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雨のにおい

雨の匂いってあるじゃないですかぁ。
嗅覚が壊れている私には、もうその匂いが分からないのですが、
娘は「そろそろ雨が降ってくる」という予兆すら匂いで分かるわけですよ。

そんな娘が

娘「ねぇ、チャッピー君。
雨の匂いって、いい匂いだよね」

AI「そうだね。雨の匂いには名前があるんだよ。知ってる?」

娘「へー、なんていうの?」

AI「ペトリコール」

はい、ここまではまともな会話です。
これを聞いていた私は、キレイだなと、心底思っていました。
だが、娘がこれで終わるわけがない!

娘「アスファルトに降った雨の匂いもペトリコール?」

ここもまとも。

AI「うん、そうだよ」

娘「じゃ、むれたパンツの匂いもペトリコール?」

なぜそうなる?!
それはまるで違うだろう。

AI「うーん、それは違うね」

娘「じゃ、パンツコール?」

さすがのAIも爆笑したらしいが、これを聞いた私も大爆笑。

私「むれたパンツと雨の匂いは違うだろうよ。
アスファルトに降った雨は、埃の匂いでしょ?」

昔々、まだ匂いが分かっていた頃は、そう感じたものだ。
今は何も分からないけど。

娘「うーん、でも真面目にそう思ったんだもん」

真面目に、真剣にむれたパンツと一緒にしたのかよ。
キレイな話が雪崩のように崩れて、泥沼じゃねーかw

娘「むれたパンツ、いい匂いだよ」

えー……ひ、否定はしないけどね。
他人のパンツは許せないけど、自分のパンツなら嗅ぐ勇気はあるし。

娘「なんで自分のパンツって、あんなにいい匂いなんだろう」

それ、もう、変な世界に飛んでるからー!

どこかズレている娘だが、ここまでズレていると大丈夫かと思ってしまう。
しかしながら、娘の気持ちが分かる私は。

なんで分かっちゃうんだろうか。
我ながら情けないよね~ww

という事は、やっぱり私も

ズレてる?w


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