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「月利〇%」の甘い罠。投資詐欺に遭った僕が、FPになって気づいた「守る知識」

1. 本章の目的


前回の自己紹介記事を読んでくださった皆さん、
本当にありがとうございました!
広島で料理人をしながら
ファイナンシャルプランナー(FP)として
活動している、松岡桂太です。

さて、今回は前回少しだけ触れた
「僕が投資詐欺に遭った時の話」
当時の感情も含めて具体的に
お話ししようと思います。
正直、今でも思い出すと胸が締め付けられるような、自分にとっての「負の歴史」です。
ですが、僕が味わったあの時の悔しさや絶望感を、これから一歩踏み出そうとしている皆さんには絶対に味わってほしくない。
その一心で、この記事を書いています。

「投資ってなんだか怪しいし、怖い……。
でも、このまま何もしないままでいる将来も不安だ」

今、そんな揺れる気持ちの中にいるあなたへ。
かつて無知だったゆえに、大切な資産を失い
「人生が終わった」とまで絶望した。
僕だからこそ、伝えられることがあります。

この記事が、あなたが「甘い罠」に足元をすくわれないための、そして大切な家族や自分自身の未来を守り抜くための
『盾となる知識』になれば幸いです。
「お金で未来を諦める人をゼロにする」ための
第一歩として、僕の失敗をすべて共有します。

2. あの日の僕に足りなかったもの(騙された理由の深掘り)


2019年、コロナ禍。
厨房から活気が消え、
僕の収入も大きく減りました。
大好きなお店を守ること、
そして何より当時まだ小さかった
2人の子供の未来を守ること
その責任感が強ければ強いほど、
胸を締め付けるような「焦り」
日に日に強まっていきました。

「なんとかして、今の状況を打破しなければ」

そんな風に正常な判断力を失っていた時、
知り合いからある投資の話を
持ちかけられました。
それが、僕の人生を変えてしまうほどの
悲劇の入り口でした。
僕がまんまとその罠にハマってしまった理由は、
大きく分けて3つあります。

無知」という最大の弱点
当時の僕は、お金に関する教養を
全く持っていませんでした。
知識がなければ、目の前の話が良いものなのか
悪いものなのか、判断基準すら持ちようがなかったのです。

② 「焦り」が思考を停止させる
「早く現状を変えなければ」という強い焦りが、
僕の冷静な判断力を奪っていました。
詐欺師は、まさにこの追い詰められた
精神状態を一番の好機と捉えてきます。

「過信」と「身内への安心感」
「自分だけは騙されない」という根拠のない自信。
そして「知り合いからの紹介だから大丈夫だろう」という慢心。
この二つが合わさった時、警戒心は完全に無防備になっていました。
今、FPとして学ぶ中で痛感していること。
詐欺師は、あなたが家族を想うその純粋な
『守りたい』という気持ちを、
最も巧妙に狙ってくるということです。

僕たちが抱える
「今の生活への不安」「家族への愛」
それを悪用してくる人間が、
残念ながらこの世には存在します。
当時の僕に足りなかったのは、
お金を増やすテクニック以前に、
自分と大切な人を守るための
「知識」という武器でした。

3. FPになった今だからわかる
詐欺師の典型的な「罠」

投資の話を持ちかけられたとき、
最も警戒すべき言葉が「月利」です。
「毎月〇%の利益が出ます」
「預けておくだけで、
これだけの配当が毎月入ります」

もしこう言われたら、その瞬間に
「これは怪しい」と警戒してください。
なぜ「月利」で判断してはいけないのか?

本来、健全な投資というものは、
数年、あるいは数十年という長期(長期運用)の視点で資産を育てていくものです。
経済の変動を味方につけ、リスクを分散しながら
資産を少しずつ成長させるのが投資の基本であり、魔法のように毎月安定した高い利益が出る仕組みなど現実には存在しません。

詐欺師が「月利」という言葉を好んで使うのには理由があります。
それは、短期間で「お金が増えている」と錯覚させ、次々と新たなお金を支払わせるためです。
多くの場合、これは実際に運用されているわけではなく、後から加入した人が支払ったお金を、
先にいる人への「配当」として回しているだけの「ポンジ・スキーム」と呼ばれる自転車操業であることがほとんどです。

彼らは、僕たちが「早く楽に稼ぎたい」と願う
心の隙間に、この「月利」という甘い蜜を
垂らしてきます。

投資は、月利で判断するものではありません!

もし「月利」という言葉が聞こえたら、
それは典型的な罠のサインだと考えて
間違いありません。まずは立ち止まり、
「なぜそんな高い利益が永続的に可能なのか」
を疑う目を養うことが、あなたの資産を守る
第一歩になります。

4. あなたと家族を守るための「防衛術」チェックリスト

投資の誘いがあったとき、以下の項目に
一つでも違和感があれば、
迷わずその場を離れてください。

①「絶対」「確実」「元本保証」という言葉は疑う
投資の世界に、100%の保証は存在しません。
甘い言葉で安心させようとする人ほど、
あなたの資産を狙っています。

②「月利」ではなく「年利」で考える習慣をつける
月利という言葉に惑わされず、
「年間に換算して何%のリターンなのか」
「それは市場の常識から見て妥当か」

を冷静に計算してください。

年利10%でかなり良い運用成績と言えます。
これを基準値として覚えておくと良いです。
【月利15%の配当金がもらえるよ】
こんなうたい文句に騙されなくなります!

③仕組みが理解できないものには出資しない!
包丁の使い方を知らずに厨房に立つ
料理人がいないのと同じです。
自分が理解できない仕組みにお金を投じるのは、
投資ではなく「賭け」です。
少しでも「仕組みが不透明だな」と感じたら
立ち止まる勇気を持ちましょう。

④一人で決めず、信頼できる専門家や家族に
必ず相談する

焦っている時ほど、人は視野が狭くなります。
信頼できるFPなどの専門家、
あるいは身近な家族に
「こういう話があるんだけど、どう思う?」
と客観的な意見を
求めてください。誰かに話すだけで、
冷静さを取り戻せることは非常に多いです。

5. 結び:正しい知識は、あなたと家族の未来を照らす光になる

ここまで読んでくださり
本当にありがとうございました。

投資詐欺という苦い経験をした僕が、
今、皆さんに一番伝えたいこと。
それは「どうか、焦らないでほしい」
ということです。

「周りが投資を始めているから」
「今の収入では将来が不安だから」
と、心が焦っているときこそが、
実は一番の危険信号です。
そんな時こそ、一度立ち止まって
「まずは知識を身につけること」から
始めてみてください。
お金の知識は、誰にも奪われない、
あなた自身と大切な家族を守る一生モノの
資産になります。

僕がファイナンシャルプランナーとして
活動を始めたのは、
「僕のような被害者をこれ以上、一人も出したくない」と心から願っているからです。
過去の失敗を恥ずかしいと思うこともありましたが、この経験こそが、皆さんの盾として役に立てるなら、意味があったのだと今は信じられます。

僕の活動理念である
『お金で未来を諦める大人と子供をゼロにする』
この言葉を胸に、これからも料理人としての視点と、FPとしての専門知識を掛け合わせ、
皆さんの力になる
「守る知識」を全力で発信し続けます。

あなたと、あなたの「大切な人達」が、
自分らしく自由に生きられる明るい未来。
それを皆さんと一緒に作っていけることを、
僕はとても楽しみにしています。

また次回の記事でも、お会いしましょう!

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