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【組別総合原価計算】同一の製造工程において種類が異なる製品を大量生産する場合に適用される原価計算方法🎂:エッセンシャル会計学 No.73

組別総合原価計算は、異種製品を
同一工程で製造する際に適用され
原価を組直接費(直課)と組間接費(配賦)に
分けることが、最大の特徴です🔖
配賦計算後は、各製品ごとに独立して
平均法や先入先出法による原価按分を行います。
加工費の計算における完成品換算量の活用と
製造間接費勘定から仕掛品勘定への
正確な振替仕訳を理解することが
試験攻略の鍵となることでしょう🔑

日商簿記2級の合格は、ビジネスにおける
数字の読み解き方を劇的に進化させ
あなたのキャリアに確固たる自信と
市場価値をもたらす大きな一歩となります💵
組別総合原価計算は、異なる種類の製品を
同じ工程で連続して製造する場合に
適用される、実務的かつ試験でも
頻出の重要な計算手法です👍
日商簿記検定2級の合格を目指す皆様
会計や財務を体系的に学習したい方にとって
有益なコンテンツとなるよう詳述して
まいりますので、どうぞ最後までご愛読ください📗

組別総合原価計算の基礎概念と計算の仕組み

組別総合原価計算は、同じ工場内で種類の異なる製品
(例えば、クッキーとせんべい、あるいはサイズが
明確に異なる複数の製品など)を並行して
生産している場合に採用されます🍘
この手法の最大の特徴は、原価を「組直接費」と
「組間接費」に区分して処理する点にあります💎
特定の製品のために直接消費されたことが
明らかな組直接費は各製品に直課し
複数の製品に共通して発生した組間接費は
一定の配賦基準(作業時間や機械運転時間など)
を用いて各製品の組に配賦します💴

各組に集計された原価(組別製造費用)は
その後のプロセスにおいて
単純総合原価計算と全く同じ手順で
完成品原価と月末仕掛品原価に按分されます📝
つまり、組別総合原価計算とは
前段階として「組ごとの集計」を行い
後段階として「製品ごとの原価按分」を行う
二段構えの計算構造を持っていると言えます👍

組間接費の配賦モデルと計算過程

組間接費を各製品の組に振り分ける際は
数理的な配賦計算が必要となります。

ある組間接費の総額を$${ \text{OH} }$$とし
製品A組の配賦基準数値を$${ \text{q}_A }$$
製品B組の配賦基準数値を$${ \text{q}_B }$$とした場合
配賦率$${ \text{R} }$$は以下の算式で求められます。

$${ \text{R} = \frac{\text{OH}}{\text{q}_A + \text{q}_B} }$$

この配賦率$${ \text{R} }$$を用いて
製品A組に配賦される金額$${ \text{OH}_A }$$は
次のように計算されることになります!

$${ \text{OH}_A = \text{R} \times \text{q}_A }$$

このように算出された配賦額に
その製品固有の組直接費を加算することで
その期の各組の総製造費用が確定します。

月末仕掛品原価の算定と評価

各組の総製造費用が確定した後は
月末仕掛品の評価を行います
日商簿記2級では主に平均法や
先入先出法が問われます。

例えば、平均法を用いて加工費の
月末仕掛品原価$${ \text{E} }$$を算出する場合
月始仕掛品加工費$${ \text{B} }$$
当期投入加工費$${ \text{T} }$$
完成品換算量$${ \text{Q}_p }$$
月末仕掛品換算量$${ \text{Q}_e }$$とすると
以下のモデルが成立することになります!

$${ \text{E} = \frac{\text{B} + \text{T}}{\text{Q}_p + \text{Q}_e} \times \text{Q}_e }$$

加工費の計算においては、進捗度を
考慮した「換算量」を用いることが
絶対のルールとなりますので、覚えておきましょう🔥
材料が工程の始点で投入される場合は
材料費については進捗度を無視した
実量で計算を行う点に注意が必要です🔔

