天才と精神医学(6):天才は何月生まれが多いか?〜ノーベル賞受賞者の誕生月を徹底調査!〜
皆様、こんにちは!
鹿冶梟介(かやほうすけ)です。
今週はノーベル賞受賞者の発表ウィーク!
今年は何とノーベル生理医学賞に坂口志文先生が、そして化学賞に北川進先生が選ばれましたね🥳(日本人W受賞!)
北川先生の業績「多孔性素材」の開発については、小生は全く門外漢ですが、坂口先生の受賞理由となった「制御性T細胞(Treg)」の発見については、医学生の頃に免疫学の先生がこの話題について触れていたのを思い出します。
当時、"サプレッサーT細胞"という概念が否定され、代わって確立されたのがこの"制御性T細胞"だったと記憶しています。
あの頃の話が、まさかノーベル賞級の発見だったなんて、当時は夢にも思いませんでした。
ところで小生はシリーズ「天才と精神医学」を執筆しておりますが、かねてより気になっていたテーマがあります。
それは、「天才って何月生まれが多いの?」という疑問です。
この疑問と今年のノーベル賞受賞が重なり合い、「そう言えばノーベル賞受賞者って、何月生まれが多いんだろうか... ...?」というシンプルな問いが生じました。
そこでネットで色々調べてみたところ... ...、ありましたよ!
ノーベル賞受賞者の誕生月に関する論文が📕
今回の記事はシリーズ「天才と精神医学」の第6回目の記事として、ノーベル賞受賞者の誕生月に関する論文をご紹介いたします!
... ...が、先にネタバレいたしますと、この論文で小生の知的好奇心は全く満たされませんでしたがな。
この論文の凌駕する小生の調査結果も併せてご紹介するので、最後までお付き合いただければ幸甚です!
↓レプリカですが、ちょっと欲しいかも!
【研究紹介】
Relative age effect on Nobel laureates in the UK. Fukunaga H et al., JRSM Short Rep, 2013
<目的>
英国の高等教育における学年度の区切り(9月開始)による相対的年齢効果が、英国出身のノーベル賞受賞者数に影響することを検討する。
<方法>
1948-1983年の英国ノーベル賞受賞者(物理・化学・医学生理学)62名を対象として、誕生月を秋(9-11月)、冬(12-2月)、春(2-5月)、夏(6-8月)で分けて解析した。
比較対象は非英国ノーベル賞受賞者とした。
統計解析はχ²検定を用いた。
<結果>
英国受賞者においては、秋生まれが41.3%を占め最も多かったが、非英国受賞者においてはこのような誕生月による偏りはなかった(図1)。

<結論>
学年度がはじまる秋生まれが学力においてハイパフォーマンスに寄与するかも知れない。
【鹿冶の考察】
はーい、ということで秋生まれ最強ってことで、終了!
お疲れ様でした☺️
...
... ...、ってなことにはならないですよね!?😅
英国の... ...しかも、たった62名を対象とした研究に失礼ながら意味があるんでしょうか?
っつーか、なんで歴代ノーベル賞受賞者を対象としなかったのかメチャクチャ疑問だったのですが、色々調べた結果、この観点から研究した論文は世界中を探してもないようです。
... ...ということで、世の中にないのであれば徹底的に調べるのが小生の流儀🤩。
ここからのデータは、おそらく世界でも報告のない好事家(こうずか)=小生(物好き)による解析でんがな!
前置きは長くなりましたが、このnote記事は今後多くの論文・記事で引用されること間違い無いと思いますので、是非ともご覧あれ!
... ...あっ!言い忘れましたが、今回の調査対象とするのはあくまで自然科学系に絞った解析です(理系オンリー)。
対象:1901年から2024年の自然科学系ノーベル賞受賞者合計649名
ノーベル生理医学賞、ノーベル化学賞、ノーベル物理学賞について、それぞれの受賞者の誕生月を示し、該当者数を表記しする。
この記事が参加している募集
記事作成のために、書籍や論文を購入しております。 これからもより良い記事を執筆するために、サポート頂ければ幸いです☺️

