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結び(風)の章∞第145話|悟りの白湯

少し前に

🔗 沁みの伝承

綴らせていただいた。

その、つづき――


令和8年4月8日。

四月八日。

この日は、
お釈迦様の生誕日とされる。

その日の事――

僕は、
夢とも現ともつかぬかたちで、
不思議な世界へと誘われていた。

「天界のシャーマン・雷恩」のもとを
訪れていた。

向かいに雷恩。
手前に風志。


まず。
一杯目――

淹れたコーヒー。

これを我らは飲んだ。

ここまでは普通。

淡路。
富士山。
川端康成。
里緒家の因縁『14』の話。
……他愛のない雑談が続く。


次。
二杯目――

出されてきたのは。

何と。

熱せられた 鉄瓶

そして、

白湯

が入っていた。

なんて事はない。

ただの『水』。

実に不思議。

うまい。

――

とても柔らかい。

――

あとは、どこか、

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

削がれている――

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

化学的には
軟水化し、
まろやかに
軟らぐらしい。

ただ、
それだけでは
説明がつかない。

ここで雷恩。

「この鉄瓶は洗わない」

との事。

濡らしたまま。
自然乾燥。
放置。

すると、
次が
さらに
美味しくなる――

そう、
積み重なる

沁み――

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

さびが 沁み出る。

  ||

さびも 沁み出る。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

これだ――

これで美味いのだ――

ここで
僕は夢から覚めた。


雷恩さん。

――

『治す』

――

だったのかもしれない。

はてさて――


(あとがき)

治す(=シラス)、
ありがとうございました。


(関連サイト)

本殿[note]
👉 解と結(かい∞ゆい)
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👉 里緒|口腔多発がん 闘病の記録
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