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【連載】幕末志士と兵たちの信仰 《第7話》  知行合一 feat. 高杉晋作 - その男、動けば雷電の如く - 後編 from 大和イズム

前回
知行合一 feat. 高杉晋作 前編

楽しんでもろた?


陽明学
知行合一
ズバ抜けた識
暴れ牛と称された行動力
上海での衝撃

そして

奇兵隊という
究極アウトプット


高杉晋作という人物の
思想と雷電の如き行動力と粋な性質

前回だけでも
ダイブ解像度が上がったと思う


せやけど


どう考えても
1話で終わらん濃い人生や

今日は
後半戦をお届けするで!

◆参考:高杉晋作 活動年表
ーーーーーーーーーーーーーーー

▼1862年(23歳)
上海へ渡航
清の現実を見て危機感を抱く

▼1863年(24歳)
奇兵隊を創設

▼1864年(25歳)
下関戦争の講和交渉
功山寺挙兵

▼1866年(27歳)
四境戦争で幕府軍を撃破

▼1867年(27歳)
結核のため死去(大政奉還の半年前)


(20代で早逝したとは思えへん😅)



▼この記事を1枚にまとめると




✦ ✦ ✦
第一章:
奇兵隊という実装


前回は
誕生について触れたんやけど

高杉晋作と
言えば



奇兵隊(きへいたい)



今日は
もう少し深掘りしてみるで😁



奇兵隊は
単に最新やったわけやない

知行合一という
思想を

そのままカタチにしたような
組織やった



まずは「知」の部分
松陰が説いた


草莽崛起(そうもうくっき)


身分に関係なく
志ある者は立ち上がるべし

この思想は
理論的に紛れもなく美しい

しかし
理論と実践は全く違う

ただの
理想論では何も出来へん



ならば
大事になるのは何か?



それは勿論
高杉が重きを置く「行」の部分や



高杉はその美しい理論を
ドラスティックに組織に適用させていく


武士だけでなく
農民、町人、猟師、お坊さんに至るまで

身分を問わず
志あるものは誰でも入隊できる

言うのは簡単や
現代なら当たり前の事やろう


ただし


明治維新さえ
まだ来達成していない日本で

藩の公式な軍隊に
実行力のある形で「実装」したはエグい


これ


現代の組織でさえな
声高らかに「多様性を大事にしよう」

とか言うて
理念はええ格好しとるクセに

実際の採用基準や
評価制度は何も変えてへん

そう言う
なんちゃって組織も多いやろ?



しかし
高杉は知行合一や😁



100%純粋な気持ちで
最新の組織論を奇兵隊に実装する



草莽崛起という「知」を
奇兵隊という「行」に落とし込んだ

それも

天才的な高杉が
一切の妥協がない形で実装した



装備や練兵においても
高杉の考え方は徹底されとった



最新式のミニエー銃
英国やオランダ流の西洋式戦術

現実的に
実際に「勝てる組織」に執着した

「志があれば勝てるやと?
 アホ言え!
 
 そんなもんで
 鉄の弾が跳ね返せるんか?」


高杉は続ける

「志があるんは当たり前やろ
 それでいて

 装備も戦術も
 本物やから勝てんねん!」


これこそ
徹底した現実主義


精神論だけではアカン
形式や理論だけでも話にならん

両方や

両方あって
はじめて勝てんねん


これぞ


知行合一 と言う知識を
現実世界に実装した高杉の真の強さや


豪快な性格が
語られがちな高杉やけどな

本当に機能する
仕組みを作り上げるプロセスにおいて

一才の妥協がない
緻密で冷静な実装が出来る男


それが


知行合一の権化たる
高杉晋作という人物の真の姿やと思う




✦ ✦ ✦
第二章:
四境戦争 — 実装の証明

その実装は
どんな風に機能したんか?


答えは

1866年
第二次長州征伐にある


幕府軍 vs 奇兵隊ほか諸隊
長州側では四境戦争しきょうせんそうという

結果

奇兵隊が
幕府軍を圧倒



地方の一藩が
江戸幕府に完全勝利した😁



高杉自身が
指揮した小倉口の戦いが面白い



幕府軍に対して
「いつでも攻めて来い」と
挑発文書を送り

逆に

長州側から
九州へ先制上陸したった😁


虚をついて
攻め込んでボコボコにしつつ

幕府軍の
渡海用の船を焼き払い

しっかり
移動手段を断つ完璧さ😁


その後


最新装備を誇る
熊本藩に

一時的に
苦戦する場面もあったが

結果としては
奇兵隊を主軸とした長州藩の大勝利



実績で証明された
奇兵隊の実力 = 高杉晋作の力



高杉は
紛れも無い才を証明した



因みに



この敗戦の後
幕府側から送られた講和使者が



勝海舟(かつかいしゅう)



