「本が大好きです」「小説を書いています」そんな本が好きな人たちが集まるイベントに出店してきた【豊橋まちなかアンティーク・ブックストリート】
6月6日、7日開催の『豊橋まちなかアンティーク・ブックストリート』、両日出店させていただいた。
これで合計3回目の参加となったが、色々と感謝にあふれているので、その感謝も込めて感想を書くことにした。
「本が好きです」と言ってもらえると本当に嬉しい
電車に乗れば、ほとんどの人がスマホを見ている。本を読んでいる人なんて自分くらいで、世界中に本好きなんかいないんじゃないか、極端な話そんなことすら思う。
それがこういう本をテーマにしたイベントに出店すると、そんな気持ちはどこかへ消えていく。
お客様に
「本がお好きなんですか?」と訊けば、
「はい、大好きです!」
そんな風に言ってもらえる。
他にも、
「自分も小説書いてて、こんど文学賞に応募しようと思ってるんです」
「店主さんのnote読んでます」
「ZINE作ってます」
「以前、ブックカフェさん(うちの店のこと)で買ったあの本すごくよかったです」
などなど、本が好きな人たちや何かしらの言葉の創作をしている人たちと出会えるだけで、本が好きな自分としては嬉しくてたまらない。
ブックカフェを始めた時、最初は全然お客さんも来なかったので、
「やっぱり、本なんて読まれないのかな……。『ブックカフェ』なんて需要ないんじゃないか」
そう思ったことも何度もあったが、今は「そんなことはない」と断言できる。
本というのは、周りを見れば読んでいる人は多くはないかもしれない。
かといって、本の価値や本を読むということの意義が失われるわけでは決してないし、むしろ多くの人が読んでいないからこそ、本を読んでいる人たちはどんどん貴重になっていく。
本を読む人は少数派かもしれない。でも少数派だからこそ、こういうイベントで直接出会った時の喜びは大きい。
普段はSNSの向こう側にいるだけの人や、どこかで同じ本を読んでいた人たちが、目の前に現れ、本を通じて会話が始まる。
だから僕はこういうイベントが好きなのだ。
もちろん、こうした出会いはお客様だけではない。
主催者の方々やボランティアの方々をはじめ、出店者の皆さんにも本当にお世話になった。
出店準備をしている時や片付けをしている時、あるいは少し手が空いた時間に交わす何気ない会話も楽しい。
古本屋さん、本を書く人、本を作る人、本を売る人。
本への関わり方は人それぞれだが、根っこのところにはやはり「本が好き」という共通点がある。
だから居心地がいいのだと思う。
今回もたくさんの方に声をかけていただき、本を買っていただき、そして楽しい時間を過ごさせていただいた。
本当にありがとうございました。
本を読む人は少数派かもしれない。
でも、その少数派の人たちがこうして集まり、言葉を交わし、本を手に取り、またそれぞれの日常へ戻っていく。
そんなイベントがあることが、とても嬉しいしありがたいことだと感じる。
11月にも同じイベントが開催されるので、またお会いできたら嬉しいです。
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