ささやきなのに、叫び。豊島の森と『線の記憶』が、私を異次元へ連れ出した理由
こんにちは。Natuplaのカスミランです^^
豊島アート旅の2日目、ここからがまた濃かった……。
朝、お宿「CommuneStay」のキッチンに差し込む陽の光が、なんだか美しくてほっこりして……。

その光の粒子をぼーっと眺めながら、美味しいパンと自家製ジャムで朝ごはん。
これ以上ないくらい、静かで満たされた1日の始まりでした。
午前中は、海辺に佇む「心臓音のアーカイブ」へ。

ここは、世界中の人たちの心臓の音が集まる、ちょっと不思議な場所。
自分のドクドクという音を録音して、この壮大なアートの一部になれるんです。
後で館内にあるリスニングルームで、世界中のデータから採れたての自分の心音を見つけ出して聴いたときは、なんだか胸が熱くなりました。
「あぁ、私、今ここで生きてるんだな」って。
CDとしても持ち帰れるシステムは、まさに旅の「生の記録」ですね。

お昼は、緑に包まれた「島キッチン」へお邪魔しました。

古民家を再生した空間で、縁側に座って風を感じていると、時計の針が止まったんじゃないかと思うほど。
地元のお母さんたちが愛情込めて作ってくれた野菜たっぷりのランチは、野菜本来の甘みがギュッと詰まっていて、お腹も心もフル充電!

午後からは「豊島横尾館」へ。

赤いガラス越しの景色が現実を歪ませて、一気に横尾ワールドに引き込まれます。
特に、円筒状の塔の中にあった滝のインスタレーション!
吸い込まれそうな感覚に、思わず足がすくむほどの迫力です。
(こちらも館内撮影禁止のため、ぜひ行ってみてほしい!)
ちなみに、実際に使える「トイレのインスタレーション」も必見。

まるでタイムトンネルの真ん中に座っているような、なんとも言えない感覚になっちゃいますよ。
そして、少し足を伸ばして森の奥深くにある「ささやきの森」へ。

木々の間を30分ほど歩いて、ふと耳を澄ますと……どこからか「チリン、チリン」と、無数の風鈴の音が聞こえてくるんです。

この日は風が強かったせいか、その音色は「ささやき」なんていう可愛いもんじゃなくて、まるではためく短冊たちの「叫び」のよう。
激しくもどこか神聖な音の海に、気がつけば深く深く、酔いしれていました。
歩き疲れた体に、「いちご家」さんのてんこ盛りいちごパフェでエネルギーを注入!

……した後は、夕暮れの海辺へ。

「国境を越えて・祈り」に並ぶ世界の197体の子供たちの像。
それを見つめていると、世界中が愛と平和で包まれますように、と自然に手が合わさるような、そんな静かな時間が流れていました。

胸にはこの場所からそれぞれの国の首都までの距離が、

さらに「海を夢見る人々の場所」で暮れゆく空を眺めていると、「完璧な計画」なんてここではあんまり意味がないんだな、って思えてくるから不思議です。

日が暮れる頃、偶然立ち寄った古民家アート「線の記憶」で、この旅最大の衝撃が待っていました。
薄暗い屋内に浮かび上がる、真っ赤な糸の奔流!
溢れ出すエネルギーがそのまま形になったような、圧倒的なパワー。
言葉を失うくらいの美しさで、一瞬でどこか遠い異次元へ連れ去られてしまうような……そんな不思議な高揚感に包まれました。
1日の締めくくりは「カネヤ食堂」さんへ。

運良く人気の焼き餃子にありつけるというラッキーも重なって、もう最高!
ささやき、心音、そして赤い糸が紡ぐエネルギー。
目に見えない何かに、これでもかっていうくらい心を揺さぶられた2日目。
最後は熱々の餃子の美味しさとともに、大切な記憶として深く刻まれました。
さて、いよいよ明日は最終日。
この島で見つけた、ちょっとマニアックで面白い「石垣」の話や、旅を120%楽しむためのアドバイスをお届けしますね。
お楽しみに!


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