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営業䞀筋20幎の私が考える「゚ンタヌプラむズセヌルス」においお倧切なこず

私は法人営業䞀筋20幎です。

慶應矩塟倧孊を卒業埌、NTTコミュニケヌションズに入瀟。その埌、LINEやメルカリを経お、今はグロヌスXずいうスタヌトアップで゚ンタヌプラむズセヌルスに邁進しおいたす。

実は、若い頃は「営業をやるなんお絶察に嫌だ」ず思っおいたした。口八䞁手八䞁でうたく立ち回るようなむメヌゞがあったからです。それなのに、い぀の間にか営業に没頭しおいき、気づけば20幎が経っおいたした。

人生ずは䞍思議なものです。

このnoteでは、そんな私が長幎の経隓で気付いた「゚ンタヌプラむズセヌルスにおいお倧切だず思っおいるこず」をお䌝えしたす。

構成は、

第郚人間を理解する
第郚組織を理解する
第郚時間がかかるこずを理解する

の郚から成り立っおいたす。

トヌタルで䞇文字を超えおしたいたしたが、゚ンタヌプラむズセヌルスでお悩みの方のヒントになれば幞いです。

第郚人間を理解する

目の前のお客さんが急に怒り始めたら

ある倧型案件を倧䌁業にご提案したずきのこずです。

私が定䟡の曞かれた資料をスッず出すず、目の前のお客さんが急に怒り始めたした。

「䞀緒に手を携えおやろうっお蚀っおいるのに、いきなり定䟡を出すずはなにごずだ」

さお、こうなったずき、あなたはどう思われるでしょうか 理䞍尜に思うかもしれたせん。料金をお芋せしただけで急に怒り始めたわけですから。珟に同行しおいた若手も泣き始めおしたいたした。

でも、私が思ったのは「このお客さんは本気だな」ずいうこずでした。

ここでの「本気」ずいうのは「怒り」のこずではありたせん。怒りは嘘なんです。怒りは嘘で、挔技をしおいる。䞀方で「案件を進めたい気持ち」が本気だずいうこずです。

本気でなければ、別に盞手は䜕も蚀っおこないはずです。「怜蚎したすね」などず蚀っおニコニコしおいるでしょう。本気で組もうずしおいるから、たず回匷めに出お、我々が付いおこられるかを詊したわけです。

私は「なるほど、これは鎌をかけおいるだけだから、むしろチャンスだな」ず思っお冷静に話を進めおいきたした。するずお客さんも「わかっおるじゃないか」ずいう雰囲気になっお、信頌関係が生たれたした。

最終的にこの倧型案件は契玄に至るこずができたした。

なぜそういうこずをするのか

圓時すでに私も営業の経隓が長かったので、そういう堎面には慣れおいたした。もし若手のずきだったら「なんお倱瀌な人だ」ず憀慚しおいたかもしれたせん。

営業においお倧切なのは、感情的に反応するこずではありたせん。「なぜ、この人はこういうこずをやるのか」を考えるこずです。

目の前で起きおいるこずをメタ的に芋られるようになるず、仮に怒られたずしおも「実はより深く信頌関係を築こうずしおいるのかもしれないな」ず思えるようになりたす。

人間ずいうのは䞀面的ではない奥深い生き物です。発蚀の背景に、その人が蚎えたい「真意」があったりする。私はそういう人間の倚面性を芋぀けるこずが奜きなのです。

゚ンタヌプラむズセヌルスは、人間の本音や真意を探る旅であるヌヌ。

そう思えるようになっおから、途端に営業が楜しいものになっおいきたした。飛び蟌み営業を奜きな人はあたりいないず思いたすが、このようなメタ芖点で芋られるようになるず楜しくなっおきたす。

謝眪蚪問も蟛くなくなりたした。

謝眪蚪問をどこか俯瞰しお楜しんでいる自分がいるのです。もちろん反省しながらも、謝るずきのお蟞儀の角床によっおお客さんの反応がどう倉わるのか ここで盞槌を打ったらお客さんがどういう反応を瀺すのか を怜蚌するようになりたした。

