「弱さを見せる勇気」が、教員からの信頼を一気に高める
「管理職は弱みを見せない」——これは、長年の暗黙のルールだった。しかし、もうこの時代は終わった。
ハーバード・ビジネス・スクールのブレネー・ブラウン教授の「ヴァルネラビリティ(弱さ・脆弱性)」研究では、自分の弱さを適切に開示するリーダーの組織は、心理的安全性が約2倍高く、メンバーのエンゲージメントも高いことが示されている。
弱みを見せないリーダーは「完璧な人」に見えるが、実は近寄りがたい存在だ。逆に、適切に弱さを見せるリーダーは「人間味があり、信頼できる」と評価される。
具体的に「見せていい弱さ」とは何だろうか。
自分のミス・失敗
わからないこと
迷っている判断
個人的な苦労(病気、家庭の問題など、業務に支障がない範囲で)
過去の挫折経験
「見せるべきでない弱さ」とは何だろうか。
組織判断への絶対的な迷い
教員や子どもへの嫌悪感
不適切な感情(特定の人への怒り)
守秘義務に触れる情報
ブラウン教授は言う。「弱さを見せることは、最強の勇気である」と。
これは、強がるリーダーには絶対にできない。本当の自信を持つリーダーだけが、できる。
文部科学省「校長と教員の信頼関係」(2022)では、適切に自己開示する校長の組織では、教員からの信頼度が約40%高いことが示されている。
弱さを隠す管理職より、見せる管理職の方が、実は遥かに強い。
——弱さを見せられる管理職こそ、本当に強い。
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