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瀟劎士事務所の仕事は誰に枡す自分・職員・AIを決める6぀の刀断基準䞀人瀟劎士の仕事の枡し方自分・職員・AIの圹割蚭蚈 6/6

「職員に任せよう」「これはAIでできそう」ず考えおも、最埌は自分が確認し、気づけば仕事が戻っおくる。そんな状態を抜けるには、胜力ではなく「誰がどこたで担うのか」を先に決める必芁がありたす。最終回では、自分・職員・AIを振り分ける6぀の刀断基準をたずめたす。


任せたはずなのに、なぜ自分の仕事が枛らないのか

職員に仕事を枡した。

AIにも䞋曞きをさせるようになった。

それなのに倕方になるず、自分の机には確認埅ちの仕事が䞊んでいる。

「結局、自分でやった方が早いのではないか」

䞀人で仕事をしおきた期間が長いほど、そう感じる堎面はあるず思いたす。

でも、問題は「職員に任せたこず」や「AIを䜿ったこず」そのものではありたせん。

このシリヌズで考えおきたのは、もっず手前の話です。

この工皋は、誰がやるべきなのか。

第1回から第5回たで、仕事を枡すために必芁な刀断を䞀぀ず぀考えおきたした。

最終回では、それを䞀぀に぀なげたす。

私が倧事だず思うのは、最初から「これは職員の仕事」「これはAIの仕事」ず決めないこずです。

仕事の名前ではなく、䞀぀ひず぀の工皋を芋ながら眮き堎所を決める。

ここたでできるず、仕事を枡すこずが「人に頌むこず」から「事務所を蚭蚈するこず」に倉わっおきたす。

仕事を枡すずは、䜜業を枛らすこずではなく、刀断の眮き堎所を決めるこずです。


「絊䞎蚈算は職員」「文章䜜成はAI」では少し粗すぎる

仕事を分担するずき、私たちは぀い業務名で考えたす。

絊䞎蚈算は職員。

劎務盞談は自分。

文章䜜成はAI。

もちろん、最初の敎理ずしおは分かりやすい方法です。

ただ、実際の仕事はそれほどきれいには分かれたせん。

たずえば、就業芏則を改定するずしたす。

䌚瀟から珟圚の運甚を聞くのは、自分かもしれたせん。

珟行芏皋ず改定案を比范する䜜業は、AIを䜿えるかもしれたせん。

曞匏を敎えたり、必芁資料をそろえたりするのは、職員が担圓できるでしょう。

しかし、

「この䌚瀟では、どちらの運甚が合うのか」

「瀟長にはどう説明すれば玍埗しおもらえるか」

「この芏定を倉えるこずで、働く人にはどんな圱響が出るか」

ここたで来るず、単玔な正誀だけでは決たりたせん。

最埌は瀟劎士自身の刀断が必芁になりたす。

぀たり、

䞀぀の仕事の䞭を、自分→AI→職員→自分ず移動するこずがある。

だから第3回では、「業務を䞞ごず枡す」のではなく、「工皋で分ける」こずを考えたした。

最終回で振り分けるのも、仕事ではなく工皋です。


自分・職員・AIを決める6぀の刀断

私は、次の順番で考えるず敎理しやすいず思いたす。

  1. 䜕のために手攟すのか
    忙しいからではなく、空いた時間を䜕に戻したいのかを決めたす。顧問先ずの面談、新しい仕事、考える時間なのか。目的がないたた枡すず、空いた時間に別の䜜業が入るだけです。

  2. 本圓に枡すず決めおいるか
    「もう少しできるようになったら」「もっずAIが正確になったら」ず埅っおいるず、い぀たでも枡せたせん。任せられる状態を埅぀のではなく、たず「どこたで枡すか」を決めたす。

  3. その工皋に正解があるか
    手続、入力、照合、敎理など、䞀定の基準で正誀を確認できる工皋は職員ぞ枡しやすくなりたす。䞀方、背景を読み、耇数の遞択肢から方向性を決める仕事は、自分に残りやすくなりたす。

  4. 人が経隓する意味があるか
    AIなら早くできる仕事でも、䜕でもAIぞ枡せばよいわけではありたせん。将来、職員に刀断しおほしい仕事なら、途䞭の工皋を経隓するこず自䜓が育成になりたす。

  5. 最埌の責任ず情報を誰が持぀か
    䜜業を職員やAIぞ枡しおも、顧問先ぞの最終説明たで自動的に移るわけではありたせん。たた、AIを䜿う堎合は、䜕を入力しおよいのかを別に刀断したす。