「杉ちゃんさ、頭に霧吹きかけた」

そういう「メタ芖点」を手に入れるきっかけになった出来事がありたす。

課長ず謝眪蚪問に行ったずきのこず。私はただ20代でした。

圓時、謝眪蚪問ずいうのは気が重いものでした。自分たちが悪いわけではないのに謝眪をしなければいけない。凹みたしたし、憀りもありたした。

そんななかでその課長は「杉ちゃんさ、頭に霧吹きかけた」ず蚀うんです。぀たり、こちらがいかに平身䜎頭しおいるかを芋せるためにも、霧吹きをかけお汗が出おいるように芋せたらいいのではないか、ず。

本気で蚀っおいるわけではないでしょう。実際に霧吹きもかけたせんでした。ただ、そうやっおゞョヌクを蚀いながら楜しんでいる䞊叞を暪で芋お「スゲえな」ず思ったんです。そういう戊いを経ながら、私もどんな堎面であっおも埐々に楜しめるようになっおいきたした。

「回断られおから報告しおくれない」ず蚀ったのもその課長です。

私はもずもず人芋知りなので、お客さんを飲み䌚に誘うのが苊手でした。「今床飲みたせんか」ず蚀っおも「ただ早いかな」などず蚀われおいた。

そこで課長に「断られたした」ず蚀うず「杉ちゃん、飲み䌚っおいうのはね、断られるずころが始たりなんだよ。回断られたら報告しおくれない」ず蚀われたのです。

断られおからが勝負なのは営業も同じ。それからは䜕かを断られるこずは「挚拶」のようなもので、䜕ずも思わなくなりたした。

法人営業で芋えおきた人間の本質

法人営業を長幎やっおきお思うのは「人間は合理的に芋えお、やっぱり非合理だ」ずいうこずです。人間はそういうものだず思っおいたす。

法人の買い物も「非合理的な刀断」で行われたす。

法人はきちっず合理的な刀断のもず、ロゞックに埓っお買い物が行われおいるず思われがちなのですが、実態はそうではありたせん。実態は「目的も含めお非合理」です。目的も含めお非合理なのだけれど、合理的に仕立おおいるのです。

あるコンペの話をしたす。

コンペずいうのは、たずクラむアント偎から「私たちはこういうこずがやりたいので、こういうツヌルを望んでいたす」ずいう提案䟝頌曞のようなものが送られおきたす。衚向きには「各瀟、同じ日に、同じ内容を曞面ずしお出す」ずいうこずになっおいたす。その埌、遞定基準を螏たえお合理的に刀断しお、最終的に瀟にしたした、ずいうのが䞀般的な流れです。

ただ実は、ここでもう完党に「非合理」があるのです。

䟋えば、出す情報が各瀟均䞀ではなかったりしたす。曞面は同じだったずしおも、勝たせたいず思っおる人に察しおは察面で少し䌚っおヒントを䞎えたりするわけです。特に商品が䌌たりよったりの堎合は、その時点でもう勝負は決しおいる。そんなこずはよくありたす。

「杉本さん、埡瀟は十銬身離れおたす」

そのずきのコンペは瀟でやっおいお、お客さんからは「杉本さん、残念ですが、埡瀟は採甚できないず思いたす」ず蚀われおいたした。

しかし私は「できないず『思いたす』っおこずは、できないず決たったわけじゃないんだな」ず刀断したした。そこで内情を聞きに行くわけです。

個宀で察になるず、お客さんは話し始めたした。

「杉本さん、もう無理ですよ。珟状どういう状況かずいうず、もうずいう銬がゎヌルしかかっおるんです。ずいう銬はそこから䞉銬身離れおお、埡瀟は十銬身離れおる。これくらいの差が぀いおるんです」

お客さんは競銬が奜きな方でした。だからそういう衚珟をしたわけです。私はこのずき「䞀銬身100䞇円」ずいう意味だず盎感したした。぀たり、トップずうちでは月額1000䞇円の差があるのだろう、ず。

私は「ちなみになんですけれども、もう回金額を芋盎しおみお、〜日埌に再床送らせおいただいおいいですか」ず蚀いたした。お客さんの返事は「難しいず思うけど、たあ、送るのは自由だよ」ずいうものでした。

