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チップミュージアム(10) - 12ビットCPUとMC68000たち、そしてTRON

長きに渡って紹介してきたチップミュージアムの石たちもそろそろ終わりが見えてきました。今回は12ビットというあまり知られていないCPUたちと「みんな大好き」モトローラの68000たちです。

EdgeTech+ 2025 まで行ってみた

8bitというデータ幅では、その値は256種類。10進数での桁数で考えればわずかおよそ2.4桁分の精度しかありません。これではアナログ的な数値を処理するにはかなり雑な値しか扱えないことになります。そこで一般的に必要となる3桁を超える値を扱える12bit(10進で約3.6桁)という、少し中途半端なCPUが作られたようです。

自動車のエンジン制御用でした[1975年]

何だか半端感がある12ビットのCPU - TLCS-12A

次も似たような頃に登場したIM6100。PDP-8互換というのが開発のしやすさ(アーキテクチャとしてはかなりクセがありますが)も相まって多く使われたようです。デバイスに使われるということから消費電力を抑えられるC-MOSで作られました。

インターシールという会社はデジタル腕時計から始まった会社のようです[1975年]

IM6100

Intersil 6100

12ビットという時代はやはり長くは続かなかったようで、インテル、ザイログ、そしてモトローラから16ビットCPUが続々と登場します。インテルとザイログは既に紹介したので、最後にモトローラです。

最初のリリースは1980年

内部的には32ビットで設計されており、バスだけが16ビットという作りでした。多くの汎用レジスタがあり命令セットも直交性が高いので、ミニコンの経験がある人には歓迎されました。

パッケージもいろいろ
セカンドソースも充実していました
64ピンというのが高級感を出していたかも
時代が進んでも組み込み向けに使われ、パッケージは進化しました

68000 - ミニコンの後継者

最後になかなか現物を見る機会の少ないTRONチップたちです。アーキテクチャとしては32ビットでレジスタも16本と使いやすい設計です。CISCとRISCのハイブリッド(SISCまたはEISC)なのが特徴。

いろいろなメーカーからリリースされていました
時代は1987~1993年

TRONCHIP

TRONのデザイン30年

TRONプロジェクトの評価

NotebookLMによるインフォグラフィック

NotebookLMによるスライド資料

Soraによるダイジェスト動画

NotebookLMによる解説動画

NotebookLMによる音声解説

写真はすべてチップミュージアムで撮影したもの。ヘッダ写真はMC68000。

#チップミュージアム #EdgeTech #CPU #TOSHIBA #TLCS12 #Intersil #IM6100 #モトローラ #MC68000 #TRON #GMicro #SISC #EISC


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