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注文の多い娘の弁当

心を込めて、お昼が楽しくなるように、品数も多く作る。
サラダは絶対に必要だし、ご飯の量は増やせない。

糖尿病であることを考え、それでいながら満足する弁当。
それは結構大変なことだ。
それでも娘の為にひたすら作る、のだが……。

娘「ウインナー入ってた~♪」

うん、入れた。
ミッキーのピックに刺して、ほんの少しだけど入れたね。

娘「美味しかった!」

それは良かった。

娘「毎日入れて!」

却下!

娘「え~」

ウインナーは結構高い。
弁当に入れるのは少しでも、作るとなると一袋使ってしまい、朝食に出したりする。

毎日入れるとなれば、それだけで100円を超える。
経済的に無理。

娘「フルーツに梨が食べたい!」

まぁ、入れるのはいいけど、梨なら1/2が糖尿病の適正量だ。

娘「それでもいいよ」

しかし、1個195円。
税込みにしたら200円を超える。

まずはミカンを食べ終わってからにしてくれ。

娘「え~~~」

え~~~じゃない!

娘「お弁当足りないから、もっと入れて欲しい」

だったら、ご飯をおにぎりにして、ご飯入れるところもおかずに……。

娘「いやだ! ご飯はご飯のままがいい」

はあ……さいですか……。

じゃあ、別のタッパーでおかずを増やすか。

娘「うん♪ そのタッパーには、ブロッコリーいっぱいがいい!」

経費が……食費が……。
弁当代だけで我が家の家計が火の車だ。

私「お弁当より、みんなと同じものの方がいいんじゃないの?」

娘「ううん。みんなは並ばないとご飯にならないけど。
私はお弁当を開いたらすぐに食べられるから、その方がいい」

左様かw
きっとそこには、お母さんが作ってくれたという思いと、野菜が豊富で安心というのがあるのだろう。
それに味付けも。
糖尿娘は、とにかく薄味。

健康な人が食べたら、味がしない! と思うほど。
私自身薄味だから、苦になることもなく、糖尿病食へ移行できたのだが。
確かに、給食だと味付けは濃くなる。
娘には合わない。

お昼ご飯が楽しくなれば、午後の仕事も頑張れる。

働いてた時、お弁当が楽しみだったなぁ。
という事を思い出し、注文の多い娘の為に頑張ろうと、財布に呟きかけた。

財布「そうはいうけどさ、僕は打ち出の小槌じゃないからね」

はい、それはもう、重々理解しております。。。。


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