JW879 鎗水川で洗おう
【東征激戦編】エピソード20 鎗水川で洗おう
第十二代天皇、景行天皇の御世。
西暦111年、皇紀771年(景行天皇41)。
東征をつづける、日本武尊(以下、タケル)の一行は、戦いを終え、地元の豪族(王)、「ノエル」と「リアム」と共に、邑人の案内で、武具を洗いに、川を訪れたのであったが・・・。

邑人(に)「鎗を川で洗ったことから、名付けられた、鎗水川です。」
邑人(は)「小櫃川の支流ですぞ。」



タケル(30)「エピソード876で紹介した、太田山の近くまで、戻って参ったのだな?」
ノエル「戦いの後、太田山まで凱旋したのでは?」
リアム「では、邑人に案内して貰わずとも、良かったのでは?」
ノエル「そ・・・そうじゃな・・。」
邑人(に)「そうですよ。作者が、勝手に繋げるから、変なことになったんですよ。」
タケル(30)「す・・・すまぬ。」
邑人(は)「皇子が、謝ることではありませぬ。憎むべきは、作者にござりまする。」
タケル(30)「う・・・うむ。」
邑人(に)「では、我らは、邑に帰りまする。」
邑人(は)「お達者でぇ!」
こうして、邑人は帰っていった。
そして・・・。
賊(い)「ついに来たか! 我らは、この地の賊じゃ!」
賊(ろ)「ここで会ったが、百年目! 討ち取ってくれようぞ!」
タケル(30)「いきなり、何だ!?」
ナッカ「とにかく、迎え討たなきゃ、ダメっすよ!」
八腹「父上! ヤマトの強さ、見せつけてやりましょうぞ!」
ナッカ「その意気っすよ!」
八腹「喰らえっ。」
ザシュ!
賊(い)「そ・・・そんな・・・グフッ。」
ナッカ「そりゃぁ!」
ザクッ!
賊(ろ)「ぐはぁ!」
疾風「モォォ!」
ルフィ「ふむ。皇子が、この地で賊を征伐したことにより、社が建てられた・・・と言ってるでやんす。」
ダータケ「それが、小高神社じゃ。」


武日「祭神は、皇子やじ。」
タケル(30)「快なりぃぃ!」
疾風「モォォ!」
ルフィ「元々は、小鷹大明神と呼ばれていた・・・と言ってるでやんす。」
ナッカ「気になる、鎮座地は?」
ダータケ「千葉県袖ケ浦市の『滝の口』にござりまする。」



八腹「ところで、鎗水川の伝承にござりまするが・・・。」
タケル(30)「ん? どうした?」
八腹「此度の戦いの後に、物具を洗ったのでは?」
タケル(30)「い・・・言われてみると・・・。」
リアム「此度の作者は、グダグダですな?」
タケル(30)「し・・・深慮遠謀が有るのであろう。」
リアム「そうは、思えませぬが・・・。」
と・・・とにもかくにも、一行は、ここで野営したようである。
そして、翌朝・・・。
タケル(30)「おお! 美しい!」
ダータケ「父上? 如何なされましたか?」
タケル(30)「あの山を見よ! 山の端に、神々しく上る朝日が美しい。これは、拝まねば・・・。」
ダータケ「たしかに、神を感じますな。」
ルフィ「でも、山と言うより、丘のような・・・。」
タケル(30)「俺が、山と言ったら、山なのだ!」
ルフィ「ぎょ・・・御意。」
タケル(30)「それにしても、美しい。天の岩戸から出る天照大神も、このようだったのだろうな・・・。」
ノエル「左様ですな。」
タケル(30)「よし! あの山を『磐戸山』と名付けようぞ!」
武日「このことから、その地は、岩井と呼ばれるようになったんや。千葉県袖ケ浦市の岩井のことやじ。」


リアム「あのう? 『岩』しか、合っておりませぬが?」
武日「何言うちょるんや! 『おい』が、そう言ったら、そういうことなんや!」
リアム「ぎょ・・・御意。」
タケル(30)「では、あの地で、戦勝祈願しようぞ!」
どうなることやら・・・。
次回につづく
