日々の記録(7)三人称の小説を書けるようになりたい
今、イギリスの作家、イアン・マキューアンの『アムステルダム』(新潮文庫)を読んでいるのだけど、文章の上手さにしばしば思考が止まり、それを書き写したい衝動に駆られる。
もちろん文章の上手い作家はたくさんいるけれど、自分がこういう文章を書けたら、と思うような、憧れを抱く作家は多くはない。
その中で、この作家の文章は、三人称で地に足がついており、具体的なものから抽象的、いや象徴的な描写を巧みに織り込み、そこに使われる比喩も的確。素晴らしいと思う。
もちろん私は英語をすいすい読めるわけではないので、翻訳者の方の良いお仕事に支えられて届けられたものだろう。
物語としても非常に面白いし、過剰過ぎないが鋭い心理描写も学びたいと思わされる。
図書館で借りたけれど、もう途中で自分で購入しようと決めた。
こういう出会いは大事にすべきだと思う。
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