AI時代にコンテンツを作るときに考えないといけないこと
こんにちは!
最近、メディアの未来について考えています。
んで、AIがここまで進化してくると、「コンテンツはAIが作るものになるのではないか?」という話が良くでるじゃないですか。
実際、AIによって作られたコンテンツの量が凄まじい勢いで増えており、とてつもないことになっています。
衝撃的なグラフ。
— 上野山勝也 | パークシャテクノロジーCEO (@KatsuyaUenoyama) March 27, 2026
足元、AIが生成する文章量が
人間の文章量を一瞬で抜き去りました。
SNS/インターネット情報が持つ
意味が転換し始めています。 pic.twitter.com/p7bn80YXUW
確かに、文章も画像も動画も、それっぽいものは簡単に生成できるようになったので「これからはコンテンツは基本的にAIが自動的に作るんじゃないか」という意見もあります。
ニュースとかでは一部、もはやAIによって自動的に作られた記事とかもあるので、確かになあ、、と思いつつ、、
個人的には少し違う見方をしています。
それについて説明します!
コンテンツには「原液」と「増幅」がある
まず、コンテンツを分解して考えると、2つのフェーズあると思っています。それは、元となる原液みたいなものと、それを増幅させるやつです。
原液、増幅、とそれぞれ適当に名前をつけて整理をすると、以下みたいな感じです。
原液:意味・視点・解釈が生まれる場所
増幅:それを広げたり、再利用するプロセス
原液というのは、いわば「お酒の濃い部分」みたいなののことで、それを水とか炭酸水とかジュースで割ると、色々なお酒ができる、みたいなイメージです。
で、これまでのインターネットでは、この2つはあまり分かれていなかったと思うのですよね。というのも、ブログを書くときは、「元ネタみたいなものがあり、記事を書いて終わる」というのがほとんどだったからです。
もちろん、どこかの記事で言ったことを、他のサイトに転載するとか、YouTubeで同じことを話す、とかで、原液と増幅で分かれることがあっても、そこまで厳密に区別をする意味がなかった。
しかしAIが登場したことで、この区分けがはっきりしてきたんじゃないかと思っています。コンテンツを「生成する」という能力が長けた人間以外の存在が出てきちゃったからです。
これはとてつもないことで、人類にとって初めての経験なんですよね。
じゃあどうなるのか、ということなんですが、、まずは「コンテンツを作ったりする人」とか「メディア企業」が何をすればいいのか、というところの結論を先に言っちゃうと
原液 → 人間が意志を持ってコミットメントして作る
増幅 → AIが多種多様なコンテンツを作る
という形になるのがいいのではないか?と思っているのが僕の意見です。
AIはなぜ原液になりにくいのか
じゃあ、なんで原液コンテンツは人間が作った方がいいのか、なのですが・・・。ここで重要なのが「意味」です。
意味とは辞書通り、「言葉や行動、物事が何を指しているか」なんですが、これには2つのレイヤーがあると思っています。それは「記号的な意味」と「実存的な意味」です。
記号的意味とは、
文脈として正しい
説明できる
一般化できる
みたいなことで、実存的意味とは、
なぜそれを選んだのかの必然性がある
その人の人生や経験と結びついている
他の選択ではダメな理由がある
みたいなやつです。
なんとなく言いたいことが伝わったかもですが、ご想像の通り、「記号的な意味はAIは超強い」が、「実存的な意味」は人間しか持っていなかったりします。
例えば、AIによる生成された絵があります。そこにキャラクターの頭にヘアピンをつけるとします。AIは「それっぽいから」という理由で配置できます。どこかで見たようなイラストで、なんか髪に鮮やかな色の何かをポイ、とおきます。
このあたりの「なんかそれっぽい」というのはAIはめちゃくちゃ特異なんですが、、逆にいうと「それっぽいだけでおいている」んですよね。
めっちゃ謎の四角い物体をただ置いてる、みたいなケースもあります。「意図がないが、なんとなくそこにあると、それっぽいから入れる」みたいなことをしがちなんですね。
しかし人間の場合は違います。
例えば、頭に乗せたヘアピンがペンギンの形をしている時に、実は
自分はファーストペンギンでありたい
最初に飛び込む存在でありたい
といったキャラクターの思いの意味が込められていたりします。そして、そのキャラクターの性格は、作者がこれまでの経験から得た「常に最初に動く人は尊いのである」という価値観が反映されていたりするわけです。
この「なぜそれを選んだのか」という部分が、意味の核なのですね。
AIの絵って、「これはなんかの意図があるのかな?」と思っても、全然何も意図が入っていないものがごちゃごちゃしてて、なんか疲れちゃうんです。
記号的な絵、例えば「店員さんがお辞儀をしている絵」みたいなのだったら、「お客様にお礼をしている」という記号だけが伝わればいいので、AIでいいわけですが、実存的な意味が欲しい場合にAIを使うときは、かなり細かく指示をする必要が出てきます。
意味へのコミットメント
ここで重要な概念が「意味へのコミットメント」です。
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