見出し画像

20260814

たくさんのことが、油断するとするりと手からこぼれ落ちて忘却の彼方へ流れて行ってしまう。そういうわけなので、思い出しては書き留めておきたい、とよく思う。

1日家での業務を終えたあと、高3から大学の間お世話になっていた人たちに顔を見せ、中高のソフトテニス部の先輩方と集まった。シュラスコを先輩が予約してくれた。シュラスコの良いところは脂身に当たらない限り、タンパク質と野菜を過剰摂取できるところ。この世の全ての飲み会がシュラスコになったら、ヘルシーかもしれない。それはそれで面白くないのだけれど。アルコールももちろん入れるのでタンパク質は分解されてしまうかもしれないけれど、それでも幾分か残りそうなほど、沢山肉を食べた。

顔を出すってすごく大切だな、と思った。たくさんの言葉を交わさなくても、どこか希薄になっていた繋がりや、忘れかけていた色々が補強される。
また会いにいきたいと思った。

テニス部との会もよかった。普段別に集まらないので、2年ぶり、3年ぶりの人もいる。みんないろんな形で社会人になっており、近況報告もあれば昔話もあった。もともと近かった人たちと、一年以上開けて話すと忘れていた本当に様々なことを思い出す。途切れていた回路が一気に繋ぎ直されるような感覚に陥る。こういうのが脳への良質な刺激なのかもしれないなぁ、と思った。会わなくなった無数の人たちの名前や、部活時代のたくさんの昔話、くだらない下ネタ、誰も分からなそうな内輪ノリ。かなりのことを忘れていたし、かなりのことを忘れられるほどに、多くのことが身の回りで起きている。ある意味では充実はしきっていると思う。入籍した同期の話、今の視座でやり直したら随分効率的に上手くなれたかもしれないなんて話、次第に仕事やら相続やら結婚資金やら、リアル寄りの話になってくるあたり、ちゃんとそれぞれが年齢を重ねているというか、否応なく進む時間の流れみたいなものを感じた。

テニス部での自分はなんとも中途半端な存在だったと思う。人数と実力と諸々で先輩に基本置いていかれていたし、その状況に甘んじていた。
2軍になるとどうしても遠征に行けなかったり、高度なコーチングも受けられなかったりする。となると全体的にメンバーのモチベーションも上ほど高くなかったり、自分もなかなか上にいけなかったり。中途半端だった。非常に。
先輩は21時まで練習する中、19時過ぎには帰っていた。そこで一緒になって最初から頑張れていた世界線も見てみたいなあとよく思う。大人になってみると21時なんて、別に全然まだ早い。

とはいえ割と本気の部活だったので、カスみたいだった自分も先輩たちが引退したのち、地区では最低優勝準優勝できるようになったり、府の試合でも少しばかりは勝てたり、団体で優勝できたり。
ランとか、そういうストイックさのいるところだけでも同期には負けないように手を抜かないようやってみたり、とか。
結局インハイ選手になれるほどの実力は、流石に1,2年で身に付かなかったし、インハイ予選に関してはコロナで開催すらされなかった。だからみんなで京都府大会止まりになってしまった。団体戦なんてそもそもなかった。やるせない感じである。

実力が伴わない中で、実力を求められるコミュニティに縋り付くのは結構しんどいもので、なので割と何度も辞めて〜、と思っていたものの、なんだかんだ最後までいてしまった。最後までやると都合の良いもので、最後まで頑張って、よかった、と素直に思った。とにかくテニスは好きだった。し、みんな残っている人はテニスが好きな人だと思う。結局好きなものは少々しんどくても、耐えられるものなのらしい。
6人最初にいた同期は、キツすぎて減っていき3人になった。環境の要因もあれど、先輩達ほど頑張れていないという自覚があったので、とても根を上げるなんてカッコ悪くて出来ねえ…とも思っていた。
とにかく、まあ割とその3人は結束力あるのではないかと思う。

ベースのところで割と体育会的マインドがあるので、根性で乗り切れることも、間違った努力を続けても結果が出ないことも自分の身で学んでいるのは、結構アドバンテージだなと思うことは多くて、つまり、良い経験だったと思う。
多少動けるおかげで、会社の仲良くなりたい人達ともテニスで近づけたりしている。家の徒歩圏内に3つもテニスコートがあったりするのも、奇妙な偶然を感じる。

今写真や映像のこと、自分のことしか考えられていない中で、こうして全く違った自身の痕跡や先輩が今どうしてるだの、色々聞いて、相当に狭い世界でもがいていることを再認識できた。相当な視野狭窄具合で写真映像やりて〜、となっている。それが滑稽でもあったし、それくらい夢中なのだなーなんて、現在地を再認識したりした。

循環や螺旋の中で生きている気がした。たくさんの点が過去から未来にあって、点と点がふとしたきっかけで繋がったりする。そもそも気づいていなかったようなところにターニングポイントがあったりする。どうなるかこの目で見るまでは何も分からないのだけれど、多分全ての道は繋がっている。

いいなと思ったら応援しよう!

みわ よろしければ応援お願いします!フィルム代などに使わせていただきます!