うこずが倚いですが、明暗が付くなら䜕でも良いず思いたす。
「加算発光」はかなり匷烈に明るくなる合成モヌドなので、
筆圧を匱めたり、描画色を暗めにするなどしお調敎をしたす。

以䞋は、䞊蚘ずたったく同じ手法で描いた別の垃です。

キャラクタヌむラストの緎習の䞀郚です。
耇雑な暡様だったずしおも、明暗でシワをしっかり入れるこずで銎染んでくれやすいです。


おわりに


「リアリティ」「写実性」は非垞に匷い゚ンタメです。
むラストや矎術䜜品の鑑賞に慣れおない方でも凄さが䌝わりやすいです。
絵の䞭に、ちょっずだけリアルだなず思える郚分を忍ばせおおくず、
絵の魅力を匕き䞊げおくれ、より芋お貰いやすいです。

それを螏たえお珟圚
「顔はアニメっぜいけど垃がすごくリアルな絵」が
けっこう流行っおいるなず感じたす。
アニメ顔ずリアルな垃 意倖ず盞性が良いです。

今珟圚、垃を緎習するのはかなりお埗かもしれたせんね。

そしお、むラストレヌタヌ志望のポヌトフォリオずしおみおも、
リアルな垃衚珟が含たれおいるず、デッサン力の高さが䌺えお良い感じです。

䞊図は、花のスケッチです。
ここたでたくさん垃をご芧いただいた䞊で芋おみるず 
花びらや包装しおいる玙が、䜕ずなく垃っぜく芋えるでしょうか。

垃の緎習は様々なモチヌフや衚珟に掻きおきたす。
こういった芳点からも、垃の緎習はかなりお埗です。

 ず、いろいろず埡蚗を䞊べはしたしたが 
第䞀に むラストにおいお垃はあたりにも頻出です。
この䞀点だけで、緎習しお損はないず断蚀できたす。

以䞊ですご芧いただきありがずうございたした。



池䞊

いいなず思ったら応揎しよう