「もう勉強したくない」と言った息子を前に、立ち尽くす私|子育て|不登校|発達凸凹育児
「もう勉強したくない」
その言葉を聞いた瞬間、
胸の奥がザワッとした。
私はすぐに、
“勉強”そのものより、
“将来”を想像してしまった。
高校はどうするの?
このままで大丈夫なの?
社会に出られるの?
働けるの?
まだ目の前の子どもは、
苦しそうな顔をしているだけなのに。
私は勝手に、
10年後まで不安になっていた。
でも本当は、
責めたかったわけじゃない。
怠けてると思いたかったわけでもない。
ただ、
どうしたらいいのか分からなくて、
怖かった。
勉強しないと、
将来困る。
そんなこと、
私だって分かってる。
だからこそ、
「やらなくていいよ」とも言い切れなかった。
でも、
「頑張れ」と言うたびに、
息子の表情が消えていく気がした。
机に向かわせようとするほど、
親子関係まで苦しくなっていった。
⸻
子どもが
「もう勉強したくない」と言うとき。
それは、
本当に“勉強だけ”の問題なのかな。
頑張っても分からない苦しさ。
周りと比べられるつらさ。
できない自分を見続けるしんどさ。
学校という空間そのものへの疲れ。
頭も心も、
もう限界だったのかもしれない。
でも、
子どもはそれを
うまく言葉にできない。
だから全部まとめて、
「もう勉強したくない」
になることがある。
特に、
発達凸凹グレーや、
不登校傾向のある子は、
“やる気がない”んじゃなく、
“エネルギーが尽きている”
場合もある。
私はずっと、
勉強を止めたら終わりだと思っていた。
でも今は、
少しだけ考え方が変わった。
勉強は、
あとから取り戻せることもある。
でも、
「どうせ自分なんて」
「何をやっても無理」
そうやって、
自分を諦める感覚は、
簡単には消えない。
だから、
今いちばん必要なのは、
“勉強させること”じゃなく、
安心して息ができることなのかもしれない。
責められないこと。
否定されないこと。
家が、
安全基地であること。
母親は、
子どもの未来が心配だからこそ、
焦ってしまう。
でも、
焦りのまま押し続けると、
子どもはますます
「自分はダメなんだ」
と思ってしまうこともある。
遠回りに見えても、
安心できる土台ができた子は、
あとから、
自分のタイミングで
動き出すこともある。
だから今は、
無理やり前に進ませるより、
「しんどかったね」
そう言える関係を、
壊さないこと。
それが、
未来につながることもあるんだと思う。
そう、自分に言い聞かせて
毎日を生きていく

keiko
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