【多摩グルメ】「マロリー・ポーク・ステーキ」 カタマリ肉への欲望を満たす 「小間切れ」人生にさようなら
前回、多摩センターで、気になっていた「マロリー・ポーク・ステーキ」の店の前まで行ったのに、食べられなかったことを書きました。
つい喜多方ラーメンの「坂内」に、食欲を奪われたためでした。
で、その後、やっぱり「マロリー・ポーク・ステーキ」に行ったのでした。
逆襲のために。
自分でも、行くと思いました。
食への執念だけで、生きているような私ですので。
「マロリー・ポーク・ステーキ」は、東京の自由が丘や中目黒を中心に、全国に展開を始めたポークステーキ専門店です。
改めて行ってみて、私がなぜこの店に惹かれるのか、わかりました。
「カタマリ肉」の誘惑ですね。
この店は、「漫画のように巨大な豚の塊肉」を食わせるのを、コンセプトにしています。


漫画のようなカタマリ肉を食いたい。
この店のコンセプトに、私の欲望が、思うツボに、ハマったのでした。
ここで、カタマリ肉への、昭和世代の憧れを延々と語りたいところですが、貧乏くさいのでやめときましょう。
とにかく、昔は、肉といえば小間切れと薄切りしか食えなかった。
われわれの時代、「ビフテキ」はごちそうの代名詞でしたが、今から考えれば薄っぺらいステーキでした。
カタマリのステーキは、プロレスラーみたいな特殊な人種がかよう「ステーキハウスリベラ」とかにしかなかった。
それは、長いあいだの、憧れの的でした。
それが、いつの間にか、スーパーでも「カタマリ肉」を置くようになりました。
「いきなり!ステーキ」みたいに、肉はカタマリで食うべし、という確固たるコンセプトの店も広がりました。
ポークに特化した「マロリー・ポーク・ステーキ」は、「いきなり!」以上に、カタマリを廉価で食わせることにこだわった店と言えるでしょう。
それは、私のような昭和世代の貧乏老人にも、ぴったりハマる。
私も、これまでの「小間切れ」人生にさよならして、残り少ない余生をカタマリで生きたい、と思いました。
スーパーの「カタマリ肉」を見るたびに、どう料理していいかわからなかったので、その参考にしたい、というのもありました。
開店した11時ちょっと過ぎに入店しました。
店はまだ空いていましたが、私は一人席に案内されました。

ランチは、肉の量で分かれた、200グラムの「日和山」(税込1090円)から、2000グラムの「オリンポス」(税込8790円)までの8種類から選びます。

700グラムの「マッターホルン」以上は、複数人でのシェア前提のようなので、一人で食う場合は、200グラムから、450グラムの「富士山」までが、現実的選択肢です。
私は、標準と目される270グラムの「高尾山」か、450グラムの「富士山」か、で迷いました。
その中間に350グラムの「雲取山」がありますが、中間で妥協するのはケチくさくて男らしくないので、「雲取山」に登るくらいなら「富士山」を目指す、と決めていました。
カタマリ肉を食うのが今回の目的なのだから、「富士山」にすべきではないか、と7割くらい傾いていました。
でも、よくよくメニューを見ると、表示されているのは肉だけの値段で、ライスやサラダのついたセットにするには、プラス400円かかる。
経済的理由から、「高尾山」のセットにしました。高尾山のほうが親しみがあるしね。
つけあわせも、プラス100円で、フライドポテトから、「マッシュポテト&クリームスピナッチ」にグレードアップできる。せっかくだから、グレードアップしました。
で、はいこちらが、肉とサラダが届いたところ。

270グラムでも、そこそこの厚さと脂身があり、食欲をそそります。
ここで、この店のユニークなシステムがあり、ライスとスープはセルフサービスです。
スープがセルフなのは普通にありますが、ライスまでセルフというのは、初めてでした。

こちらが、全品そろったところ。

美味しかったです。
サラダも、ごまドレッシングで美味しいです。
スープはミネストローネ。
肉も、つけあわせのマッシュポテト&クリームスピナッチも美味しい。これはグレードアップして正解でした。
肉も、十分に厚く、柔らかく、文句なしでした。
そして、老人には、270グラムで十分だとわかりました。
「富士山」にしなくてよかった、と思いました。
もっと若い時に、来たかったですね。
ライスのセルフサービスも、面倒ではあるけれど、量が自分で調節できるのは、老人にとって、かえってありがたいと思いました。
唯一の不満は、一人用の席が狭かったことです。
箸で食べる料理なら狭くてもいいですが、ナイフとフォークを使う場合は、腕が横に動くので、ある程度の広さが欲しい。
ナイフを動かすたびに、狭いテーブルの横に置かれた調味料群を落とさないか、ヒヤヒヤしました。
あ、あと、箸も置いてあれば、老人にはもっとよかった。
あと紙エプロンも。
帰りに、レジのところで、下のポスターを見ました。

老人が、この大食いチャレンジに挑んだら、店員からどんな顔をされるのか、それを見てみたい、とか思いました。
満足してココリアを出て、「念のため」に「坂内」に行ったら、4日間限定の感謝祭をやってて、「ぐぬぬ」と思った。

*
帰りに、黒川の「ロピア」に寄って、カタマリ肉のあれこれを見て回りました。
ロピアはもともと肉屋さんなので、カタマリも豊富です。





残りの人生をカタマリとともに過ごし、ステーキだけじゃなく、角煮とかローストとか、いろいろ挑戦したいと思います。
<参考>