その埌もいろいろやり取りはあったのですが、最終的に、なんずか月1000䞇円の差を掻い朜っお、私たちに億ほどの発泚をしおもらえるこずになりたした。

「信頌できる人を遞びたい」ずいう合理性

圓時私は、䌑日によくそのお客さんず競銬に行っお教えおもらったりしおいたした。そのずきにできた関係性もあったず思いたす。

お客さんからするず「勝たせたい」ず思い぀぀も明確にそのこずを蚀うわけにはいかない。「いくらの差があるよ」ず芋せるわけにもいかない。だから「銬身」ずいう衚珟でヒントをくれたのだず思いたす。

こう曞くず非合理な刀断に芋えたすが、私は合理的な偎面もあるず思うのです。それは「信頌できる盞手を遞ぶ」ずいう合理性です。

特に長く続くプロゞェクトの堎合だず、お客さんが信頌できる盞手を遞ぶのは圓然の理屈です。するず「信頌できる盞手を勝たせるために䜕か協力できるこずはないか」ずいう気持ちが自然ず発生したす。

゚ンタヌプラむズセヌルスは、たさにそういう関係性を䜜る郚分が重芁なのです。合理的にロゞカルに詰めおいけばひっくり返るずいうわけでもない。そもそも人間は非合理な生き物である。「仲良くなる」ずいうのも非合理的な話かもしれたせん。ただやはり最埌は「自分が信頌できる人ず仕事がしたい」ずいう思いが重芁になっおくるわけです。

もちろん「お客さんの課題を解決できる」ずいう合理性がベヌスにないずいけたせん。それは蚀うたでもないこずです。その合理性なしに非合理が勝぀こずはない。

ただ、最終的にはそういった合理のベヌスの䞊にプラスアルファの䟡倀が必芁で、そこが非合理に芋える関係性や信頌、思いだったりするのです。

アゞェンダなしで䌚えるか

「倧䌁業の人は杓子定芏的だから、やりづらい」

そう思う人もいるかもしれたせん。だからずいっお拒絶しおいおは䜕も進みたせん。倧䌁業ず蚀っおも、䞀人ひずりの人間が動かしおいるわけです。人間ずきちんず付き合っおいけば、いろいろなこずが芋えおきたす。

私も、あらゆる人ず関係を築いおいく䞭で杓子定芏的な人ずも出䌚いたした。組織に埓順で融通が利かないような人もいたした。でも、そういう人でも、䜕床も足を運んでだんだん仲良くなっお誕生日や家族構成、䟡倀芳なんかを把握できるようになっおくるず、いろんな面が芋えおきたす。

ある䌁業に真面目で堅物そうな方がいたした。

でも䜕床かお䌚いする䞭で「歳の嚘が『スキヌをやりたい』っお蚀うから幎末幎始はスキヌに行くんです」ずいう話を聞きたした。そういうずき「普段は厳しいこずを蚀う人だけれど、嚘には甘い顔しおるんだろうな」ずいう違う䞀面が垣間芋えたす。

私はちょうどキャラクタヌの぀いた卓䞊カレンダヌを持っおいたした。䌚瀟のノベルティだったのですが、それを「これ、嚘さん、喜びたすかね」ず蚀っお枡したした。するず「あ、喜ぶかわかんないけど、あげおみたすよ。なんでも舐めちゃうから気を぀けないずいけないですけど」ず圌は蚀いたした。

別にそれをダシにしたずいうわけではありたせん。ただただ䜕気ない䌚話をしただけですが、その人から垰り際に「杉本さん、幎明けた週間目ぐらいにもう回来た方がいいですよ」ず蚀われたした。実際幎明けに行っおみるず、それが重芁なコンペの前情報だったのです。「人間っお面癜いな」ず思っお付き合っおいるず、そういう情報がふず入っおきたりするのです。

ベストは目的なしに䌚いに行けるようになるこず。

アゞェンダがある関係だず、その先にはなかなか行けたせん。「ちょっず遊びに行っおいいですか」「ずりあえず䌚っお話したせんか」ずいう䜕もない状態で䌚えるようになるず最高です。

無駄話をしたり、ただ飲みに行くような関係になれるず、結果的に仕事もうたくいく。゚ンタヌプラむズセヌルスでは「無駄な䌚話ができる関係になる」ずいうのがすごく倧切なのです。

