【出版成功ナビゲーション⑰】~想定読者の違いで宣伝戦略は変わる~
宣伝プロモーションを考えるうえで、
大前提として押さえておきたいのは、
「読者層が変われば、戦略はまったく変わる」
ということです。
性別・年齢・職業・年収・生活環境・価値観…。
それぞれの属性によって、
響く言葉も届くメディアも違います。
つまり、宣伝の「正解」は一つではないのです。
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たとえば、同じく「ライフスタイル」がテーマでも
男性向けと女性向けでは、
訴求ポイントもビジュアルも違ってきます。
【男性読者向け】
・SNSはX(旧Twitter)やLinkedInが中心
・ビジネス誌・Webメディア(PRESIDENT、東洋経済オンラインなど)との親和性が高い
・カバーはシンプルで硬派、帯は数字・成果・信頼ワード重視
・「成功」「ロジック」「再現性」「実績」などの言葉が効果的か
【女性読者向け】
・Instagram、note、LINE公式など、感情共感型メディアが有効
・メディアは女性誌・Webライフスタイルメディアとの相性が良い
・ビジュアル訴求が強く、カバーや帯の色味・フォントが重要
・「やさしさ」「自分らしさ」「安心」「共感」などのワードが刺さりそう
本屋さんで見ても、
そんな印象ではないでしょうか。
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年齢層でも変わります。
【20~30代向け】
・SNS・YouTube・TikTokなど、デジタルかつ動画が中心。
・“今すぐ役立つ”“短時間で理解できる”タイパがよいコンテンツが好まれる。
【40~50代向け】
・新聞・雑誌・講演・書店イベントなどリアルメディアの影響が強い。
・“人生の転機”“再スタート”といったテーマが響く。
【60代以上向け】
・地方紙・ラジオ・テレビ・読書会などが効果的。
・“共感・安心・人間味”のある語り口が好まれる。
あくまで一般的な傾向で、
「これでなきゃダメ!」
というわけではありませんからね。
60代以上でもYouTubeやTikTokなどの
動画を好む層は増えていますし。
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面白いのは、
「帯を替えるだけで読者層を変えられる」こと。
帯の色味・キャッチコピーを変えると、
まったく違う印象を与えることができるのです。
ベストセラー本は機会あるごとに、
帯を変えています。
逆に帯を変えることで、
再び本に息を吹き込むこともできます。
宣伝プロモーションを成功させる最大のコツは、
「読者の顔を思い浮かべながら、
どのメディアに、どんな言葉で届けるか」
を決めること。
届けたい相手を明確にし、
その人が普段触れている情報空間の中で
出会えるように設計することが重要です。
こまでは「誰に届けるか」という戦略。
次回からはいよいよ、「どうやって届けるか」。
SNS・Amazon・クラウドファンディング・書店展開など、
実際のプロモーション戦術を一緒に見ていきましょう。
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