《逐玉》謎のイケメン・斉旻の正体を考察しました(第13話時点)
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中国ドラマ『逐玉』に登場した、ミステリアスで底知れぬ狂気を放つキャラクター、斉旻(チー・ミン)。
彼の正体や背景、そして「16年前の事件」とのつながりは非常に複雑です。少し混乱してきたため、整理も兼ねてまとめてみました。
本記事では、第13話までの字幕(セリフ)や作中の情報をもとに考察しています。
⚠️13話までのネタバレを含みます。
まず知っておくべき、16年前の「東宮の火事」
斉旻の正体を考察するうえで重要なのが、ドラマの随所で語られる「16年前の事件」です。
当時、瑾州の戦いで「謝征の父」と「承徳太子(当時の皇太子)」が戦死しました。しかしこれは単なる不運な敗戦ではなく、現在の丞相である魏厳が意図的に援軍を送らず、見殺しにした可能性が高いと考えられます。
さらに恐ろしいことに、皇太子が戦死した直後、当時の皇帝は突然退位させられ、皇太子の宮殿である「東宮」が火事に見舞われました。

斉旻の作中のセリフによれば、この火事は魏厳が邪魔な皇太子一族を根絶やしにし、国の実権を握るために仕組んだ焼き討ちだったようです。
この凄惨な過去を踏まえると、斉旻の正体、そして現在の「仮の姿」が少しずつ見えてきます。
斉旻の「真の身分」
結論から言うと、斉旻は16年前に魏厳によって死に追いやられた承徳太子(皇太子)の実の息子である可能性が高いです。
[根拠となる作中のセリフ]
第13話で、斉旻の配下である趙詢が、謝征に対してこう話しています。
「十六年前、東宮のあの火事の中で、幸いにも生き延びた者だ」
また、斉旻の姓が皇室と同じ「斉」であること、そして部下との会話で王侯貴族が用いる一人称「孤」を使っていることも、彼が皇室の血筋である可能性を示しています。

さらに彼は、皇太子の公印である「東宮大印」を所持しており、
自分の身分が「前東宮」であることを作中で語っています。


このことから、彼の真の正体が、前皇太子の息子である可能性が極めて高いと言えます。
斉旻の「現在の身分」
そして、火事から生き延びた斉旻は、長信王(現在は反乱を起こしている人物)に密かに引き取られたと考えられます。
[根拠となる作中のセリフ]
第13話で彼は、配下である趙詢に対してこう語っています。
「孤のあの父王は、山賊に軍糧を奪わせるという策を講じた後、流民を追い立て、恐慌を煽り~~~」
このセリフで語られている「山賊を装って軍糧を強奪した軍」が、長信王の軍であることは、物語の中でも繰り返し言及されています。
したがって、このセリフの内容から、斉旻が「父王」と呼ぶ人物が長信王であることが、ほぼ断定できます。
さらに、彼はこんなセリフも口にしています。
「父王は一度も私を心に留めたことはない。世子の座も随元青の思いのままだ」

このセリフから、斉旻がその父王のもとで、
「随」という姓を持つ兄弟(随元青)と共に育てられたことがわかります。
そして、中国の公式相関図を見ると、随元青の父親が「随拓」であることが分かります。
つまり随拓=長信王ということになりますね。
では、この長信王「随拓」とは何者なのでしょうか。
それは第10話で、賀将軍が魏厳に送りつけた「魏厳自身が書いたと思われる16年前の手紙」の宛先となっている、あの人物です。
「随拓」将軍へ。
瑾州は危急の状況にある。私は急用で京へ戻らねばならない。ゆえに我が家の将・魏祁林に虎符を持たせて遣わす。即刻援軍を出して北厥を防ぎ、承徳太子の窮地を救え。
泰康26年5月8日 中郎将 魏厳

この手紙の宛先となっている「随拓」将軍こそが、現在反乱を起こしている長信王であり、斉旻の養父というわけですね。
兪浅浅との関係
では次に、溢香楼の女主人・兪浅浅との関係です。

彼女は過去に「ある男性」と関係を持ち、息子の宝児を身ごもったままこの町へやって来ました。
作中で彼女は、斉旻についてこう語っています。
「あの男(子どもの父親)と似ているけど、顔の傷もないし、声も違う」
ここからは推測になりますが、彼女のいう「あの男」とは斉旻本人である可能性が高いと思います。
もしそうであれば、「顔の傷」は東宮の火事で負った傷であり、「声が違う」のも火事によって喉を傷めたからなのでしょう。
そして現在、名医の治療によって、その傷が治癒しているのだと思われます。
まとめ
ミステリアスなイケメン男子・斉旻の正体は、
・16年前に戦死した承徳太子(当時の皇太子)の息子であり
・長信王(随拓)の養子
・そして、兪浅浅の子どもの父親でもある
可能性が高いと考えられます。
もしこれらの仮説が正しければ、斉旻が謝征を味方に引き入れようとするのは、単に仇である魏厳を倒すためだけではなく、本来の自分の身分――すなわち皇帝の座を取り戻すためなのかもしれません。