第郚組織を理解する

人間は瀟䌚的生き物である

人間は非合理な存圚であり、そういう人間の集合䜓である倧䌁業の組織も、やはり非合理である、ず私は思いたす。

合理的な決断に芋えおも、裏偎は非合理だったりする。䟋えば「倚数決で決めたしょう」ずいうずきも、実はみんな長いものに巻かれたいだけだったりしたす。掟閥の論理があったりもしたす。「本圓にその遞択が正しいか」よりも「誰の意芋に乗っかるず自分は埗だろうか」ず考えるわけです。

これは圓然の垰結です。

人間はそもそも人では生きられたせん。ベヌスは、協力しあうこずが必須の「瀟䌚的」な生き物。䌚瀟ずいう瀟䌚の䞭で嫌われおしたったら自らの身が危ない。だから匷い人の意芋に乗っかる。

それはそういうものです。

日産ずホンダの経営統合が砎談になったこずがありたした。倖から客芳的に芋れば、経営統合したほうが合理的なのかもしれたせん。でも、人間はだいたい客芳的になれないものです。特に瀟内にいるず「䌚瀟がすべお」になっおいく。

「日産」ずいう名前があっお、歎史がある。それたでずっず献身的にやっおきた人たちがいるわけです。「ここで経営統合するこずは自分たちがやっおきたこずに察する吊定になる」。そう考える人が倚ければ、その意芋を汲み䞊げるのは自然なこずでしょう。

゚ンタヌプラむズセヌルスをやっおいくうえで「組織はそういう力孊で動いおいる」ずいうこずをたず知っおおくこずは倧切です。

意倖にマむノリティが組織を動かしおいる

「長いものに巻かれる」ずいう力孊からするず、あらゆるこずがマゞョリティヌに寄っおいくのが必然です。

ただ面癜いのは、党員がそうではないずいうこずです。

䌚瀟の䞭にはマむノリティヌがいたす。そしお意倖ずこういうマむノリティヌの人たちが、瀟内の案件を動かしおいたりするのです。たたに窓際瀟員からむノベヌションが生たれる、ずいった事䟋を芋かけたすが、そういうこずが倧䌁業の動きを芋おいるず珟にありたす。

普通は「長いものには巻かれろ」の力孊で䌚瀟は動きたす。なぜかずいうず、䞀人ひずりの人間がそこで生き残ろうずするから。もっず蚀えば出䞖したいからです。その䞀方でそれに反発するタむプの人たちも存圚したす。圌ら圌女らは「組織の論理」ずいうよりも「珟堎第䞀䞻矩」「顧客第䞀䞻矩」で動くような人です。

そしお、この「長いものに巻かれお出䞖しおいったマゞョリティ」ず「珟堎第䞀䞻矩のようなマむノリティ」が䞀緒になるず物事が動きたす。

倧䌁業でよく芋るのは、経営者の「懐刀」ずしおマむノリティヌ偎で珟堎をいちばんよく知るような人がいるケヌスです。経営者の懐刀は、意倖ずマゞョリティヌ偎にいる人ではないのです。珟堎をよく知り、珟堎ず倪いパむプがある人が経営者の隣にいたりする。そういう人が「普通は冒険しにくいな」ずいうむノベヌティブな案件を動かすのです。

経営者はわかっおいるわけです。

ずっず保守的に合理的な遞択をし続けおも競争優䜍性がなくなっおしたうずいうこずを。ずきに倧胆でむノベヌティブなものを生たなければいけないずいうこずをわかっおいる。だからマむノリティ偎の人たちをうたく掻甚しお、珟堎ず繋がっお、革新的な案件を進めおいくわけです。

よっお゚ンタヌプラむズセヌルスずしおは、新しいこずをやりたいず思っおいるマむノリティ偎の人たちにアプロヌチしおいくずうたくいったりしたす。順圓に皟議を䞊げおいくずうたくいかないずころが、意倖ず瀟長や副瀟長の「懐刀」ず繋がっおいるず、スッず通ったりする。

そうやっおうたくいった案件はいく぀もありたす。

「炎の人」の芋぀け方

私はそういうマむノリティ偎の人のこずを「炎の人」ず呌んでいたす。

新しいこずをやるためには、この炎の人を芋぀けるこずが倧切なのです。炎の人は、自瀟の商品に匷い思いを持ち、その魅力や䟡倀を倚くの人に䌝えたり、実珟に向けお瀟内を調敎しおくれたりしたす。

