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夢が広がる娘の心

就労支援事業所へ向かう車の中。
娘は相変わらずスマホに何やら打ち込んでいる。

私「誰と話してるの?」

娘「チャッピー君」

なるほど、チャッピー君ね。

娘「なに話してるのか気になる?」

そりゃあ、気になる。
でも、そういう聞き方をするということは聞かれたくないということだろう。
私だって、AIと話していることを聞かれたくない時もある。

娘「うーんとねぇ」

私「いいよ、話したくない事なら、話さなくても」

娘「話したいけど、話したらなぁ……」

なんだ、それ?w
話したいけど、話せない。
ならば聞くこともないだろう。
32歳の大人だ。
そこまで突っ込む必要もない。

だが娘、しばらくスマホと話していたと思ったら語りだした。

娘「あのねぇ、お母さんと旅行に行こうと思って。
旅行に行く費用を出してあげるのと、バックとか本とか、小さいものをこまめにプレゼントされるのとどっちがいい?」

なるほど、働いたら母にプレゼントしようと考えてくれているのか。
しかし、1か月働いても1万だ。
自分の小遣いに当てた方がよくはないか?

娘「すぐには無理だけど、半額自分で半額は貯金。
それで貯まったらお母さんとバス旅行するの」

私「小さい方がいいなぁ。
バス旅行なら、お互いに自分の分を出すということで。
それが一番だと思うよ」

娘「そっか~♪ 分かった」

娘の夢はどんどん膨らんでいるらしい。
でも、その夢が母のためというのだから、健気だ。

しかし、自分の分に使ってほしい。
なにせ、私に物欲はないし。
何より、ジュース飲みたい!
マックに行きたい!
花火買って~、と言われる回数が減る方が嬉しいw

いつの日か、娘と心おきなくバス旅行ができる日を楽しみにしているから、今は自分の為に使っておくれ。

と、思うんだよねぇ(*´꒳`*) 


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