プロンプトで何が変わるのか、画像を見ながら勉強した回
画像生成をしていると、
「なんとなく良くなった」「なんとなく違った」では終わらせたくない時がある。
今回がまさにそれだった。
最初にあったのは、
花束で顔を隠した男性と、背中の大きく開いたドレスの女性が寄り添う、
とても雰囲気のある一枚。
【画像①】元の黒ドレス版

この時点でも十分素敵だったのだけど、
今回はここから
キャラクターに寄せてプロンプトを組み替える
ドレスの色を変える
光を順光に変える
ハートの光を入れる
という調整をしながら、
**「プロンプトを変えると何が変わるのか」**を見ていった。
かなり勉強になったので、記録しておきたい。
まず、キャラに寄せると“ただの綺麗”から変わる
最初の画像は、黒ドレスに赤い薔薇、黒いタキシードという組み合わせで、
とてもクラシックで大人っぽい雰囲気だった。
ただ、ここから「うちの子っぽさ」や
もう少しこちらのイメージに寄せるために、
プロンプトを組み替えた。
たとえば、雰囲気の重さ、やわらかさ、人物の印象、
服の色の方向などを調整していくと、
同じ構図でもかなり印象が変わる。
【画像②】キャラ寄せ+ピンクドレス版

ここでまず大きく変わったのが、
ドレスの色。
黒から淡いピンクになったことで、
全体の空気がかなりやわらかくなった。
黒ドレスの時は、
少しシックで大人びた、夜の写真のような印象が強い。
でもピンクになると、
同じ赤い薔薇でも、
画面の中に少し甘さとやさしさが出る。
この時点で、
「色って本当に空気を変えるんだな」とかなり感じた。
順光にすると、“物語感”より“見せる写真”になる
次に変えたのが、光。
今回は順光に寄せていった。
順光は、被写体の正面から光が当たるので、
顔や服、花束が見えやすくなる。
影も比較的やわらかく、
情報が素直に入ってくる。
【画像③】順光+ハートの光を入れようとして少し違った版

順光にすると、
もともとの少しムーディーな雰囲気から、
もう少し整ったポートレート感が出る。
服の色が見やすい
花束の赤が映える
人物の輪郭がわかりやすい
全体がすっきり見える
一方で、
逆光や斜光のような“偶然性”や“映画っぽさ”は少し減る。
そのぶん、
「何を見せたいか」が伝わりやすくなる感じがあった。
今回のように、
ドレスの色や花束の存在感をちゃんと見せたい時には、
順光はかなり相性がいいんだと思う。
ハートの光を入れようとしたら、思っていた入り方をしなかった
そして今回いちばん面白かったのがここ。
「ハートの光」を入れたかった。
でも最初は、
こちらがイメージしていたのは
画面全体の演出として、やわらかくハートの光が入る感じだったのに、
生成結果は少し違った。
ハートが、
演出として画面に馴染むというより、
発光エフェクトとして花束の周囲に強く出た感じになった。
これが悪いわけではない。
むしろ可愛いし、面白い。
でも、イメージしていたのは
「その場に存在する発光」ではなく、
写真にあとからかかった光のフィルターみたいなものだった。
ここでわかったのが、
同じ“ハートの光”でも、
どういう存在として書くかで解釈が変わるということ。
シーン内の光として扱われるのか
特殊効果として扱われるのか
フィルターやオーバーレイとして扱われるのか
この違いがかなり大きい。
最後は“フィルターとしてのハート光”でイメージ通りになった
そこで最後は、
ハートの光をその場の光源としてではなく、
画面にかかるフィルター、あるいは演出オーバーレイのような方向で入れてみた。
【画像④】ハートの光をフィルターとして入れてイメージ通りになった版

すると、これがかなりイメージ通りだった。
背景や人物の上に、
ふわっとハート型の光が乗ることで、
「その場にハートが浮いている」よりも、
写真としての可愛さ、演出としての可愛さが強く出た。
これはかなり嬉しかった。
わーい!である。
しかもここで見えてきたのは、
同じハートの光でも
物理的な光として入れる
写真演出として入れる
この2つはまったく別物だということ。
自分の欲しい表現がどちらなのかをはっきりさせるだけで、
プロンプトの組み方もだいぶ変わるんだなと思った。
今回の勉強ポイント
今回の画像を見比べながら、
かなりわかりやすく学べたことをまとめるとこんな感じ。
1. キャラ寄せにすると、同じ構図でも“誰の世界か”が変わる
構図が同じでも、
雰囲気の指定や色の選び方で、
ただ綺麗な画像から“そのキャラの一枚”に近づいていく。
2. ドレスの色は空気を変える
黒はシックで大人っぽい。
淡いピンクはやわらかくてロマンチック。
色を変えるだけで、印象はかなり変わる。
3. 順光は見せたいものを見せやすい
服、花束、肌の見え方が素直になる。
ムードよりも、整ったポートレート感が出やすい。
4. “光”の指定は、思った以上に解釈が分かれる
ハートの光ひとつでも、
シーン内の発光として出るのか、
フィルターとして出るのかで結果が全然違う。
5. 欲しい演出は“どう存在してほしいか”まで書いた方がいい
「ハートの光を入れる」だけでは足りないことがある。
それが背景演出なのか、発光エフェクトなのか、
レンズフレア的なものなのか、
フィルターなのか。
そこまで整理すると、かなり狙いやすくなる。
失敗も、ちゃんと勉強になる
今回すごく良かったのは、
“失敗した”と思った工程も、
ちゃんと比較対象として残ったこと。
生成って、
うまくいった一枚だけ見ていると、
何が良かったのかが案外わからない。
でも今回は、
元の黒ドレス版
ピンクドレス版
順光+ハート光失敗版
ハート光フィルター成功版
と並べて見られるので、
何を変えたら、何が変わったのかがすごく見やすかった。
これはかなり良い勉強回だったと思う。
まとめ
今回は、
画像を作るというより、
画像を見比べながらプロンプトを学んだ回だった。
キャラ寄せで印象が変わる
ドレスの色で空気が変わる
順光で見え方が変わる
ハートの光は、入れ方の考え方で結果が変わる
こういうふうに一つずつ見ていくと、
プロンプトって“呪文”じゃなくて、
かなりちゃんと“演出の設計図”なんだなと思う。
そして最後に、
イメージ通りのハートの光になった時は、やっぱり嬉しい。
失敗もしたけど、最後は勝った。わーい。
ベースとなる構図・雰囲気のプロンプトは、こちらの投稿を参考にさせていただきました。
そこから、キャラクター設定やドレス色、薔薇、ハート型の光などを自分用に調整しています。
Thanks for the beautiful prompt inspiration.
I adapted it for my own characters and lighting study.
いいなと思ったら応援しよう!
いただいたチップは記事や教材づくりの励みになります。応援がモチベーションになって、もっと精進したい気持ちになります。有難うございます!