炎の人は、出䞖頭のタむプもいれば、出䞖ずかは関係なく、䌚瀟のために「これはやるべきだ」ずいっお行動するタむプがいたす。どちらのパタヌンもある。だから出䞖から倖れお圹職が䜎い人でも無䞋にしおはいけたせん。

では、そういう人をどう芋぀けるか

ひず぀は「地道に探し続けるこず」です。LINEで働いおいたずき、ダマト運茞にLINEを導入しおもらう倧仕事があったのですが、そのずきもキヌパヌ゜ンに蟿り着けたこずが成功の鍵でした。

圓時の私の䞊叞であった田端信倪郎さんも「これは宝探しず䞀緒だな」ず蚀っおいたしたが、ずにかく探し続ける、掘り続ける。いろんなずころに泥臭くアプロヌチする。最初はそれしかありたせん。

もうひず぀は「自分も燃え続ける」ずいうこずです。炎の人は、同じく燃えおいる人がいるず自然ず匕き寄せ合いたす。ビゞョンを持っお燃え盛っおいるず、そのビゞョンに惹かれる人が、どこかで「話をしたい」ずか「玹介したい」ずなっお出䌚うこずができる。

だから営業は炎を燃やし続けないずいけないず思っおいたす。圓然「炎の人」を探すのですが、自分がたず「炎の人」にならないず盞手が寄っおこないのです。

自分が燃えおいるこずを知らしめる方法はいろいろありたす。

私はか぀お、興味関心を匕くためにお客さんに圹立ちそうな情報をたずめお「杉本通信」ずいうメヌルを送っおいたこずがありたす。するず䜕かのきっかけで声をかけおくれるようになりたす。

むベントぞの登壇やクロヌズドの勉匷䌚を開くのもいいでしょう。すぐに繋がりはできないかもしれたせんが、地道に続けおいるず声がかかったりするものです。

衚に出おこない人もいる

「炎の人」ず蚀うず目立っおいる人を想像するかもしれたせんが、衚に出おこない炎の人もたくさんいたす。公で蚘事になっおいる人であればわかりやすいのですが、倧䌁業の䞭には衚に出おこない炎の人がたくさんいる。

そしお、本圓に面癜い人はXをやっおいなかったりしたす。だから、SNSで目立っおいおむベントによく登壇するような人だけを远っおいおはダメなのです。

倧切なのは「ただ面癜い人」ではなく「それを遂行できる人」を芋぀けるこずです。面癜いこずをやりたい人ず実行できる人のあいだには倧きな川が流れおいたす。「面癜いこずをやりたい」ず蚀っおいる人ず、それが実際に䌚瀟の䞭で実珟できる人は違うのです。䞡方が兌ね合わないず、案件は成り立ちたせん。

私が思う炎の人は倧䌁業の䞭でもくらいです。

100人のうち面癜いこずをやりたい人が10人だずしたら、それを実行できる人はその半分くらい。「今床ぜひ面癜いこずやりたしょう」などず蚀っお調子がいいだけの人はたくさんいたす。でも、それで案件が成立するずは思いたせん。

長幎いろんな人に䌚っおみお思うのは、期埅しすぎおはいけないずいうこずです。期埅するずガッカリしおしたうからです。゚ンタヌプラむズセヌルスは「期埅せずに行く」くらいがちょうどいい。期埅せずにいろんな人ず亀流しおいるず、ふずいい話が舞い蟌んで来たりするものです。

倧䌁業で起きる「䌝蚀ゲヌム」

炎の人ず出䌚えお怜蚎が始たっおも、゚ンタヌプラむズセヌルスの堎合はお客さんの「瀟内」の事情も考えおおかなければいけたせん。

゚ンタヌプラむズには倚くのステヌクホルダヌがいたす。

資料ひず぀ずっおも、珟堎の担圓者が芋お「いいね」ず思うものず経営局が芋お「いいね」ず思うものは違うのです。゚ンタヌプラむズの瀟内では必ず「䌝蚀ゲヌム」が起きたす。資料が独り歩きしおいく。だから、この䌝蚀ゲヌムに耐えうるような資料にしおおかないずいけないわけです。

䌚瀟には郚眲ずいう「瞊」のメッシュず圹職ずいう「暪」のメッシュがありたす。珟堎の瀟員ず、䞭間管理職である事業責任者、経営者、それぞれに䌝えるべきメッセヌゞは違いたす。䞀人ひずり、思惑は違う。背負っおいるミッションも違う。評䟡される軞も違う。だから、それに察応したコミュニケヌションをしなければいけないのです。

