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登録者14万人の収益化が突然止まった話【復活までやったこと全部】

どうも、ワールドカップロスと熱帯夜を同時に抱えているきびまらです。

普段はYouTubeで、AIを使った架空番組やMVなどのエンタメ動画を作っています。

ありがたいことに、チャンネル登録者は約14万人になりました。いつも観てくれている皆さん、本当にありがとうございます。

▼チャンネルはこちら

登録まだの方は、この機会にぜひ。

で、今日はそのチャンネルについて、ちょっとした告白があります。

実は今年の3月から6月まで、私のYouTubeチャンネル、収益化を止められていました

突然このメールが来る

特に言う必要もないかなと思っていたので、誰にも言っていませんでした。

もしかしたら「あれ?」と気づいていた人もいたかもしれませんが、約3か月間、きびまらチャンネルの収益はゼロでした

無事に復活できた今だからこそ、時系列も、やったことも、全部書きます。

同じ状況で困っている人に、少しでも参考になれば嬉しいです。



そもそも何が起きているのか

まず前提の話を少しだけ。

YouTubeは2025年7月にパートナープログラムのポリシーを改定して、いわゆる「不正なコンテンツ(inauthentic content)」の定義を明確にしました。

対象はAIそのものではなく、テンプレ流用の量産動画や、付加価値のない繰り返しコンテンツ。

YouTubeのCEOも「AIはシンセサイザーみたいなもので、独創的に使われているかが重要」という趣旨の発言をしています。

つまり建前上は「AI使用はOK、量産スパムはNG」。

方針としては、私も正しいと思っています。低品質な量産動画があふれたら、視聴者も広告主も離れますから。

ただ実際の運用では、真面目に作っているAIクリエイターのチャンネルも次々と停止されていて、界隈では「収益化停止祭り」と呼ばれる状況になっていました。

そして3月ごろ、その祭りにきびまらも招待されました。

呼ばなくていいです。

行きたくない祭りナンバーワン

停止された日のこと

突然、YouTubeからメールが届きました。

本日をもって、お客様のチャンネルの収益化は無効となり

理由は「信頼できないコンテンツ」

YouTube Studioを開くと、こう書いてありました。

教育的価値や新たな価値が付加されておらず、視聴回数を増やすことのみを目的として大量生産されたコンテンツや繰り返しの多いコンテンツがこれに該当します

いや、どの動画のこと?

うちの動画は1本作るのに何週間もかかっています。企画を考えて、キャラを作って、何百回も生成して、編集して、ようやく1本です。

「大量生産」という文字を見て、最初に出た感想は「できるものならしてみたい」でした。

とはいえ、落ち込んでいても収益は戻ってきません。

公式の収益化ポリシーのページを開いて、改善できるところがないか隅々まで読みました。

読んだ結果、何を直せばいいのかいまいち分かりませんでした。

これがこの問題の一番しんどいところです。後で詳しく書きます。


再審査請求 → 却下

収益化が停止されると、5分以内の動画を提出して再審査請求ができます。

「うちのチャンネルは人間が企画・制作しています」ということを説明して、審査してもらう流れです。

私も「人の手で作られていること」を精一杯アピールして提出しました。

結果。

却下ァ!!

今回はYouTube パートナープログラムの再開を承認いたしかねます

見てもらえてる気がしない

ちなみに巷では、Xで@YouTubeに直接問いかけたら復活した、みたいな例も見かけました。

ただ私はその手は取りませんでした。

仮にそれで戻ったとしても、止められた原因が分からないままなら、いずれまた同じ理由で止められるだけです。

それに、心当たりがゼロだったかというと、正直言い切れない部分もありました(この後の章で書きます)。

なのでXで騒ぐより先に、怪しい要素を自分で一つずつ潰すことにしました。

却下されると、次に再申請できるのは停止から90日後です。

つまりここから約3か月、収益ゼロが確定しました。

郷に入っては郷に従え。ポリシーは絶対ですからね。ポリシーは絶対です。。。

AIツールのサブスク代は基本的にYouTubeの収益でまかなっています。

その収益が止まっても、サブスク代は容赦なく毎月引き落とされていくので、なかなかスリリングな期間でした。

入ってこないのに出ていく

90日間でやったこと

動画の内容や方向性を変えることは、最初から選択肢にありませんでした。作りたいものを作れなくなったら本末転倒なので。

なので「作るものは変えずに、人間が作っていることが外から見えるようにする」を方針にして、すぐできることを全部やりました。

① チャンネル説明欄に制作体制を明記した

チャンネル説明欄に、この文言を追加しました。

生成AIを活用してオリジナルの架空番組、MV、キャラクター作品を企画・制作しているチャンネルです。
企画、構成、台本、キャラクター設定、映像生成、音楽生成、編集、演出はチャンネル独自に制作しています。

② 全動画の概要欄にも同様の文言を入れた

この動画は、きびまらが企画・構成・台本作成・AI映像生成・編集を行ったオリジナルの架空番組です。
実在の番組・人物・団体とは関係ありません。
映像素材は生成AIを用いて制作し、Premiere Pro等で編集しています。

