見出し画像

小学校受験まで残り2ヶ月「今からの過ごし方」①全体設計と塾の使い方

本番まで残り2ヶ月。このタイミングになると「もっとやらせなきゃ」と焦りが出てくる時期ですが、大事なのは何かを増やすことより「何を減らし、何に絞るか」です。

今回は3回シリーズの1回目として、残り2ヶ月の全体スケジュールと、この時期からの塾との付き合い方の変化についてまとめます。

 残り2ヶ月のスケジュール感

9月:弱点を絞り込む時期 模試や過去問で見えてきた課題を洗い出し、優先順位をつけます。新しい単元に手を広げるより、頻出分野の精度を上げることに集中する時期です。

10月:仕上げの時期 過去問演習と面接練習を並行させながら、生活リズムを本番と同じサイクルに固定していきます。

直前2週間:体調管理最優先の時期 新しい対策には手を出さず、これまでの確認と体調・メンタル管理に全力を注ぎます。

 この時期からの塾との付き合い方

夏までは「講座を増やして対策の幅を広げる」フェーズでしたが、残り2ヶ月は少し違うフェーズに入ります。

新しい講座を増やすのではなく、今の塾の課題を家庭でどう補うかにシフトする

このタイミングで新しい特訓講座や問題集に飛びつくのは、かえって子どもを消耗させてしまうことも。すでに通っている塾のカリキュラムの中で「何が定着していて、何が抜けているか」を見極めて、家庭学習でその穴を埋めていく方向に頭を切り替える時期です。

 個別面談で聞いておきたいこと

この時期の個別面談は、なんとなく様子を聞くだけで終わらせず、具体的に聞くことを決めて臨むと得られる情報が変わります。

  • 志望校の直近の合格ラインと、子どもの現在地

  • 模試結果のどの数値・所見を重視して見るべきか

  • 行動観察・集団活動で塾側から見えている課題

  • 残り2ヶ月、この子に絞ってやるべきことは何か

 塾に任せきりにできないこと

一方で、塾には任せきれない部分もこの時期はっきりしてきます。

  • 生活習慣:早寝早起きなど、当日の動線に合わせたリズムづくり

  • 面接での一貫性:志望動機や教育方針について、両親の回答がずれていないかの確認

  • 子どものメンタルケア:焦りが伝わらない家庭の空気づくり

塾は学習や行動観察のプロですが、家庭の一貫性や生活基盤は保護者にしか作れない部分です。

次回は、模試結果の見方と弱点の絞り込み方について、塾のデータをどう家庭学習に落とし込むかを中心に書きます。


いいなと思ったら応援しよう!