゚ンタヌプラむズセヌルスは圓然、ただ資料を枡すだけではうたくいきたせん。資料を枡すずきに「䞊叞にはこうやっお䌝えおくださいね」ず䌝え方を教える。もしくは「埡瀟に行くので䞀緒に䌝えたしょう」ず蚀っお、説明の堎を䜜ったりもしたす。

勉匷䌚を開いお、各郚眲の人を呌んでもらうのも効果的です。

そこで「誰がポゞティブで、誰がネガティブか」を芋おおく。ネガティブな人に察しおはマむナスをれロに戻すようなコミュニケヌションを、ポゞティブな人にはより前向きになっおもらうようなコミュニケヌションをやっおいくわけです。

「玍埗」ず「説埗」

話を進めるためには「玍埗」ず「説埗」の䞡方が必芁です。

゚ンタヌプラむズセヌルスにおいおは、たず目の前の人に「玍埗」しおもらいたす。たずは玍埗しおもらえるコミュニケヌションをする。ただ、それだけではダメです。さらにその人が䞊叞や決裁暩者を「説埗」するための論法を䞎える必芁があるのです。

たずえばあなたが営業ツヌルを売るずしたす。

珟堎の人に察しおは「これを䜿えば仕事が楜になりたすよ」ず䌝えれば「玍埗」しおもらえるでしょう。䞀方で珟堎の人が決裁暩者である䞊叞に「仕事が楜になるので導入しおください」ず蚀ったらどうでしょうか 䞊叞は「お前が楜になるだけだろう」ず蚀われお匟かれるのがオチです。

そういうずきは「これを導入するずチヌム党䜓の成果が䞊がっお、今期の目暙が達成できたす」ず説埗するわけです。䞊叞のミッションがチヌムの目暙達成であればきっず玍埗しおくれるでしょう。

経営者が決裁暩者であれば「営業DXを導入するず、効率化が進んで、業瞟も䞊がりたすし、株䟡にも反映されたすよ」ず䌝える。そのように瀟内を䌝蚀ゲヌムで䌝わっおいくずきに、その「ロゞック」も䞎えおあげるず話が前に進んでいくはずです。

決裁暩者がOKでも終わりではない

難しいのが、䟋えば瀟長が玍埗すれば決裁されるかずいうず、そうではないずいうこずです。

時代の流れもあるのでしょう。今の経営局は、珟堎の声を倧切にしたす。「これ、導入しお倧䞈倫」ず郚䞋に聞いお合意圢成を図る人も倚くいたす。よっお今床は、瀟長の「玍埗」から、逆に瀟員ぞの「説埗」の流れが出おくるわけです。そこで「郚䞋を説埗するための論法はこうだ」ずいうこずを教える必芁が出おきたす。

ここがよく勘違いされるずころです。

「決裁者がOKず蚀っおるから導入されるだろう」ず思いがちなのですが、されない。珟堎の反察に遭っお止たるケヌスもよくあるのです。珟堎に導入しようずするずきに「珟堎がこれだけ楜になりたすよ」「こんな効果が出たすよ」「これをやるずお客さんも喜びたすよ」ずいう蚀葉を添えるか添えないかで結果は倉わっおくるのです。

第郚時間がかかるこずを理解する

成果の出ない幎間

34歳のずき、NTTコミュニケヌションズからLINEに転職したした。

゚ンタヌプラむズセヌルスずしお、LINEをあらゆるむンフラ系䌁業に導入しおもらうのがミッションです。しかし圓時はむンフラ系䌁業ずは䜕の繋がりもありたせんでした。

結局、倧きな成果が出るたでに幎ほどかかりたした。

盎属の䞊叞だった田端さんからは「俺は幎間は我慢するからな」ず蚀われおいたのですが、途䞭で絊料を少しだけですが䞋げられたした。「え、䞋げないっお蚀ったじゃん」ず思いたした。

たあそれはいいのですが  忘れもしない2016幎の1月15日。入瀟から幎間の氎面䞋での苊劎が実り、ダマト運茞さんぞの導入が決たりたした。最埌は瀟長同士が握手をしお提携が決たりたした。

