見出し画像

ミミズの定年帰農その12(2026年7月)

ライムギマルチの効果

4月19日、5月9日、5月20日と時期を変えて庭のライムギをフットクリンパーで倒したわけだが、最初の2回は時期としては早すぎて、抑草効果が弱かった。カバー写真にしたのは5月20日に倒したところで、白っぽく見えるのは米ぬかを撒いたところ(我ながら乱暴な撒き方と反省)。
ライムギは今回初めて使った品種で、しかも松江で栽培するのも初めてだったので、本当は6月になってから押し倒したかったが、生育段階から判断すると5月終わりがクリンプの適期のようだ。

4月19日に倒したところ。真ん中で横向きに地面を覆っているのがライムギ。何度か雑草を抜いたので、今は草があまりないように見える。
5月9日に倒したところ。アオジソが大量に発芽。これは昨年育ったアオジソのこぼれダネと思われる。だとすると、シソはライムギで抑制できない?
5月20日に倒したところ。カバー写真と同じ日に倒したが、そこよりはやや雑草が生えた。

いずれにせよ、「夏になると草が大変」ということはまったくなくて、管理はとても楽になった。

モグラとダンゴムシ

ただ、今年もモグラが5月から6月終わりにかけて大活躍して、困った。生物多様性の一員として尊重したいのだが、ちょうど苗のところを通ると、さすがに作物の生長が遅くなる。対策としてトンネル潰しと木酢液やコーヒー粕を要所に撒いたが、あまり効果はなかった模様。7月になって、ようやくいなくなった。

もっと困るのは、相変わらずダンゴムシである。

プリンカップを縁が地面と同じ高さになるように埋めておくと3日ほどでこの状態に。我が家では貴重なタンパク源としてコンポスターに入れる。

この春は基本的に苗でしか栽培ができていない。苗を植えても、地上部にちょっとでも傷があるとそこから食べるようだ。ニンジンはすべてやられ、ゴマの苗は15本植えて5本しか残っていない。

以前から庭に生えていたイチゴは、昨年からの管理の変化のおかげもあって結構増えたのだが、実が赤くなるかならないか位の時に、ダンゴムシの餌食になる。そこで、こまめに見てまわってダンゴムシより早めに収穫をしなくてはならない。

ダンゴムシを食べる捕食者諸君、早く増えてくれ。

ライムギマルチとソバ

ライムギマルチの上からソバのタネを播いてみた。

6月の始め、ライムギを倒したところに1列にソバを播いて、軽く叩いてタネが下に落ちるようにした。ソバの発芽は良好で、しかも他の雑草はほとんど生えない。手前に見えるのはダンゴムシ用のピットフォールトラップ(プリンカップ)。

結構良いでしょう?

カバークロップマルチの上から普通の播種機で播いても、タネがマルチの間を通って地面までたどり着けば、うまく発芽するのではないか?

ダイズの栽培では帰化アサガオの蔓延が問題となっているらしいが、先行研究を見る限り、不耕起にすると帰化アサガオの発芽は抑制されるらしい。

ソバを8月ごろ播種する場合、ライムギでは倒してから時間が立ちすぎて、雑草も生えそうである。では、そのかわりに何をマルチとするかが問題だが、エンバクやイタリアンライグラスが使えそうである。大型機械の場合、クリンパーがないとよく言われるが、カバークロップが繁茂しているところに先に普通の播種機でタネを播いて、そのあとに草を刈ればよい。このとき、タネは土に入らなくても良いので、不耕起専用の播種機は不要である。

おっと、家庭菜園から話題がそれたが、地面で起きていることの理屈は共通だ。

いいなと思ったら応援しよう!