反応がないとき、いちばん最初に疑うべきは文章の中身ではありません
こんにちは。安定収益の作り方について、起業や副業に関する考え方を配信している柴田謙吾です。
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発信をしていて反応が薄いとき、たいていの人は中身を疑います。書き方が下手だったのではないか、内容が薄かったのではないか、と。
私もずっとそうでした。ですが実際に調べてみると、中身より手前のところで止まっていたことが何度もありました。
今日は、その手前の話を書きます。少し細かい内容になりますが、知っているかどうかだけで結果が変わる部分です。
開封率が、突然ふだんの十分の一になった話
メルマガを配信していたときのことです。ふだんは三割から四割の方が開いてくださるのですが、ある回だけ、数パーセントまで落ちました。
書き方を変えたわけでも、配信の時間をずらしたわけでもありません。原因は、受信側の迷惑メールフィルタでした。
あとで分かったのは、引っかかっていたのが言葉だったということです。売上アップといったビジネス用語や、たった一日で、といった誇張気味の表現。そういう単語に反応する仕組みになっていました。
フィルタは、文章の良し悪しを読んでいません。単語と、これまでの送信履歴の評価で振り分けているだけです。
つまりあの回は、読まれなかったのではなく、そもそも届いていなかったわけです。中身をいくら磨いても、この状態は直りません。
件名は、開かせる前に「届く」ためのもの
件名についても、同じことが起きます。
お金、稼ぐ、契約。こうした言葉を件名に入れると、迷惑メールにならないまでも、宣伝の扱いで別のフォルダに振り分けられやすくなります。
本人は開かれない理由を件名の魅力だと思っていますが、実際にはそもそも受信箱に並んでいない、ということが起こります。
もうひとつ、意外と知られていないのが送信元の設定です。用意したばかりのメールアドレスから、いきなり大勢へ一斉に送ると、まとめて迷惑メール扱いになることがあります。
送信元が本物であることを証明する設定を先に済ませ、最初は少人数から送り始める。これだけで、届き方はかなり変わります。
ここは文章力の話ではありません。知っていたかどうか、それだけの差です。
読む人は、こちらが思うほど親切に探してくれません
届いたとして、次は読める形になっているかです。
たとえばリンクの見せ方。文章の途中に自然に埋め込んだリンクは、思っているほど押されません。同じ内容でも、押せる場所だと一目で分かる形にすると、反応が何倍か変わることがあります。
お恥ずかしい話ですが、私はこれを知識としては早くから知っていながら、実際に直すまでに数年かかりました。
やってみれば、直すのにかかったのは一度きりの作業です。能力の問題ではなく、手をつけるかどうかだけでした。
読み手は、こちらが期待するほど丁寧に読んでくれませんし、探してもくれません。押してほしい場所は、迷わないように置く。それだけのことです。
測っていないものは、直しようがありません
もうひとつ、私の反省です。
郵送で案内を出したとき、最初の回は、問い合わせがあった件数しか分かりませんでした。
案内を見た方のうち何人がホームページまで来てくれたのか、来たけれど問い合わせずに帰ったのはどれくらいか。そこがまったく見えていなかったのです。
これでは、次に何を直せばいいのか決まりません。案内の文面が悪かったのか、受け皿のほうが弱かったのか、区別がつかないからです。
その後、ホームページにも申し込みのフォームにも計測を入れました。これも一度設定してしまえば、あとは勝手に貯まっていきます。
やってみて思ったのは、数字は評価のためではなく、どこを直すかを決めるためにあるということです。
中身を疑うのは、いちばん最後でいい
整理すると、確かめる順番はこうなります。
・そもそも届いているか
・届いたとして、読める形・押せる形になっているか
・どこまで進んで、どこで離脱したかが分かるか
・そのうえで、中身はどうか
前の三つは、一度直せばその後ずっと効き続けます。一方で中身は、毎回ゼロから頑張ることになります。
それなのに私たちは、反応がないとき、いちばん直しにくいところから疑ってしまいます。自分の腕を疑うのがいちばん手っ取り早いからです。
ですが、そこから入ると、直したのに変わらないという結果になりがちです。当然で、詰まっている場所が違うからです。
まとめ
今日は、反応が出ないときに確かめる順番の話を書きました。
私自身、配信したメールがまとめて迷惑メールに入っていたことがありました。あのときいくら文章を練り直しても、結果は変わらなかったはずです。
届いているか。読める形になっているか。どこで落ちたか分かるか。この三つは、たいてい一度の作業で片づきます。そして一度直せば、その後の全部に効きます。
中身を磨くのは、そのあとで十分だと思っています。
今日ひとつだけやるとしたら、ご自分が送っているメールや案内を、お客様と同じ環境で一度受け取ってみてください。どのフォルダに入っているか、リンクが押しやすいか。それだけで、直すべき場所がひとつ見つかるはずです。
最後まで読んでいただきありがとうございました~
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