審査は機械と人間の両方が見ます。

どちらが見ても「制作プロセスに人間がいる」と分かる状態を、テキストで作っておきました。

③ タイトルの「AIが作った」という表現を変えた

私の動画タイトルには「AIが作った〇〇」という言葉をよく使っていました。

これ自体が原因だとは今も思っていません。

ただ、審査する側の視点に立つと「AIが作った」という文字列は「AIが自動で作った=人の関与が薄い」と機械的に誤読される余地があります。

実際は「AIを使って私が作った」なんですが、タイトルの字面だけではそこが伝わらない。

なので停止期間中は表現を変えて様子を見ました。

ただこの言葉は企画の看板として強いので、今後も使っていくつもりです。使い方だけ、少し丁寧になりました。

字面だけ見ないでほしい

④ チャンネルの投稿機能で「中の人」を見せた

コミュニティ投稿も使いました。

動画の外側に人間の活動履歴があること自体が、属人性の証明になると考えたからです。

ちょうどオリジナルキャラクターを使用した、LINEスタンプを作っていた時期だったので、その宣伝を兼ねて投稿しました。

あ、スタンプめちゃめちゃ好評です。気になった方ぜひ。

⑤ 横動画から作ったショート動画を削除した

横動画に少し編集を加えてショート動画にしたものが数本あったので、念のためそれも削除しました。

多少編集していても、「同じ映像の再利用」と判定される材料になり得るので。


そして6月、再申請

90日が経過しました。

結局変えたのは「すぐに変えられそうなもの」ばかりです。

これで駄目なら、もう90日我慢して本格的にテコ入れしよう。そのくらいの気持ちで、6月に再申請しました。

結果は。

あっさり承認。

拍子抜けするくらい、あっさりでした。

3か月間のあれこれは何だったのか。

ちなみにその後、チャンネルにはチェックマーク(確認済みバッジ)も貰えました。

収益止められていたチャンネルが、いまや公認です。


結局、原因は何だったのか

分かりませんでした。

再審査の却下時も、復活時も、「どの動画の何がダメだったのか」は最後まで教えてもらえませんでした。

推測として一番怪しいと思っているのは「属人性の有無」です。チャンネルの外から見たときに、誰が作っているのかが見えづらかったこと。そこがスコアを下げていた可能性はあると思います。

ただこれも、正直どうか分かりません。

そして、ここからが一番書きたかったことです。

取り締まり自体には賛成です。スパム量産が野放しになったら、真面目に作っている人から順番に損をするので。

ただ、「信頼できないコンテンツ」という一行だけを渡されて、何が該当するのかは教えてもらえない。

これだと、直しようがないんです

クリエイター側にできるのは、当たっているかも分からない仮説を立てて、90日間祈ることだけ。

祈りにも90日かかる

もし判定が間違っていた場合でも、その間の収益は戻ってきません。

せめて「この動画のこの要素が該当します」と一つでも具体例をもらえたら、ほとんどのクリエイターは喜んで直すと思うんです。

基準が見えないまま停止だけが飛んでくると、みんな萎縮して、表現が守りに入る。

攻めた企画が減っていくのは、視聴者にとってもYouTubeにとっても損のはずです。

なのでこれは文句ではなく、要望として書いておきます。

理由を教えてください。改善するので。


同じ状況の人へ

最後に、いま自分と同じような理由で収益化を止められている人に向けて、経験者として言えることをまとめます。

まず、慌てて動画を大量削除しないでください

明らかに量産・再利用に該当しそうなものを冷静に選んで整理するのはアリですが、パニックで手当たり次第消しても、チャンネルの資産が消えるだけです。

やることはシンプルで、「人間が作っていることを、外から見える形にする」。

説明欄、概要欄、投稿機能、動画整理、この辺は今日からできます。

そして90日は長いですが、いま出来る改善点を推測し、冷静に分析しましょう。

私のように方向性を一切変えずに復活したケースもあるので、作りたいものまで手放す必要はないと思います。

あと私の場合は案件の収益や楽曲配信など、YouTube広告以外の収益源もあったので、なんとか平常心でいられました。

もしこれが収益の全部だったらと思うと、ゾッとします。

収益の入り口を複数持っておくことの大事さは、この経験でより骨身にしみました。


まとめ

  • 3月に「信頼できないコンテンツ」で収益化停止

  • 再審査請求は却下

  • 説明欄・概要欄の明記、動画の整理、投稿機能での発信をやった

  • 90日後の再申請で、あっさり復活

  • 原因は最後まで不明

こうして書き出すと淡々としていますが、渦中は普通にしんどかったです。

またいつ止められるかは分かりません。そうなったらその時にまた考えます。

この記事が誰かの参考になれば嬉しいです。

「こういう時どうしてた?」みたいな質問があれば、コメントで聞いてください。答えられる範囲で答えます。

参考になったら、スキを押してもらえると嬉しいです。

ではまた!!


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