愛犬の病気と寿命
我が家には、3匹の犬と猫が1匹いる
長男のおじいちゃん犬が15歳だ
15歳ともなると、そろそろお別れが迫ってくる
分かってはいたが、まだまだ元気に生きてくれると思っていた
それが昨日(2026年3月9日)のことだ
口から血が垂れた!
呼吸も荒く、これは絶対におかしい
そう思った私は、即座に病院へと走った
この日、娘は用事があり
婿も遊びに行くということで
動けるのは私だけ
長男犬は14.5キロという体重で
体力の落ちている私には大変重い
しかも、我が家は玄関から地面に降りるまでに階段がある
抱っこして、玄関を開け階段を降り車に運びこむ
これは大変な作業だった
何よりも、長男犬を落としたら大変というのがあり
自分が転ぶことよりも、犬をいかにして守るかだ
なんとか転ぶこともなく、車に乗せることができ
病院に到着すると、先生に状況を説明
先生も顔を曇らせた
その後、丁寧な診察が続き
エコーやレントゲンを受けて肺に影があることが分かった
「肺水腫だと思うから、利尿剤を注射するから。
それでよくなることもあるけど
ならなかったら……」
よくならなかったら、癌だという
そうなったら、手術もできない
場所という問題もあるが
年齢的な問題が大きい
痛い思いをさせて、手術中に亡くなることもある
ならば何もせず、いつもと変わらない生活の中で
ゆるゆると最期の時を迎えさせてあげたい
こうして利尿剤をお尻に打たれた
「痛いけど、我慢してね」と声をかけた
長男犬は「ひー」とも「わん」ともいわず
お尻に受ける注射を耐えてくれた
先生「いつ亡くなるかは分からないから」
肺の影が広くにあり、血を吐いていること
立っていることもできない状態のため
そのような診断になったのだろう
私「今週は、出かけないとならないのに……。
タイミングが悪いよ」
先生「家に誰もいないの?」
いるにはいるが、長男犬が安心できる相手ではない
様子を見てくれることはできても
病気の犬からしたら、私が一番だ
先生「……飼い主が帰ってくるのを待っててくれることもあるから」
それって、慰めですか?
確かに、飼い主が帰ってくるまで
天国に旅立つのを待っているという話は聞く
だが、本当なら長男犬が亡くなるまでは
家を空けたくない
一分だって、寂しい思いをさせたくない
しかし、人間として生きている限り用事はつきもの
本当にタイミングが悪い
いずれは来ることだと分かってはいるけど
タイミングが悪すぎる
こうして、再度重い長男犬を抱っこして
移動の末に家に連れ帰ることができた
絶対安静だと言われても
犬にそんなのが通用するはずもなく
人間が起きているときは、動こうとするたびにストップをかけたが
深夜となり、私が布団に入ると
足音が聞こえる
誰だろうと、そのたびにライトを照らし
(あ、次男か……長男は? 寝てるな)
と確認を繰り返した
だが、明け方またしても足音がする
やっと眠りについた私は、即座に目を覚まし様子を確認
すると夕刻よりもしっかりした歩き方だ
どうやら注射が効いたらしい
良かった……長くはないとしても
少しでも楽でいて欲しい
朝になり、長男犬を見てみると
頭を上げてこっちを見ている
さらには、しっかりした足取りで私を追いかけてくる
私「安静にしてないとダメだよ。お願いだからベッドにいて」
そんな言葉が通じるわけもない
いや、言葉は通じていても、心は私のそばを離れたくない思いで
いつものように後を追う
老い先短いこともあり
最後に好きなものを食べさせてあげようと
玉子豆腐を朝食にだすと、ぺろりと食べてしまった
ならばカニカマをと出したら
一袋ペロリだ
次男犬にあげようとすると
あげちゃダメ! というように
私の手を噛んできたw
いやもう、ここまで元気になってくれたなら
手を噛まれるくらいどうってことはない
今日は薬を貰いに先生のところにいくのだけど
帰りにカニカマを大量買いして来ようと思う
天国に召されるときは、
カニカマを持って行かせてあげたい
ところで次男犬と三男犬、そして猫もいる
こやつらは、長男犬の状態が悪いのが分かるのだろう
長男犬ばかりがたくさんカニカマを食べても
文句を言わなかった
やっぱり家族なんだな
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