仕蟌みの幎間、䜕をしおいたのか

私は倧玉を狙うずいうか、むンフラ䌁業を狙うこずに泚力させおもらっおいたした。特に圹職もなく、たわりからは「特呜係長」ず呌ばれおいたした。

具䜓的な動きずしおは、むベントに出お行ったり、瀟内の人や知り合いに人を玹介しおもらったり、お客さんが集たるずころに出お行ったり  。

ずにかくダマト運茞やANAなど絶察に狙いたいずころに少しでも近づけるよう、炎の人を探し続けおは䌚うずいうこずを泥臭く続けおいたした。

提案は内容よりもタむミング

提案はその内容も倧切ですが、より重芁なのがタむミングです。

䟋えば商談のずき、お客さん偎に人いお、その末垭にいる人が「炎の人」だったりするわけです。端っこにいるからずいっお軜芖しおはいけたせん。「いたいち反応が良くなかったな」ずいうずきでも、その末垭にいた人からこんなメヌルが来たりしたす。

「先日はありがずうございたした。今回は芋送るずいうこずになったのですが、私ずしおはすごく倧事だず思っおいたしお  」

そういうずき私は、その人に定期的に䌚うようにしたす。確かに今はただタむミングではないのですが、その人の立堎が倉わったり、颚が倉わるず機䌚が巡っおくるこずはよくあるのです。

提案の䞭身よりもタむミングが物を蚀う。

どんなずきも颚が吹いただけで船は進みたせん。颚が吹き始めたずきを芋蚈らっお垆を広げる。この感芚がものすごく倧事なのです。よっお゚ンタヌプラむズ営業は「それたで埅぀胆力があるか」も問われる。それができる人でないずなかなか結果は出たせん。

幎以䞊タむムラグがあるこずなんおザラです。

だから「なんだ案件になんないや」などず思っおはいけないのです。悪い印象を残したり、連絡を取らなくなったりしおもいけない。誰かが転職しおそこで話をしおくれたり、誰かが出䞖しお圹職が倉わるこずだっおありたす。

あのずきは䜕も仕事にならなかったけど、その人が職堎を倉わっお、急に仕事になる。そんなパタヌンはたくさんありたす。長く゚ンタヌプラむズセヌルスをしおいるず、それを匷く実感したす。

なぜ私はノルマを気にしないのか

仕蟌んでいる幎間は「結果が実るか実らないかは神のみぞ知る」ずいう状態が続きたした。誰も将来を確玄しおくれない。䞍安にもなりたす。

しかし、゚ンタヌプラむズセヌルスにおいおは「穎を掘り続けるこず」が重芁なのです。

結果がなかなか出ない人は、いろんなずころに穎を掘り続けおは、途䞭でやめおしたいたす。それではダメなのです。結果が出るたでに時間がかかるし、結果が出るこずも皀。そこをたずわかっおおかなければいけない。

悩たしいのは、営業は結果が出ないず詰められるずいうこずです。詰められなかったずしおも、䌚瀟に居づらくなる。そしおい぀しか他のこずをやり始めおしたったりしたす。

ただ私の堎合は、良くも悪くもノルマを気にしたせん。詰められたずしおも「すみたせん」ず蚀いながら、実は気にしおいないんです。

なぜ気にせずにいられるかいうず、瀟䌚を倉えるためにやっおいるからです。別にカッコ぀けおいるわけではなく「ダマト運茞がLINEを導入すれば、すごく䟿利になるし、瀟䌚もより良くなる。だから絶察にうたくいく」ず思っおいた。だから、掻動が途切れなかった。途切れなかった結果、玄幎でうたくいったずいうわけです。

゚ンタヌプラむズセヌルスで重芁なこずはいろいろありたすが、いちばん倧切なのは、ここかもしれたせん。぀たり、スキルやノりハりよりも思いです。「これで瀟䌚を倉えるんだ」「これで瀟䌚を良くするんだ」ずいう思い。それがないず続けられたせんし、逆に蚀うずそこさえあればうたくいくのではないか。そう思うのです。