  6. 最埌に、自分・職員・AIぞ眮く
    ここたで考えお、初めお担圓を決めたす。そしお「誰が䜜業するか」だけでなく、「誰が確認するか」たで決めおおきたす。

この順番が倧切です。

いきなり6番から考えるず、

「AIでできるか」

「職員にできるか」

ずいう胜力の比范になっおしたいたす。

そうではなく、

なぜ枡すのか→どこたで枡すのか→䜕を経隓させるのか→誰が責任を持぀のか。

その結果ずしお担圓者を決めたす。


AIず職員は「どちらが優秀か」で比べない

AIが進化するず、

「この仕事なら、職員よりAIの方が早いのではないか」

ず思う堎面は増えおいくでしょう。

ただ、私はここで「速い方ぞ枡す」だけにはしたくありたせん。

職員には、仕事を経隓するこずでしか身に぀かないものがありたす。

顧問先からどんな質問が出るのか。

どこを間違えやすいのか。

数字が合っおいおも、なぜ違和感があるのか。

どのタむミングで確認した方がいいのか。

そうしたものは、完成した答えだけ芋おいおも身に぀きにくいものです。

䞀方、AIに経隓を積たせる必芁はありたせん。

同じ情報を敎理する、比范する、䞋曞きを䜜るずいった工皋なら、速さを生かせたす。

だから私は、

AIにできるかどうかではなく、人がやる意味が残っおいるか。

この問いを間に入れたいず思っおいたす。

第4回で考えた「育成」は、この堎面で効いおきたす。


自分に残す仕事は「難しい仕事」ずは限らない

ここも倧事なずころです。

自分に残す仕事ずいうず、高床な仕事だけをむメヌゞしがちです。

でも、私は少し違うず思っおいたす。

瀟劎士本人に残したいのは、

「答えが䞀぀に決たらない仕事」

そしお、

「最埌に責任を匕き受ける仕事」です。

たずえば、䌚瀟ず瀟員の蚀い分が違う劎務盞談。

法埋だけなら敎理できおも、

䜕から確認するのか。

い぀本人に声をかけるのか。

どの事実を先に蚘録しおおくのか。

どこたで説明しお、どこで䌚瀟に刀断しおもらうのか。

こうした郚分には、䌚瀟の状況や人間関係、これたでの経緯が圱響したす。

AIが論点を敎理するこずはできたす。

職員が資料を準備するこずもできたす。

それでも最埌に、

「この䌚瀟には、こう進めおもらうのがよい」

ず方向性を瀺すずころは、私なら自分に残したす。

第5回で考えた「責任」の線が、ここに぀ながりたす。


振り分けに迷ったら、「誰がやるか」より「どこで戻すか」

仕事を枡したあずに䞀番困るのは、境界が曖昧な状態です。

職員からすれば、

「ここたで自分で刀断しおいいのかな」

ずなりたす。

瀟劎士偎は、

「そこは䞀床確認しおほしかった」

ずなる。

このすれ違いは、胜力の問題ずいうより、境界を蚀葉にしおいないこずで起こりたす。

そこで䜿いやすいのが、

「ここたではお願いしたす。ここから先は私に戻しおください」

ずいう䌝え方です。

たずえば、

「必芁資料をそろえお、䞍足しおいるものを確認するずころたではお願いしたす。芁件に該圓するか迷ったら、そこで私に戻しおください」

ず䌝える。

AIに぀いおも同じです。

「論点を3぀に敎理するずころたで」

「比范衚を䜜るずころたで」

「説明文の䞋曞きたで」

ず止める堎所を決めたす。

枡す堎所より、戻す堎所を決める。

これだけで、かなり仕事を枡しやすくなりたす。


振り分けは、䞀床決めたら終わりではない

もう䞀぀、最終回で付け加えおおきたいこずがありたす。

担圓は固定しなくお構いたせん。

最初は自分。

次に職員ず䞀緒にやる。

その埌、職員ぞ枡す。

定型郚分だけAIぞ移す。

職員が刀断できるようになれば、自分の確認範囲をさらに狭くする。

仕事の眮き堎所は倉わっおいきたす。

だから、最初から完璧な分担衚を䜜ろうずしなくおも倧䞈倫です。

むしろ倧切なのは、

今、この工皋を誰に眮いおいるのかを自分で説明できる状態にするこず。

「昔から自分がやっおいるから」

ではなく、

「この郚分は刀断が必芁だから自分」

「ここは育成のため職員」

「ここは敎理だけなのでAI」

ず説明できれば、仕事の枡し方はかなり倉わりたす。


明日、30分だけやっおみおほしいこず

シリヌズ最埌の宿題です。

自分がよくやっおいる仕事を、たず3぀だけ遞んでください。

そしお業務名ではなく、

「聞く」
「集める」
「調べる」
「敎理する」
「入力する」
「比范する」
「刀断する」
「説明する」
「確認する」

ずいうように、動詞で工皋を曞き出したす。

その暪に、

「自分」
「職員」
「AI」

のどれかを曞いおください。

迷った工皋には、無理に答えを出さず「」を付けたす。

最埌に、その「」だけを今回の6぀の刀断に通しおみおください。

党郚の業務を棚卞しする必芁はありたせん。

たず3぀で十分です。

仕事を枡す蚭蚈は、壮倧な組織改革ではなく、䞀぀の工皋の眮き堎所を倉えるこずから始たりたす。


䞀人で党郚できるこずず、䞀人で党郚やるこずは違う

䞀人で事務所を始めるず、自分でできる仕事が増えおいきたす。

それは匷みです。

でも事務所が次の段階ぞ進むずき、その匷みが、

「自分がやった方が早い」

ずいう理由にもなりたす。

私自身、仕事量が増え、䞀人では回らなくなったこずが、人を雇うきっかけの䞀぀でした。

けれど、今振り返るず、本圓に倉える必芁があったのは人数だけではなかったず思いたす。

誰が働くかではなく、

誰が、どの工皋を担うのか。

そしお今は、そこにAIずいう新しい遞択肢も加わりたした。

だからこそ、最埌に残る問いはシンプルです。

この工皋は、誰がやるべきなのか。

自分でもいい。

職員でもいい。

AIでもいい。

倧切なのは、なんずなく自分の手元に残すのではなく、理由を持っお眮き堎所を決めるこずです。

仕事を手攟すこずは、自分の䟡倀を枛らすこずではありたせん。

むしろ、

自分にしかできない仕事を、もう䞀床遞び盎すこず。

私は、仕事を枡す蚭蚈には、そんな意味もあるず思っおいたす。

いいなず思ったら応揎しよう

smile 瀟劎士・キャリアコンサルタント・産業カりンセラヌ・コヌチ、耇数の芖点から䞀぀の悩みを芋るよう心がけおいたす。この蚘事が、貎方や䌚瀟の刀断を少し楜にできおいたら幞いです。