《江湖夜雨十年灯》用語集をまとめました📝
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《江湖夜雨十年灯》は ただでさえ登場人物が多くて混乱しそうなのに、武侠ならではの用語も多くて脳がパンクしそうなので用語一覧をまとめました。
※随時更新していきます
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用語集
門派・組織・地名
江湖(こうこ) / 武林(ぶりん) 武術家たちが属する社会や、渡世人の世界を指す言葉。第1話から頻繁に登場します。
北宸六派(ほくしんろっぱ) 200年前に北宸老祖の弟子たちが創設した、武林の秩序を維持するための6つの門派の総称。青闕宗もここに含まれます。第1話で言及されました。
魔教(まきょう) 15年前に聶恒城が率い、江湖を血に染めた邪道の教団。第1話から過去の脅威として言及されています。
青闕宗(せいけつそう) 物語の主要な舞台となる北宸六派の一つ。現宗主は戚雲柯。山頂に位置し、内部にはからくりが多数仕掛けられています。第1話から登場します。
落英谷(らくえいこく) 蔡昭や、その叔母である蔡平殊の門派。絵のように美しい谷。第1話で蔡昭の故郷として言及されました。
常家堡(じょうかほう) 常寧の生家。15年前に魔教から青闕宗を守った恩がありますが、何者か(天罡地煞営)によって一家惨殺事件に遭いました。第1話〜第2話で舞台となりました。
駟騏門(しきもん) 蔡昭と一緒に弟子入りに来た女性、楊小蘭が所属する門派。第4話で登場しました。
千面門(せんめんもん) 【※「武術」から移動】 神がかり的な変装術を得意とする門派。第8話で千雪深(陶小樹)の師匠の門派として言及されました。
離教(りきょう) 魔教に関連すると思われる教団(現在の魔教の真の名)。現在の教主は聶喆。慕清晏(常寧)はここの少君を名乗っています。第6話で慕清晏が正体を明かした際に名乗りました。
天罡地煞営(てんこうちさつえい) 魔教の精鋭の戦闘・暗殺部隊。常家を虐殺した実行犯とされています。第4話でその存在が明かされました。
椿齢小筑(ちんれいしょうちく) 蔡昭が青闕宗で滞在している、特別に手配された小さな中庭(建物)。後に常寧も庇護を求めてここに移ります。第1話から登場します。
蔵書閣(ぞうしょかく) 青闕宗の経典や書物、歴代宗主の手記などが収蔵されている建物。密室などのからくりが隠されています。第4話で蔡昭たちが手記を盗み出す舞台となりました。
幽冥道(ゆうめいどう) 魔教の拠点へ通じる道、あるいは関連する危険な組織や場所。第9話で邱人杰が送り込まれた場所として言及されました。
幽冥黄道(ゆうめいこうどう) 慕清晏が極楽宮へ攻め入るために通ろうとしている道やルートの名称。第12話で登場しました。
極楽宮(ごくらくきゅう) 慕清晏が総攻撃を仕掛ける、離教内の重要拠点。第12話で進軍の目標となり、第16話で攻め入りました。
八爪天牢(はっそうてんろう) 離教の内部にある特殊な地下牢の名称。かつて蔡平殊の弟弟子もここに囚われていたようです。第13話で蔡昭が収監されました。
九州宝巻閣(きゅうしゅうほうかんかく) 多くの貴重な書籍が収められている秘密の書庫。離教の長老・厳栩がここに監禁されていました。第14話で登場しました。
地宮(ちきゅう) 離教の奥深くに存在する地下の宮殿や迷宮。慕氏夫婦(慕東烈と羅詩耘)が隠遁生活を送った場所であり、罠や秘密が隠されています。第17話で蔡昭と慕清晏が落とされました。
烈焔山(れつえんざん)【第18話】 中国西方(西域)にあるとされる山の名前(地名)です。
練武場(れんぶじょう)【第19話】 青闕宗の中にある武術の稽古や試合を行う施設(場所)です。
【武術・概念・身分呼称】
内力(ないりき) 体内に蓄えられた武術の気やエネルギー。常寧は毒によってこれを失い、かつ入り乱れた状態になっていました。第1話から登場します。
心法(しんぽう) 武術の精神的・内面的な鍛錬法。第1話から言及されます。
経脈(けいみゃく) 体内の気血の通り道。「天魔解体大法」を使うとこれがすべて断ち切られてしまいます。第1話で言及されました。
心頭血(しんとうけつ) 心臓の血。第1話で、戚凌波が自身の修行に使うため、内力を失った常寧から無理やり奪おうとしたものです。
走火入魔(そうかにゅうま) 武術の修行中や外的な要因(真言香など)によって気が暴走し、精神や肉体に異常をきたすこと。第3話で常寧がこの状態に陥りました。
天魔解体大法(てんまかいたいだいほう) 15年前に蔡平殊が魔教教主を討つために使用した禁術。絶大な力を得る代わりに、術者は経脈が断ち切られ、命を落とすほどの重い代償を伴います。第3話で詳細が語られました。
琵琶骨(びわこつ) 鎖骨のこと。武侠の世界では、ここを貫かれると内力が使えなくなり、武功が完全に廃される急所とされています。第3話で常寧が貫かれていたことが判明しました。
閉関修練(へいかんしゅうれん) 武術家が外部との接触を一切絶ち、隔離された部屋などで修行や療養に専念すること。第4話で宗主・戚雲柯が行っていました。