組別総合原価計算の実践

以下の条件に基づき、A製品組の完成品原価と
月末仕掛品原価を計算してください。
なお、評価法は平均法で算定してください。

共通データについては、下記の通りです。
共通の組間接費:$${ \text{240,000円} }$$
配賦基準(直接作業時間):A製品$${ \text{300時間} }$$、B製品$${ \text{100時間} }$$

A製品組の個別データは、下記の通りです。
直接材料費(始点投入):月始$${ \text{100,000円} }$$、当期直課$${ \text{900,000円} }$$
加工費:月始$${ \text{40,000円} }$$、当期直課$${ \text{230,000円} }$$
数量データ:月始$${ \text{200個(50\%)} }$$、当期投入$${ \text{800個} }$$、月末$${ \text{200個(50\%)} }$$、完成$${ \text{800個} }$$


本問題の解答プロセスを一緒に確認しましょう🔍

1. 組間接費の配賦

$${ \text{配賦率} = \frac{240,000}{300 + 100} = 600 \text{円/時間} }$$
$${ \text{A製品への配賦額} = 600 \times 300 = 180,000 \text{円} }$$

2. A製品の製造費用の集計

当期投入材料費:$${ \text{900,000円} }$$

当期投入加工費:$${ 230,000 + 180,000 = 410,000 \text{円} }$$

3. 直接材料費の按分(平均法)

$${ \text{材料費単価} = \frac{100,000 + 900,000}{800 + 200} = \frac{1,000,000}{1,000} = 1,000 \text{円} }$$
$${ \text{月末仕掛品材料費} = 1,000 \times 200 = 200,000 \text{円} }$$
$${ \text{完成品材料費} = 1,000 \times 800 = 800,000 \text{円} }$$

4. 加工費の按分(平均法・換算量適用)

月末換算量:$${ 200 \times 0.5 = 100 \text{個} }$$
$${ \text{加工費単価} = \frac{40,000 + 410,000}{800 + 100} = \frac{450,000}{900} = 500 \text{円} }$$
$${ \text{月末仕掛品加工費} = 500 \times 100 = 50,000 \text{円} }$$
$${ \text{完成品加工費} = 500 \times 800 = 400,000 \text{円} }$$

5. 最終結果

$${ \text{A製品完成品原価} = 800,000 + 400,000 = 1,200,000 \text{円} }$$
$${ \text{A製品月末仕掛品原価} = 200,000 + 50,000 = 250,000 \text{円} }$$

上記1~5の計算過程をしっかり念頭において
今後の演習に繋げていきましょう😊

絶対に覚えておきたい重要仕訳と勘定連絡

工業簿記の根幹は勘定連絡にあります📧
組別総合原価計算特有の仕訳として
組間接費を各組の仕掛品勘定へ振り替える処理を
マスターする必要があります。

✅組間接費を配賦した際の仕訳
(借)仕掛品(A製品)$${ \text{150,000} }$$/ (貸)製造間接費$${ \text{150,000} }$$

(借)仕掛品(B製品)$${ \text{50,000} }$$/ (貸)製造間接費$${ \text{50,000} }$$

✅製品が完成した際の仕訳
(借)製品(A製品)$${ \text{720,000} }$$/ (貸)仕掛品(A製品)$${ \text{720,000} }$$

これらの仕訳は、原価の「集計」から
「製品」への流れを正確に表しています。
特に製造間接費勘定から各製品の仕掛品勘定へ
配賦される流れを、ボックス図とセットで
理解することが合格への近道です🔒

次のステップ:等級別総合原価計算への展開

組別総合原価計算をマスターした後の
次のステップは、等級別総合原価計算の学習です🌟
組別が「全く異なる製品」を扱うのに対し
等級別は「同じ種類だがサイズや
重さが異なる製品」を扱うことになります!
そこでは、今回学んだ配賦計算の考え方を応用し
「等価係数」という新しい概念を用いて
原価を按分することになります。
組別で培った「共通費を分ける」という感覚は
等級別や、さらにその先の標準原価計算に
おける差異分析でも強力な武器となります🔥

前回のお復習い🏫

復習を大切にして、確実にインプットした
知識を自分の記憶に留めておきましょう!