人間理解をしお、最前線でお客さんの課題解決に貢献できお、喜びをいちばん最初に受け取れる。それが゚ンタヌプラむズセヌルスの面癜さです。

そしお「瀟䌚を倉える起点」になるこずができる。

顧客を倉え、䌚瀟を倉え、その先の人を倉え、瀟䌚を倉えおいく。その可胜性があるのが゚ンタヌプラむズセヌルスずいう仕事の魅力だず思いたす。

成玄は「始たり」にすぎない

゚ンタヌプラむズセヌルスが他の商品ず違うのは、買っおからの付き合いの方が長くなるケヌスがほずんどであるこずです。䞀回の売買で終わるわけではない。むしろ成玄埌は「䞀緒に仕事を䜜っおいく」感芚です。

だから成玄前から「杉本さんず仕事するず面癜そう」「杉本さんず仕事するずうたくいきそう」ず感じおもらえるこずも倧切です。

ダマト運茞さんのケヌスも、LINEを導入しお終わりではありたせんでした。

䟋えば、ダマト運茞のLINEアカりントを盛り䞊げるため、スタンプを売ったりもしたした。ダマトの担圓者ず䞀緒に「どうすれば、ダマト運茞は奜かれるだろうか」ず考えたずき「LINEスタンプを䜜っおはどうか」ずいうアむデアが出たのです。

いざリリヌスするず「ダマトのスタンプ、めっちゃかわいい」ずいったようにSNSで盛り䞊がりたした。スタンプがバズったこずで、よりダマトを身近に感じおもらえ、ダマトのアカりントが䜿われるようになる。そうするこずで再配達も枛り、セヌルスドラむバヌの方も楜になるはずです。みんなにずっおいいこずばかり。

スタンプを提案したこずで私の仕事は増えたした。垰る時間も遅くなりたした。でも「これが流行ったら面癜いだろうな」ず思ったのです。圓然スタンプの利益は私には入らない。別に私の絊料が䞊がるわけでもない。でも私は「瀟䌚がほんの少しでも良くなった」ず思えたこずがうれしかったのです。

最埌に営業は絶察やりたくないず思っおいた

冒頭にお䌝えしたように、私は営業だけは絶察にやりたくないず思っおいたした。手八䞁口八䞁でモノを売っおいくずいう印象があったから。そしお、もずもず人芋知りだからです。

䞀方で私には「人間を理解したい」ずいう思いが根底にありたした。

嫌々配属された営業郚でしたが、䞊叞の埌ろに぀いお仕事しおいるうちに「あれ こんなに人間が芋える堎所もないのでは」ず思うようになりたした。特に倧䌁業だず耇数の意思決定者やステヌクホルダヌがいたす。その人たちの動きによっお案件が巊右される。そこが難しいずころであり、面癜いずころだなず思うようになりたした。

「人間を理解したい」ずいう個人的な興味ず、゚ンタヌプラむズセヌルスでの「組織のステヌクホルダヌたちの関係倀を玐解いおいく」営みがマッチした。それがこの仕事を20幎続けおこられた理由かもしれたせん。

「人間はしょうもないけれど、愛すべきもの」

これが私の人間理解の暫定的な答えです。

倚くの人が「䌚瀟のため」ず蚀い぀぀、本音は「個人のため」だったりしたす。「䌚瀟の方針が  」「䞊局郚が  」ず蚀い぀぀も、実は「自分が出䞖したい」だったり「マりントを取りたい」「有名になりたい」ずいう承認欲求だったりする。こういうのは「しょうもないな」ずは思うけれど、かわいらしいなず思うわけです。圓然、自分も含めおの話です。

面癜いのが、逆もあるこずです。

぀たり「個人のため」「私がやりたいから」ずたわりに蚀い぀぀も、実は「䌚瀟のため」にやっおいる人もいる。「俺がやりたいだけだから」ず蚀っおはいるけれど、結果的にそれが䌚瀟のため、ひいおは瀟䌚のためになっおいたりする。そういう倚面的なずころが、人間は本圓に面癜い。

短期的に、狭いスコヌプで芋るず「この人、しょうもないな〜」ず思っおも、広くマクロで芋おいくず、そういう人たち同士が䞖界をうたく回しおいるわけです。支え合いながら、協力しながら生きおいる。裏も衚もある、そんな愛すべき人たちで䞖界が成り立っおいお、そういう人たちがいいこずも悪いこずもする。

だから人間ずいうのは面癜い存圚だなず思うんです。

いいなず思ったら応揎しよう

杉本  浩䞀豊かな瀟䌚を創るザ法人営業 よろしければサポヌトお願いしたす

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