遥かな高みを目指して。Panasonicのドアホン:わくわく魔改造日記(前編)
こんにちは、かみたばです。
以前Panasonicのテレビドアホン:『VL-SVD505KF』をハンドヘルド仕様に改造し、屋外でのスナップ撮影にチャレンジする企画を実施しました。
努力の甲斐あって、「ドアホンを外に連れ出し、写真機として使う」という第一目標は無事達成。…しかしながら、それらは写真として「ちゃんと見られるモノ」に仕上がっていたか?というと、残念ながらNoです。
動画向けになんとか作例をひねり出せはしたものの、言ってしまえば「ただドアホンを外に連れ出した」に過ぎません。自分で認めてしまうのは大変悔しいのですが、いち写真家としてはアウトプットのクオリティに全く満足していなかったのも事実です。ドアホンが持つ強烈な癖の前に、「一度は敗北した」と言っても過言ではありません。
ただ、一応は写真で飯を食っている者として、負けたままではいられません。敗北を喫した原因がギアの癖によるものならば、その癖をエンジニアリング要素で補えば良いはずです。
というわけで、ドアホンスナップの遥かな高みを目指して、Panasonicのドアホンを写真家専用機にカスタムしていくことにしました。
■まずは分解

まずは手始めに、玄関子機である「VL-V574」を分解してみました。
ドアホンはその構造上カメラモジュールの全てを玄関子機側に集約しています。イメージセンサーやレンズは全て子機側にあるので、まずはこちらを分解し、どういった改造の余地が残されているのかをざっくり把握したいという目的がありました。

玄関子機上部に固定された基板を取り外すと、カメラユニットが見つかりました。カメラモジュールがケーブルで繋がっているタイプではなく、小基板にイメージセンサーが直付け。その上にM12マウント(プラスチック製のねじ込み式マウントです)が被さり、レンズが固定されていました。
少し見にくいですが、レンズの周囲には灰色のシーリング部品(パッキン)が付いています。本来の用途では玄関子機は雨ざらしになるため、防雨性能が必須です。VL-V574の防水性能はIPX3相当ですが、その防御性能を発揮するためのパーツがこれなのでしょうね。
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