【留意事項】
なお、本稿は日本商工会議所が公示する「日商簿記検定試験における商工会議所簿記検定試験出題区分表」の内容に基づいて、出題範囲の理解促進を目的として独自に作成されたものです。

  • 日本商工会議所および各地の商工会議所や日商簿記検定試験の実施機関とは一切関係ございません。

  • 出題形式や選択肢、解説は正確性・網羅性を完全に保証するものではありませんので、ご留意ください。

  • あくまで学習補助・理解促進の参考資料としてご活用ください。 利用によって生じた結果や損害につきまして、制作者は一切の責任を負いません。

会計・財務についてもっと学びたい🔥

会計業務や経理、財務、簿記についての基本的な知識を持つことは、ビジネスパーソンにとって重要であると感じています!
会計知識は、経理や会計士だけが理解していれば良いというわけではありません。

なぜならば会計は、経理や監査法人の会計士だけではなく、営業や管理職経営全般まで、会社に所属している全て人にとって必須の知識であるといっても過言ではないからです!
世の中に存在する法人の大半は営利団体として活動していると思います。
つまり、ボランティアではなく、利益を追求し事業活動を行い、会社は成長していくことを本質的な目的にしていることでしょう💴

私もサラリーマンとして、利益の出る仕組み、お金の流れを確実に理解しておく必要があることを自覚しています!

例えば、営業マンだとしても、売上の目標や予算作成に関わることがあると思います!
そして、その予算の仕組みも、売上の処理も全て会計が関係しているのです👍

また営業の売上は経理が処理をし、会社の利益がいくらになるかを算出していくことになります!

総じて、会計を知ることで、会社にどれほどのインパクトをもたらしているのかを把握でき予算の作成においても精緻に行えるようになると言えますね💖
また、会計知識をベースに経済学や統計学といったデータと組み合わせながら、データ分析をしていくことで、数字に対しても強くなり、定量的な分析に基づく思考法やビジネスが行えるようになるでしょう✨

総じて、自身の会計の知識をより洗練していくことができれば、将来的に経営者の視点を手に入れることができると思いますので、新規プロジェクトに
アサインされたり、昇格のきっかけにもなり得るかもしれません🔥

日常的に、会計の基礎知識である「財務3表の理解」を中心に理解を深め、財務3表とは何か?これを見て、何をどう判断するのか?などを考えていきたいですよね!
加えて、これからの時代はグローバルに活躍できる人材というのがより一層求められると思います!
「簿記は世界の共通語」である以上、会計の基礎はもちろん、ビジネス英語も交えて知識をつけると、今後ますます活躍できるフィールドが広がっていくことでしょう🌏

私が今後、定期的に投稿していく予定である
日商簿記2級&中小企業診断士「財務・会計」対策講座🧮【旧:エッセンシャル会計学シリーズ】では会計業務の重要性から経理や財務の役割まで
私が勉強したことをわかりやすくアウトプットしていきたいと思います🔥

さらに、経理業務の具体的な内容や財務業務の目的、簿記の種類と特徴についても詳しく掘り下げていければと思います💛

既に日商簿記検定2級合格には合格済みですが、日々の仕事や将来的なキャリアに繋がる学習内容である為、これからも勉強を継続していきたいと思います🧮

ビジネスにおける財務情報の管理や経営判断の基盤となる知識を身につけるため最後までご愛読いただけると大変嬉しいです💖

参考文献・おすすめのテキスト📚

参考資料及びおすすめの参考書は以下の通りです。

おすすめマガジンのご紹介🔔

今後、さらにコンテンツを拡充できるように努めて参りますので何卒よろしくお願い申し上げます📚

最後までご覧いただきありがとうございました🌈

まだまだ浅学非才な私ですが
noteという最高の環境を活用して
日々、成長できるように精進します🔥

アウトプット前提のインプットを体現する
ことができるのは、本当に有意義であると
思いますし、成長の記録としても残るので
非常にやりがいを感じています。

社会人になってもnoteはなるべく
継続していきたいことではありますが
あくまで趣味としての取組みになりますので
優先順位を大切にして活動していきます!

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今後とも何卒よろしくお願いいたします!

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