少君(しょうくん) 門派や教団などにおいて、若き主君や後継者を指す尊称。第6話で慕清晏の身分として言及されました。
五毒掌(ごどくしょう) 強力な毒を帯びた手刀の技。第7話で段九修が使用し、第16話でかつて慕清晏も聶喆から受けたことが語られました。
紫薇心経 / 紫薇心法(しびしんきょう / しびしんぽう) 絶大な力を得られる武功の修練法ですが、修練者の性格や精神を狂わせてしまう副作用があります。第8話・第9話でその秘密が明かされました。
点穴(てんけつ) 経絡上の急所(ツボ)を指で突き、相手の動きを封じたり気絶させたりする武術の技。第9話で蔡昭が慕清晏に使用しました。
唖穴(あけつ) 突かれると一時的に声を出すことができなくなる急所(ツボ)。第13話で胡鳳歌が蔡昭に使用しました。
万毒蜂陣(ばんどくほうじん) 猛毒を持った蜂の群れを利用した、魔教の恐ろしい罠や陣形。第13話で蔡昭が迷い込みました。
邪術(じゃじゅつ) 正統な武功とは異なる、妖しい術。第14話で于慧因が琴の音を使って尸傀奴を操るために使用しました。
蠱毒(こどく) 特殊な毒虫を用いた呪術や、その毒そのものを指す言葉。第17話で魔教の長老・韓一粟が用いました。
辺神医(へんしんい)【第18話】 「神医」と呼ばれるほど腕の立つ医者の敬称です。
路城南(ろじょうなん)【第18話】 過去の魔教における次期教主候補です。
画皮妖(がひよう)【第19話】戚雲柯が蔡昭に語った"妖魔"のような存在。実際には妖魔ではなく人間であり、かつては蔡平殊と情を交わした人物でした。しかしある時、蔡平殊の同門の友人たちが皆殺しにされるという惨劇が起きました。その現場で「彼の後ろ姿」を目撃してしまったことから、蔡平殊は彼が仲間を虐殺した犯人であると信じ込みました。戚雲柯が蔡昭にこの話を語ったのは、慕清晏をこの「画皮妖」に重ね合わせているためです。 「今はどれほど優しく愛情深く接してきても、相手は魔教の人間だ。いつか画皮妖のように突然裏切り、青闕宗の仲間たちを惨殺するかもしれない。愛した人に仲間を殺されるという、蔡平殊と全く同じ地獄(二の舞)を味わってはならない」という、悲痛な警告が込められています。
【アイテム・動植物・毒薬】
血玉(けつぎょく) 尹素蓮が贈った数多くの品の中から、常寧があえて一つだけ選んだ赤い玉石。第2話で登場しました。
栄枯枝(えいこし) 内力を増す効果があるとされる植物。第3話で、蔡平殊が戚雲柯を助けるために植えたものとして登場しました。
覓影蝶(べきえいちょう) 特定の匂い(花粉)を追う特殊な蝶。第3話で常寧が蔡昭を誘い出すために使用しました。
真言香(しんごんこう) 本音を言わせたり、幻覚を見せたりする作用のある香。第3話で常寧が走火入魔に陥る原因となりました。
手記 / 手札(しゅき / しゅさつ) 歴代宗主の記録。第19代宗主・尹岱が残した手記には「天魔解体大法」に関する重大な秘密が記されていました。第4話で盗み出されました。
天灯(てんとう) 熱気球のように空に飛ばす灯籠。第4話の中秋の夜に飛ばされ、その混乱に乗じて手記が盗み出されました。
寒氷の毒(かんぴょうのどく) 宋郁之が受けた、冷気を帯びた治癒困難な毒。第6話の襲撃で受けた幽冥寒気のこととして言及され、第10話でその深刻さが語られました。
涎液(ぜんえき) 雪麟龍の分泌物。飲むと不老長寿の奇妙な効果があるとされ、第7話〜第8話の雪山編で多くの者がこれを奪い合いました。
雪蛇(ゆきへび) 雪山に生息する蛇。第8話で千雪深(陶小樹)が操り、敵を飲み込ませました。
紫玉金葵(しぎょくきんき) かつて蔡平殊が魔教の宝物庫から盗み出したとされる極めて貴重な品。第10話でその存在が言及されました。
軟筋散(なんきんさん) 嗅いだり飲んだりすると全身の筋肉から力が抜け、内力が使えなくなる毒薬。第13話で蔡昭が盛られ、第17話の過去編でも言及されました。
尸毒(しどく) 死体や尸傀奴に由来する恐ろしい毒。第14話で蔡昭がこの毒に当たってしまいました。
山慈姑(さんじこ) 毒性のある植物の一種。第14話で、尸傀奴の凶暴な薬性を抑え込むための草薬のヒントとなりました。
艶陽刀(えんようとう) 蔡昭が使用している武器(刀)の名前。第15話で、厳栩が彼女の素性(蔡平殊の姪)に気づく決め手となりました。
迷薬(めいやく) 相手の意識を失わせたり、痺れさせたりするために用いる薬。第16話で孫若水が蔡昭に盛ろうとしました。
素子香(そしこう) 慕清晏の体を蝕んでいる毒の正体。無色無味であり解毒する方法が存在しない恐ろしい毒。第16話で判明しました。
万載温泉石(ばんさいおんせんせき)【第18話】 温かいエネルギーを秘め、寒気を抑える効能がある石です。
尋骨草(じんこつそう)【第18話】 人に深刻な病状の様子を現れさせることができる特殊な薬草です。
・桂花醸(けいかじょう)第20話に登場。キンモクセイの花を漬け込んだお酒。行方不明となっている過去の魔教の次期教主候補・路城南が好んで飲んでおり、常家の墓前にこの匂いが残っていたことが彼を追う重要な手がかりとなりました。
