即戦力を採ったのに活躍しない会社が、見落としていること。経験者がつまずくのは、能力ではなく「文脈」の問題です。
私がこれまでの経営経験をもとにまとめた書籍です。
「最強の社風と成長の原理 小さな会社だからこそ理念は力になる Real Style ISM」
一人で考え込まずに、次の一手を整理する。60分の無料体験コーチングはこちらから。
note記事の執筆や発信の流れを整えたい方は、こちらもご参考に。
期待して採用した経験者が、思ったほど活躍しない。
中小企業の経営者から、よく聞く悩みです。
「即戦力のはずだったのに」
そう感じたとき、原因を本人の能力に求めてしまいがちです。
ただ、私が見てきた限り、問題は別のところにあることが多いです。
「経験者だから大丈夫」が、一番危ない
即戦力という言葉には、落とし穴があります。
「経験があるから、説明しなくても動けるはず」
そう思った瞬間、受け入れ側の手が止まります。
新人なら手厚く教える会社が、経験者にはほとんど何も渡さない。
いきなり現場に放り込んで、あとは本人任せ。
これで力を出せるほうが、むしろ稀です。
力を出せないのは、能力ではなく文脈の問題です
経験者は、前の会社のやり方を体に染み込ませて入ってきます。
それ自体は財産です。
ただ、新しい会社には、新しい文脈があります。
誰がキーマンか。
何をどこまで自分で決めていいか。
言葉にされていない判断の基準。
これらが分からないと、どれだけ能力があっても動けません。
つまり、活躍できないのは実力不足ではなく、文脈が渡されていないからです。
即戦力こそ、最初は「軽い負荷」から
これは筋トレ(store.belegend.jp)に少し似ています。
ベテランでも、新しいジムで器具が変われば、まず軽い重量でフォームを確かめます。
いきなり全力で挙げれば、力を出すどころか怪我をします。
人も同じです。
経験者だからこそ、最初は小さな仕事で、この会社の進め方を確かめてもらう。
そこを飛ばすと、本来の力が出る前につまずきます。
最初の30日に、何を渡すか
入社直後の一ヶ月で渡すべきは、業務マニュアルだけではありません。
むしろ大事なのは、暗黙のルールのほうです。
困ったとき、誰に聞けばいいか。
どの判断は自分で決め、どこから相談すべきか。
過去にうまくいった例と、つまずいた例。
このあたりを言葉で渡すだけで、立ち上がりの速さは大きく変わります。
まとめ
・即戦力が活躍しない原因は、能力よりも受け入れ方にあります
・「経験者だから大丈夫」と思った瞬間、教える手が止まります
・経験者は前職の文脈を持ち、新しい文脈は別に渡す必要があります
・誰がキーマンか、どこまで決めていいかが分からないと動けません
・経験者こそ最初は小さな仕事で、自社の進め方を確かめてもらいます
・最初の一ヶ月で渡すべきは、マニュアルより暗黙のルールです
このあたりのテーマは、コーチングの現場で扱っている内容そのものです。
組織のどこから手をつけるか整理したい方向けに、60分の無料体験コーチングを用意しています。
この記事が少しでも参考になったら、「スキ」を押していただけると励みになります。
また、感じたことや自社の状況など、ぜひコメントで教えてください。
役立ったと感じたら、シェアしていただけると嬉しいです。
いいなと思ったら応援しよう!
あなたの応援が励みになります!ご購読ありがとうございます。