180年前に「手洗いを拒否した医師たち」と、現代の私たちの決定的な共通点――歴史は改善するのか?それとも繰り返すのか?
どうもアニオタアラサーです。歴史は繰り返すとはいうけれど、なぜ!? 遺伝子のせいなのかそれもと構造のせいなのか、それとも権威主義なのかとふと疑問に思い、調べたらわかりやすい事例が出てきたので筆を取りました。
「手を洗うだけで、たくさんの命が助かります」
今こう言われたら、誰もが「当たり前だ」と答えるはずです。
世界中で感染症が猛威を振るったときも、最初に呼びかけられたのはマスクと徹底した「手洗い」でした。
しかし、今から180年ほど前。このあまりにもシンプルで正しい事実を必死に訴えた一人の医者が、周囲の仲間たちから嘲笑され、職場を追われ、最後は孤独のなかで命を落とした歴史をご存知でしょうか。
彼の名前はイグナーツ・ゼンメルワイス氏(センメルヴェイス・イグナーツ)。
当時、出産を終えたばかりのお母さんたちが、原因不明の高熱(産褥熱)でバタバタと亡くなっていく時代でした。
ゼンメルワイス氏はある日、恐ろしい事実に気づいてしまいます。
死体の解剖をした直後、手を洗わずにそのまま出産を手伝っていた医師たち――つまり「医者の汚れた手」こそが、助かるはずだった命を奪っていたのだと。
彼はすぐに「カルキ水で手を洗おう」と呼びかけました。
結果は劇的でした。跳ね上がっていた死亡率は、あっという間に激減したのです。
けれど、周りの医師たちが返したのは感謝ではありませんでした。激しい怒りと、無視と、あざけりでした。
「俺たちが患者を殺しているとでも言いたいのか?」
「紳士である我々の手が汚れているはずがない」
なぜ、こんな分かりやすい事実を、当時の最高峰の知性を持った人たちが受け入れられなかったのでしょうか。彼らが特別に悪人だったからでしょうか?
いいえ、きっと違います。
彼らはただ、「自分がこれまでやってきたこと」を全否定されるのが、怖くてたまらなかっただけなのです。
あれっなんか聞いたことある構図だな。政治の失敗とか平成の30年の停滞とか裏では権威主義が足をひっぱたりしてないよね、、と思ったりしました。
あと2部ほど書く予定です
ここまで読んでいただきありがとうございました。 また次回お会いしましょう。