幕末における
幕府側のキーマンやな



高杉晋作と勝海舟は
講和会議で直接は会話しとらんけど

意外なとこで
歴史は繋がってくるもんやな😁




✦ ✦ ✦
第三章:
功山寺挙兵という大博打


時系列が
前後して悪いねんけど

少し時代を
遡ってエピソードを話させてな


それは


四境戦争の前年
1864年 第一次長州征伐 の時の話や



この頃の長州藩は
幕府に対して恭順姿勢を取る様になっとった



長州藩の実権を
保守派が掌握したことにより

尊皇攘夷を
掲げてきた革命派は

表舞台から
追いやられとったからや



このまま
いけば

長州藩の討幕路線は
終わってまう

高杉は
そう見抜いとった


しかし


この頃の奇兵隊は
高杉直下の部隊ではなかった


しかも


第3代総管を務めていた
赤禰武人あかね たけと

長州藩内での武力衝突を避けるため
平和的な妥協工作を進めとった



でも



関係あらへん!
立つべき時に立つんは当たり前!

(正気モード発動😎)



高杉は
少数で挙兵してしまう

(早い話がクーデターや😅)



功山寺に集結した志士は
たった80名ほど

伊藤俊輔が率いる
力士隊

石川小五郎が率いる
遊撃隊

そして

義侠心で
集まった志士たち



因みに



伊藤俊輔っちゅうんは
後の初代総理大臣 伊藤博文 その人や

この頃は
高杉の「弟分」というポジション

そヤング博文は
現場の若手指揮官として

この暁の蜂起に
命を張って参加しとってん

(実は武闘派な博文さん😎)




普通やったら
もっと戦力を集めてから始める

流石に80人ちょいでは
勝算が薄い


しかし
高杉は動いた

「変なき時は潜め
 変ある時は竜のごとく」


高杉にとって
今この瞬間こそ「変ある時」やった



1864年
12月 功山寺挙兵 決行



真夜中
功山寺に集結したわずか80余名

夜明け前に出発
下関の新地会所へ進軍し早朝に制圧

▼新地会所(しんちかいしょ)とは
江戸時代に長州藩が下関に設置しとった役所。港湾業務の管理、商業の統制、および警備を担当する藩の出先機関や。

交通の要所である関門海峡に面した下関の警備と港湾業務の他、年貢米の販売や地元商人への融資、密貿易の監視などを行う、長州藩の財政を支える財源でもあってん。


最初のターゲットに
新地会所を選んだ理由は大きくは二つ

一つ目

保守派の支配下にあり
「権力の象徴」やったという事

二つ目

手薄だった蜂起軍の
軍資金、武器弾薬、物資などの調達



まさに
動けば雷電の如し



最速で相手の象徴と兵站を削ぎ
自軍の兵站を整える

これぞ
高杉晋作😁



一手目から
完璧な作戦やった



そして



高杉は
更に正気を纏っていく



高杉らの蜂起に
呼応する志士たちが現れ始める

少しずつ膨らむ
蜂起軍

しかし

すぐには
広がらへんかった



軍監として山縣有朋やまがたありともがおる
奇兵隊でさえ

時期尚早として
すぐには動かへんかってん



しかし
この時山縣は

個人的な友情で
高杉にこんな歌を贈っとる

「谷つづき
 梅咲きにけり白妙の

 雪の山路を
 行く心地して」

因みに
「谷」や「梅」は

高杉の偽名
谷梅之助に掛かっとるんよ

ほんまこの人ら
粋でお洒落な人らやなぁ😁



新地会所襲撃から
わずか数日後に

ゲリラ戦で
藩の軍艦3隻を乗っ取るなど

蜂起軍は
序盤で先手を取っとったが

相手は藩や
そう簡単には落とせへん



しかし
情勢は本格的にひっくり返りはじめる



高杉らの連勝と
圧倒的なスピード感を見て

それまでは
「無謀や」と日和見していた諸隊が

「勝てそうやん
 コレやったら行けんちゃう?」


と傾き始めた時
焦った保守派は最悪の一手を打つ


なんと
革命派の同志たちを見せしめに
処刑してまう


これにより
革命派の不満が一気に爆発


保守派にとっては
最悪のタイミングでやってもうたわけや

と言う事は
高杉にとっては神懸かり的な追い風



高杉に続け!
と雪崩を打って合流する諸隊

ここでついに
奇兵隊もお出ましや😁

虎の尾を踏むとは
この事やね



蜂起軍の兵力は
数千人規模にまで膨れ上がる



そして



本格的な戦闘に発展した
大田・絵堂の戦いで蜂起軍が勝利



翌1865年3月
保守派の首魁 椋梨藤太むくなしとうたらを
完全に排斥

藩の実権は
革命派が完全に掌握

長州藩の藩論は
討幕へと一気に大旋回する


わずか80余名による
武装蜂起が

長州藩全体の方針を
反転させた


この武装蜂起が
無ければ討幕は無かったかも知れん


少なくとも


数年は
遅れとったんちゃうやろか?






