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「生はちみつ」「非加熱」とは何か。表示の意味を整理する

こんにちは。かの蜂のミツコです。

はちみつ売り場に立つと、「生はちみつ」「非加熱」「完熟」「純粋はちみつ」——いろいろな言葉がラベルやポップに並んでいて、「これって何が違うの?」と立ち止まってしまうこと、ありませんか?私も以前は、なんとなく雰囲気で選んでいました(^^;

今日は、はちみつ表示でよく見るこれらの言葉が、それぞれ何を指しているのかを、できるだけ正確に整理してみたいと思います。意味がわかると、はちみつ選びがちょっと楽しくなりますよ。


「非加熱(生はちみつ)」とは、扱う温度の話

まず「非加熱」「生はちみつ」、英語では「Raw Honey(ロウハニー)」と呼ばれる言葉から。これは、採蜜してから瓶に詰めるまで、高い温度をかけずに扱ったはちみつを指す呼び方です。

目安として、おおむね42〜43℃以下で取り扱われたものが「非加熱」とされています。これは、ミツバチが暮らす巣の中の温度(35〜40℃前後)を超えない範囲、という考え方です。ミツバチのそばにあったときと同じくらいの温度のまま、瓶に届ける、というイメージですね。

ではなぜ、わざわざ加熱するはちみつがあるのでしょう。

一般的な加熱処理には、結晶化しにくくしてサラサラの状態を保ったり、色や香りを均一に整えたりといった目的があります。
実は、かの蜂のはちみつも「冬でもサラサラして結晶しにくいのですが、本物ですか?」というお問い合わせをいただくことがあります。固まらないと「加熱されているのでは?」と心配になりますよね。

でも、ご安心ください。
かの蜂では、結晶を嫌がるお客様が日常で使いやすいよう、高い熱をかける代わりに、目の細かいメッシュ(フィルター)で丁寧に蜜を濾過しています。
結晶の“核”になる花粉などをあらかじめ綺麗に取り除いておくことで、非加熱のままでも結晶しづらい、サラサラで扱いやすいはちみつに仕上げているんです。

なお、はちみつには昔から伝わる扱い方として、高い温度を避けるとよい、という考え方があります。結晶化したはちみつを戻すときも、目安は45℃前後のぬるめの湯せん。ぐらぐら煮立てるのではなく、ゆっくり温度をかけすぎないように、というのが基本です。

※「酵素」や「栄養成分」が温度でどうなるかについては諸説あります。ここでは効果を断定せず、「高い温度を避けて扱うのがはちみつらしい付き合い方」という程度にとどめておきますね。

「完熟」は、採蜜のタイミングの話

次に「完熟」。これは「非加熱」とよく一緒に語られますが、実はまったく別の話なんです。ここを区別すると、ぐっとわかりやすくなります。

完熟というのは、ミツバチが巣の中で羽をばたつかせて蜜の水分をしっかり飛ばし、糖度が十分に上がった状態を指します。この、蜜が十分に熟すのを待ってから採蜜したものが「完熟はちみつ」です。

ここで大事なのは、人の手で水分を「濃縮」しているわけではない、ということ。あくまでミツバチ自身が羽ばたいて水分を飛ばし、自然に糖度を高めてくれているのを、養蜂家が見極めて待っている、という流れです。

つまり——

  • 完熟 … 蜜が十分に熟すのを待って採蜜する、「採蜜のタイミング」の話

  • 非加熱 … 採ったあと、高い温度をかけずに扱う、「採蜜後の処理」の話

このふたつは別々の概念なので、「完熟だから非加熱」「非加熱だから完熟」と自動的にイコールになるわけではありません。それぞれ別のこだわりポイント、と覚えておくと整理しやすいです(^-^)

ちなみにかの蜂は、この完熟はちみつを中心にお届けしています。福岡・八女の鹿野養蜂園では、夜の間にミツバチが羽を動かして水分を飛ばすのを待ち、早朝から採蜜に向かう——そんなふうに、熟すのを待つことを大切にしています。

「純粋はちみつ」「名称:はちみつ」とは

もうひとつ、ラベルでよく見る「純粋はちみつ」という言葉。これも誤解しやすいので整理しますね。

実は、日本のはちみつのラベルに法令上きちんと表示されるのは、「名称:はちみつ」という表記が基本です。「純粋はちみつ」「生はちみつ」といった言葉は、法令で必ず書かなければいけない必須の表示ではなく、一般的な呼び方・業界での言い方なんですね。

では「純粋」かどうかはどこで見分けるかというと、原材料名の欄です。原材料にはちみつ以外(砂糖や水あめなど)が書かれていなければ、一般に「純粋はちみつ」と呼ばれるものになります。逆に、はちみつに糖類を加えたものは「加糖はちみつ」という別の加工品のカテゴリーになります。

ラベルを見るときのちょっとしたコツは——

  • 一括表示の「名称」 … 「はちみつ」と書かれているか

  • 原材料名 … はちみつ以外のものが入っていないか

  • 原産国 … どこで採れたものか

この3か所を見るだけで、その瓶がどんなはちみつなのか、かなりはっきりしてきます。次に売り場に立ったとき、ぜひ裏のラベルをくるりと見てみてください。


「完熟」を、まずは一本から確かめてみる

言葉の意味がわかってくると、次は「実際にどんな味わいなんだろう?」と気になってきますよね。そんなときにおすすめなのが、かの蜂の「国産百花蜂蜜」です。

かの蜂の国産百花蜂蜜はレンゲの花や菜の花、山の花など色々な花が咲き乱れる春先にミツバチたちが集めてきた蜂蜜です。香り、うま味ともに舌触りまろやかで後味もスッキリとしています。

今日整理した「完熟」「非加熱」という言葉どおりの味わいを、確かめてみてください。

【国産蜂蜜】国産百花蜂蜜500g(とんがり容器)

※香りや甘さの感じ方には、人や体調、気候によって個人差があります。


まとめ

最後に、今日整理した言葉をおさらいしますね。

  • 非加熱(生はちみつ/Raw Honey) … 採蜜から瓶詰めまで、おおむね42〜43℃以下で扱ったもの。「採蜜後の処理」の話

  • 完熟 … ミツバチが羽ばたいて水分を飛ばし、しっかりと糖度が上がった完熟状態になるのを待って採蜜したもの。「採蜜のタイミング」の話

  • 純粋はちみつ … 一般的な呼び方。ラベルの法令表示は「名称:はちみつ」が基本で、純粋かどうかは原材料名で確認できる

言葉の意味がわかると、ラベルの裏を読むのがちょっと楽しくなります。そして、せっかくなら「完熟」のはちみつを、ひとさじから味わってみていただけたらうれしいです(´꒳`)

皆さんも、次にはちみつを手に取るとき、瓶をくるりと裏返してみてくださいね。


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かの蜂オンラインショップ
https://www.kanohachi.jp/
※はちみつの効能や作用には個人差があります。その効能や作用を約束するものではありません。はちみつの使用にあたっては自己責任でお楽しみください。
※1歳未満の乳児にははちみつを与えないでください。

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