そういえば『一億総中流』の時代があった。
30年ほど前、 独身やったし、ヒョイヒョイ海外へ行けました。
当時、ボクは休みを取ってはバリ島へ旅行していました。
バリの友人の弟は高級なホテルのホテルマン、でも彼の当時の給与は、おもちゃ屋でサラリーマンしてたボクの約1/20、円は強かったのです。
ヒョイヒョイと海外旅行ができる時代でしたから、バリにも日本人観光客はイッパイ、バリでは物価は安いし、「旅の恥はかき捨て」と横柄な日本人、横柄でなくても明らかに現地の方を見下した日本人をチョイチョイ見かけました。
昨今の来日観光客の低モラルニュースを観ると、当時のバリの風景が浮かんで、苦笑いしてしまいます。
かく言うボクだって、バリでは日本人優越感イッパイ、日本でのありきたりの中流暮らしを忘れ、束の間のプチセレブを満喫していたわけで。
ニッポンはスバラシイ!
そやから、日本人のボクは素晴らしいんや…
日本人が日本で当たり前に暮らしていれば、幸せな日本人としてのアイデンティティーを持てるなら、それに越したことはない、 温水洗浄便座を海外に持って行って喜んでもらえたテレビ番組を観たら、ちょっと嬉しい気分にもなります。
でも最近、日本、最近住みにくいやん。
当たり前に日本人してるのに、なんでこんなに暮らしが、しんどいねん。
参議院選挙の結果、4~50代に参政党の支持、2~30代に国民民主党の支持が多かったそうですね。
もしかしたら、昔はヨカッタ『一億総中流』感を知っているや否やがこの差なのかもしれない、なんて思った次第です。
子を育てることさえ困難な若い世代は、日本人でヨカッタ昔なんて知らない、現実しかないんですから。
『日本人ファースト』で、日本が良くなると良いけれど、かつての『一億総中流』の幻を追いかけているだけなのかも。
知らんけど。