因みに

この時点で
松陰の死から5年も経っとった


当然 高杉は
自らの判断で動いたわけやが、、、


東湖が仕立て
松陰によって蒔かれた種は

歴史を動かすんに
ひと役買った



そして


時代は
更に倒幕へ加速



1866年1月
薩長同盟が成立


長州藩:桂小五郎 と
薩摩藩:西郷隆盛 が

坂本龍馬らの仲介で手を結ぶ
歴史的イベント


高杉が
切り開いた道の先に

維新への
本格的な歩みが始まっていく



✦ ✦ ✦
第四章:
おもしろきこともなき世を

功山寺挙兵から
2年半後

1867年5月17日
高杉は肺結核でその生涯を閉じる



享年27歳
病死



死の床の傍らで
二人の女性が最期を看取った



一人は
野村望東尼(のむらもとに)


幕末の
女流歌人にして

尼僧

勤王婆さんとも呼ばれた
志士でもある


高杉より
33歳年上の女性や

恋愛やなく

人生の師匠
または精神的支柱という関係やった



もう一人は
おうの(後の梅処尼ばいしょに


こちらは
高杉晋作の愛人(側室)や

最新軍備を整える為
下関の戦略的開港を主張した高杉が

長州藩内の攘夷過激派から
命を狙われた際は一緒に四国へ逃げ延びた

苦しい時期を
命懸けで共に過ごした女性



死の間際
高杉とこんなやりとりがあったという

「辞世を書きたいから
 筆と紙を貸してくれ」


そして
震える手で

「おもしろき
 こともなき世を
 おもしろく」


とまで
書いたところで

呼吸が乱れ
筆が止まってしまう



すると
脇におった望東尼もとに

「すみなすものは
 心なりけり」


と続けた

つまらんと感じるかどうかは
自分の心次第やと



これを
聞いた高杉は

「おもしろいのう」


そう言って
息を引き取ったという



この逸話が
ホンマなんかは

議論が
別れんねんけど

高杉らしい話やから
僕は好きや



世の中はつまらんとか
文句たれとる時間があんねやったら

自分で面白ろうしたらええ
世界は自分次第や



この高杉の言葉に
個人的には何度も助けられた😁



高杉晋作の言葉には
力強さだけやなくリアリティがある

「変なき時は潜め
 変ある時は竜のごとく」

「志ある者は誰でも
 動くべき時に迷わず動け」


そして

「おもしろきこともなき世を
 おもしろく」


すべて



根底には
同じ一つ思想がある様に見える



執念的な主体性



世界なんぞに
人生つまらんくされてたまるか😎



それが
高杉晋作という男を生かした

膨大なエネルギーの
源やったんちゃうやろか?



✦ ✦ ✦
最後に

知行合一
(ちこうごういつ)



高杉晋作を言い表すに
相応しい言葉


いや


雷電の方が
高杉らしいやろか?



松陰の
「誰が」立ち上がれんねん?


という
問いを受け継ぎ


更に高杉晋作は
「いつ」「どうやって」を乗っけた



その哲学は
奇兵隊という組織に実装され

功山寺挙兵という
時代の変化点をたった80余名で創った



師が既に
この世に無くとも

受け取った種を
しっかり咲かせて繋いだ



世界は
変えられる



思想は
世代を超える



高杉は
それを証明した



たった27年



彼の人生は
決して長くない人生やったが

彼の人生が
意義ある人生だったということに

異論のある人は
おらんのとちゃくやろか?



ほんま
格好いい男やわぁ〜😁



ほんで
そうなって来ると



そんな
高杉と並び

松下村塾の
双璧と言われた人物

そっちも
気になって来ぇへん?



久坂玄瑞(くさかげんずい)



まるで
公家の様な貴賓

理性と
弁舌の志士

もう一人の双璧は
何に命を賭けて戦い続けたんか?



次回


幕末志士と兵たちの信仰《第8話》
破約攘夷 feat. 久坂玄瑞



お楽しみに


筆者:Khaosan
😇波乱万丈な人生はこちら

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【次回記事】


幕末志士と兵たちの信仰 《第8話》

尊王倒幕 feat. 久坂玄瑞
- その男、天下の英才なり - 前編



【付録】 まとめ資料



【Khaosanの舞台裏】


大学中退のバンドマンが、遅めの社会デビューから叩き上げて、マニラで散って、再生して、20年を越えるBiz-dev人生の修羅場を通じて《日本精神》に辿り着いた。

その真相と現代ビジネスに効く独自考察を高尾から発信してます!

そんな Khaosan の 波乱万丈な人生 とこれまでの 全考察記事一覧 は、このリンク先で包み隠さず大公開中やで 😁


✦ ✦ ✦


📝 この記事について
この記事は学術的な通説とは異なる点を多く含んでおります。あくまで一つの「妄想」として楽しんでもらえたら嬉しいです。

この記事は、AI戦略アシスタント「コマちゃん」との対話をベースに執筆しました。

Khaosan / 2026年8月



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