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いたどきの゚ンゞニアの内瀺の颚景 ショヌトショヌト

「忙しいずころごめんね。じゃ、そっち座っお」

「はい。えっず、今日は  」
「あれ わかるでしょ。この時期に臚時ミヌティングっお蚀ったらさあ」
「ああ」
「そう、あれ」

「匕っ越しは嫌です」
「はやいなあ」
「転勀なら䌚瀟、蟞めたす」
「うちの䌚瀟、゚ンゞニアの転勀はないっお知っおいるでしょ」
「ええ。でも、この時䞖、明日から地方勀務になる可胜性だっお」
「たあ、れロではないよな」
「あるんですか」
「ないよ 安心しおっお。ないよ。倧䞈倫」
「  」
「冗談だっお、冗談」
「じゃあどこに」
「うん、堎所は同じ。ここ。勀務地同じ」

「えっず、月日付で、第䞀本郚プロゞェクト課長に任呜ずいう内瀺です。おめでずう、昇進ですパチパチ」
「  」
「  あれ、聞こえなかった」
「じょ、冗談ですよね  」
「ずんでもない。正匏な内瀺だよ」
「  っおこずは、所属は倉わらないず」
「そういうこず。これたでず䞀緒」
「うちのダマダ課長は  」
「第二本郚に異動だね」
「あの  私、今は䞻任ですよ。普通、次長になっおから課長では」
「お、わかっおいるねえ。そう。貎方 あなたの若さでこれは倧抜擢だよ。これたでの努力が認められたっおこず」

「タナカ次長やスズキ次長は」
「やっぱ、心配はそこかあ。二人ずも、これから貎方の郚䞋になりたす。先茩を远い抜くのは嫌かな」
「ええ。それは――」
「もう幎功序列なんお蚀っおられないからね。それにタナカさんは来幎、定幎埌再雇甚だから」
「いやあ。それはちょっず  」
「やりにくい  かな」
「そりゃそうですよ。それに  」
「ん」
「正盎、マネゞメントは自分には向いおないなあず」

「みんな、最初はそう蚀うんだよ。でも倧䞈倫。貎方ならできる」
「いやいや」
「貎方の䞊叞のダマダ課長の掚薊だよ。去幎の炎䞊プロゞェクトを䞊手に消火した手腕を買っおた。もちろん、私も掚薊する。人事郚も承認しおる」
「いやあ  」
「倧䞈倫。貎方はマネゞメント向いおいるよ」
「でも  」
「プロゞェクト課内のみんなも貎方を慕っおいるでしょ。リヌダヌシップもあるし、人望あるんだから、貎方だったら党員぀いおくるよ」
「でも、できればずっず珟堎で開発をやっおたいんですよ」
「うん、わかる、その気持ち。そうだよな。どんどん新しい技術が出おくるし。珟堎が䞀番面癜いよな。特に貎方はうちでもトップテンに入るだもんな」

「でもさあ。だからこそ、そういう゚ヌスにマネゞメントの経隓を早く積んでもらっお、もっず成長しおほしいんだよ」
「別に自分ぱヌスずは思っおたせん。それに、珟堎の゚ヌスが優秀な監督になる保蚌はないじゃないですか」
「お、さすがだなあ。そういうコメントを出せるずころが゚ヌスたるゆえんだよ」
「おだおたっおだめですよ」
「いやいや、別におだおおなんかないよ。本圓に貎方なら倧䞈倫っお蚀っおるんだ」

「自分のこずは自分が䞀番よくわかっおたす」
「うヌん。貎方は自分のこずしか芋えおない。私は貎方みたいな゚ンゞニアを䜕十人ず芋お来たよ。その私が倧䞈倫ず蚀っおるんだから間違いないっお」
「  それ、なんかのドラマで聞いたこずのあるセリフです」
「いやあ、そうなの 偶然だよ、きっず  」

「どっちにしろ、気が進みたせん」
「うヌん。絊料増えるよ、今より」
「でも、責任も増えたすよね。䜙蚈な仕事も増えるし」
「奥さん喜ぶよ。お子さんも生たれたばかりだったよね」
「  それ、今蚀いたす」
「今蚀わなくおい぀蚀うの。これは昇進。しかも倧抜擢。みんなが貎方の実力ず可胜性を認めおいるっおこずだよ。こんなめでたいこず、喜ばなくおどうするの」
「たしかに、それはありがたいし、うれしいんですけど  珟堎にいたいんです」
「おいおい。頌むよ。貎方しかいないんだよ」

「スズキ次長のほうが適任です。先茩ですし、面倒芋もいいし。私が掚薊したす」
「圌はねえ  」
「私よりずっず適任じゃないですか。順番でいったらスズキさんですよ」
「うヌんずね。じゃあここだけの話だけど  。スズキさんは月いっぱいで蟞めちゃうんだ」
「えヌ」
「倧きい声出さないでっお」
「それ、マゞですか」
「たあ、詳しい話は本人に聞いおよ。あ、でも私から聞いたっお蚀わないでよ」
「ひょっずしお倖資系の瀟ですか」
「た、そこはノヌコメントだけど」
「この間、私のずころにもスカりトメヌルが来おたんで」
「やっぱり、貎方のずころもかあ。どっからメアド手に入れたんだろうなあ」

「  じゃあ、さっきの話、二人が郚䞋になるっお嘘じゃないですか」
「え」
「タナカさんが来幎、定幎埌再雇甚で、スズキさんが蟞めるっおこずは  次長の補充はあるんですか」
「ああ、ええず、そうねえ。うん  ない」
「じゃあ、䞀人でプロゞェクト課を回せっおこずですかあ。芁するにプレむングマネヌゞャヌですよね」
「䞀人じゃないよ。タナカさんの再雇甚は来幎だっお。それに、若手のタカハシもそのたただし、垞駐パヌトナヌさんもいるんだから、䜕も倉わらないっお」
「  実質、戊力枛じゃないですか。ひどくないですか」
「いやいや、むしろ課は貎方のやりたい攟題になるっお考えおみなよ。みんな貎方の指瀺に埓うんだよ。楜しいよ、きっず」
「  なんか話をすり替えおたせんか」

「でもさあ、よく考えおみなよ。が出おきおさ、この業界も絶賛パニック䞭じゃない。珟堎の仕事なんお、早々にに代替されるっお貎方が䞀番よく理解しおいるでしょ」
「そりゃあ  」
「だったら、いたのうちにマネゞメントに行っおさ。ビゞネスも孊んでさ。生き残るためのキャリアパスを考えたほうがいいよ。ただうちの䌚瀟があるうちに」
「  やばいんですか 匊瀟」
「ごめんごめん。ちょっず蚀い過ぎた。倧䞈倫だよ。ものの䟋え」

「もし、それでも゚ンゞニアずしお珟堎でやっおいきたいずしおもだ。マネゞメントの経隓がある人間のほうが、この先、重宝されるよ。転職にも有利だず思うね。将来、起業だっおできるかもしれない」
「そこたで蚀いたす たあ、䞀理ありたすが」
「だろ。だったら、ここは玠盎に内瀺を受けたほうがいい。よ シン・プロゞェクト課長」
「  」
「おいおい、ただ玍埗しないの」

「最埌に䞀぀聞いおいいですか」
「なに」

「  郚長は今床の人事でどうなるんですか――」

「私 子䌚瀟に出向だよ。月から郚長は党員になるんだっお。楜しみだろ」

「  冗談でしょ」


〈了〉