【愛犬】小さなお葬式
昨日は、しゅうちゃんのお葬式でした
火葬車が来るまでの時間
娘と2人であんなことがあった
こんなことがあったと話しました
寝ているように見えるしゅうちゃんは
布団の上にいます
どんなに堅くなって冷たくなっても
身体を触ればふわふわの体毛
手も足も堅いのに、耳は柔らかく
肉厚の耳が生きているようです
生きていた時は、耳を触ると
「触るな!」
と怒られてたのに
今はもう、そんな険しい顔も見れません
肉球もぷにぷに
堅かったはずの肉球が
まるで生まれたての赤ちゃんのようです
そしてやってくる電話
「家の前に到着しました」
という知らせ
とうとう、本当のお別れです
布団を引っ張り玄関へ
すると、今まで静かだった弟たちが騒ぎます
その声は
「しゅうをどこに連れて行くんだよ!」
「しゅうを連れて行くな!」
「やめろ!」
そう叫んでいるのが分かりました
だからって、火葬しないわけにはいかない
考えてみれば、自分たちの感情ばかりを優先し
弟たちの気持ちなんて考えてなかった
弟ワンコたちが穏やかだったのは
しゅうちゃんの遺体がベッドにあったから
例え冷たくなっても、堅くなっても
しゅうがここにいる
それが大事なことだったのでしょう
事情も説明しないまま
葬儀の方がいらしたために
そのまま引き渡しました
なんて身勝手なんでしょう
弟ワンコに、最期の別れもさせず
ちゃんと理解させることもせず
戻ってきた時には
粉骨状態
庭に埋めるために、粉にしたしゅうちゃんは
グレーカラーのそば粉のようでした
葬儀社さんが
「最期までいい子でしたよ。
暴れることもなくて」
ああ、生前も
あの子は手のかからない子だったな
吠えることもなくて
小さな子を可愛がって
ほどほどの距離をとる
本当に、最期までいい子だったんだな
その後、スマホに収められている写真を印刷し
額に収めました
いくつもの顔をしたしゅうちゃんがそこにいます
その写真を見ながら娘が言います
「どんなに悲しいと思っても、タマ(亡ねこ)の時は
翌日には歌うことができたんだよ。
でも、今は大好きな歌も歌えない。
他にも犬がいるからって気持ちになれないんだよ。
しゅうちゃんの存在って、ものすごく大きかったんだね」
その通りです
私も大好きな読書ができません
気を抜くと、ぼんやりと空を見つめ
これがペットロスというものかと思います
しゅうちゃんと出会えたからこそ
犬が好きになり
しゅうちゃんだからこそ、思いが変わった
もちろん、残ったワンコが可愛くないわけじゃありません
残った子たちを、後悔のないように
最大限愛していきたい
ただ、そこにしゅうちゃんがいないのが辛いだけ
できることなら、しゅうちゃんに似た子を迎えたい
でも、私の年齢ではそれは無理でしょう
それに今、他の子を迎えたら
また同じことの繰り返しになります
だから、迎えることはできません
それでも――
しゅうちゃんに会いたい
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